平成時代(後期)
平成時代(後期)
- 最終更新
- 2008-01-16T04:43:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/j_history/heisei3.html#list
- 2005(平成17)年1月1日:自動車リサイクル法施行。
- 2005(平成17)年1月12日:朝日新聞がNHKの番組の編集に際し、安倍晋三・中川昭一両衆議院議員から「偏った内容だ」として圧力がかかったと報道。
- 2005年1月17日:中国の政治家趙紫陽が死去。
- 2005年1月20日:ジョージ・W・ブッシュが2期目のアメリカ大統領に就任。
- 2005年1月29日:中国と台湾を結ぶ航空線が分断以来56年ぶりに開通。
- 2005年1月30日:イラク国民議会選挙が行われる。
- 2005(平成17)年2月12日:自衛隊、イラクへ第五派遣する。
- 2005(平成17)年2月16日:京都議定書発効。
- 2005(平成17)年3月1日:改正船舶油濁損害賠償保障法施行。
- 2005(平成17)年3月14日:マラッカ日本船襲撃事件が発生。後に人質3人(日本人は2人)は解放される。
- 2005(平成17)年3月16日:島根県議会で「竹島の日」条例が成立。韓国の反日感情が高まる。
- 2005(平成17)年3月25日:2005年日本国際博覧会(愛知万博)「愛・地球博」が開幕(9月25日まで開催)。
- 2005年3月29日:スマトラ島沖地震が再び発生。M8.7を観測し、死者は1,000人を超える。
- 2005(平成17)年4月1日:個人情報保護法全面施行。
- 2005(平成17)年4月2日:宮城県仙台市のアーケード街でトラックが暴走し、3人が死亡。
- 2005年4月2日:ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が死去。
- 2005年4月6日:モナコ公国大公、レーニエ3世死去。
- 2005(平成17)年4月9日:北京で1万人による反日デモ。デモ隊は街を荒らし日本大使館も襲撃。以後も上海等の都市で同様の反日デモが相次ぐ。日本ではデモへの抗議行動が発生、反中感情があらわになる。
- 2005年4月10日:中国浙江省で3万人を超える農民暴動が発生。前年に引き続き、中国各地で大規模な暴動が相次ぐ。
- 2005年4月19日:新ローマ教皇が決定。ドイツ人のヨーゼフ・ラツィンガーで、ベネディクト16世と名乗る。
- 2005(平成17)年4月25日:JR福知山線脱線事故が起こる。運転士含め死者107人・負傷者555人とJR史上最悪の鉄道事故となる。
- 2005(平成17)年5月1日:北朝鮮が日本海に向けて地対艦ミサイルを発射。
- 2005年5月5日:イギリスで総選挙を実施。与党労働党は議席を減らしたものの過半数を維持。
- 2005(平成17)年5月6日:日韓両国の歴史研究の合同会議が開かれ、歴史認識の違いが明らかになる。
- 2005(平成17)年5月7日:自衛隊第六次イラク派遣。
- 2005(平成17)年5月14日:自衛隊、第六次第二波をイラクへ派遣。
- 2005(平成17)年5月21日:日本政府、中国団体観光客のビザ発給を中国全土に拡大する方針を固める。
- 2005(平成17)年5月22日:中国の国家主席と日本の自民党・公明党の幹事長が会談し、靖国神社参拝と歴史教科書や台湾問題など、日中関係について話し合う。
- 2005(平成17)年5月23日:日本道路公団が発注する鋼鉄製の橋梁の工事にあたり、工事に携わったメーカーで談合が行われていた事件で、公正取引委員会は業界団体の幹事を務めたメーカー8社を刑事告発し、5月27日に14人が逮捕された。さらに道路公団にも捜索が入り、7月12日に元公団理事が、7月26日には公団副総裁が逮捕、官製談合に発展。
- 2005(平成17)年6月1日:対馬沖の日本海で、日本の排他的経済水域内で違法操業をしていたと思われる韓国の漁船を海上保安庁の巡視船が拿捕。乗組員の身柄や船内への立ち入り検査を巡って韓国側と対立。
- 2005(平成17)年6月20日:日韓首脳会談。歴史認識合意せず。
- 2005(平成17)年6月22日:改正介護保険法が成立。
- 2005年7月6日:主要国首脳会議がイギリスグレンイーグルズにて開催(8日まで)。
- 2005年7月7日:ロンドン同時爆破事件が発生。地下鉄3か所とバス1台が被害に遭い、死者は55人、負傷者は1,000人以上。
- 2005年7月10日:ルクセンブルクで欧州憲法批准の是非を問う国民投票が行われ、結果56.5%の賛成により可決。
- 2005年7月23日:エジプト同時爆破テロが発生。
- 2005(平成17)年8月8日:郵政民営化関連法案が参議院で否決される。これを受けて第2次小泉改造内閣は衆議院の解散を決め、同日衆議院は解散される。小泉首相はこの解散を「郵政解散」とする。
- 2005年8月14日:ギリシャ北部の山中にヘリオス航空のボーイング737型機が墜落。121人死亡。
- 2005(平成17)年8月17日:郵政民営化法案に反対した綿貫民輔・亀井静香らが国民新党を結成。
- 2005(平成17)年8月21日:郵政民営化法案に反対した小林興起らが田中康夫長野県知事を代表に据えて新党日本を結成。
- 2005年8月24日:ペルー国営タンス航空のボーイング737-200型旅客機が、ペルー中部プカルバ付近のジャングルに墜落、炎上。
- 2005年8月26日:ハリケーン「カトリーナ」がアメリカフロリダ州に上陸。8月29日にはカテゴリ4の強さでルイジアナ州ニューオーリンズに再上陸。約1,200人の死者を出し、ニューオーリンズでは、取り残された市民により略奪が発生。避難先でも、感染症や衰弱死、性犯罪などが多発する惨状となる。原油価格は高騰し、ブッシュ政権の支持率は急落。
- 2005(平成17)年9月11日:第44回衆議院議員総選挙投票日。自由民主党が296議席という記録的な圧勝、与党が衆議院の3分の2超の議席を獲得。民主党は議席を大幅に失い、岡田克也代表が辞任。郵政民営化反対派は33人中16人が敗北。投票率は67%超と前回を大幅に上回る。
- 2005(平成17)年9月17日:民主党代表選で「脱労組」を掲げる43歳の前原誠司が、元代表菅直人を2票差で破り代表に選ばれる。
- 2005年9月18日:ドイツ連邦議会の総選挙が実施される。社会民主党などの連立与党と、キリスト教民主同盟を中心とする野党・保守連合のいずれも過半数を獲得できず。
- 2005(平成17)年9月21日:第163回特別国会召集。小泉純一郎自民党総裁が第89代内閣総理大臣に指名され、同日第3次小泉内閣が発足。
- 2005(平成17)年9月30日:小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対し、大阪高等裁判所は高裁としては初めて違憲であるとの判断を示す。前日の29日には東京高裁が私的参拝であるとの判断を示しており、高裁での判断が分かれたこととなる。
- 2005(平成17)年10月1日:日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団の道路4公団が民営化。
- 2005年10月1日:インドネシアバリ島で同時爆弾テロ発生。
- 2005年10月10日:ドイツ連邦議会総選挙を受けた協議の結果、キリスト教民主同盟と社会民主党による連立政権が樹立し、キリスト教民主同盟のアンゲラ・メルケル党首が首相に就任することで合意。女性及び旧東ドイツ出身者の首相就任は初。
- 2005(平成17)年10月14日:郵政民営化関連法案が成立。
- 2005年10月15日:イラクで新憲法草案の是非を問う国民投票が実施。25日の最終開票結果で全体の賛成票が8割近くに達し、反対票が3分の2以上の県が2県だったことが発表され、この結果イラク新憲法が承認される。
- 2005(平成17)年10月17日:小泉純一郎首相が2004年1月1日以来となる靖国神社参拝を行う。
- 2005(平成17)年10月21日:自由民主党の党紀委員会は通常国会で郵政民営化法案採決に反対票を投じ、衆院解散後新党を結成した綿貫民輔ら衆院議員7人と参院議員2人を除名処分。さらに28日には、特別国会で同法案採決を欠席した野呂田芳成衆院議員を除名とするなど、「造反議員」に対する処分が決定。
- 2005(平成17)年10月25日:小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が、皇位継承資格を女性・女系天皇にも拡大することで全会一致で決定。
- 2005(平成17)年10月26日:沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場の移設問題で、名護市の辺野古崎にある、米軍キャンプ・シュワブ兵舎地区に一部を海上に突き出す形で建設することで、日米両国が基本合意。
- 2005(平成17)年10月26日:改正政治資金規正法が成立、政治団体間の献金に年間5,000万円の上限が設けられるほか、政党本部による支部の解散が可能となる。
- 2005(平成17)年10月26日:改正テロ対策特別措置法が成立、自衛隊の後方支援が1年間延長されることとなる。
- 2005年10月29日:インドニューデリーで同時爆弾テロ発生。
- 2005(平成17)年11月17日:耐震強度偽装事件が発覚。姉歯建築設計事務所による構造計算書の偽造が21件あると国土交通省の発表により発覚し、深刻な社会問題になる。
- 2005(平成17)年12月8日:食品安全委員会は、アメリカ・カナダ産牛肉の輸入再開を容認する答申を農林水産省・厚生労働省に提出。これを受けて政府は12日に輸入再開を正式決定する。
- 2005年12月8日:ジュネーブ条約締約国会議で、「赤十字」「赤新月」に続く第3の赤十字運動のマークとして、「赤いひし形(赤水晶)」を承認。
- 2005年12月14日:第1回東アジアサミットがマレーシアのクアラルンプールで開催。
- 2005(平成17)年12月31日:23時59分60秒、閏秒の挿入。
- 2006年1月10日:韓国ソウル大学校の黄禹錫教授が発表した『ES細胞に関する論文』が捏造と判明。
- 2006(平成18)年1月20日:12月に輸入を再開したアメリカ産牛肉に、BSE危険部位の脊柱が混入していたことが判明し、再び全面禁輸に。
- 2006年2月10日:トリノ冬季オリンピック開幕。
- 2006年2月24日:フィリピンアロヨ大統領が、軍将校によるクーデター計画を理由に、同国全土に非常事態宣言。
- 2006(平成18)年3月21日:WBCで王貞治監督率いる日本が優勝。
- 2006(平成18)年4月28日:横田早紀江が、ホワイトハウスの大統領執務室でブッシュ大統領と面会、拉致問題の解決のため米政府の支援を求める。
- 2006(平成18)年5月4日:インドのハイデラバードで開かれたASEAN、日本、中国、韓国による財務相会議で、地域通貨単位創設検討で一致。
- 2006年5月9日:東南アジア諸国連合(ASEAN)、マレーシアのクアラルンプールで、初の国防相会議開催。
- 2006年5月10日:イタリアの戦後第11代大統領に、現左翼民主党のジョルジョ・ナポリターノが選出される。
- 2006年5月20日:イラクでフセイン政権崩壊後、約3年ぶりに正式政府が発足。
- 2006年5月31日:イラク南部サマワで、陸上自衛隊の車列を狙った爆弾が爆発。爆弾テロの模様、自衛隊員に怪我はなし。
- 2006年6月8日:イラク政府、駐留米軍による空爆でテロリスト、アブー=ムスアブ・アッ=ザルカーウィー容疑者が死亡したと発表。
- 2006年6月19日:バグダッドの高等法廷で、検察側がサダム・フセイン元大統領らに対し死刑求刑。
- 2006(平成18)年6月25日:小泉純一郎首相、カナダ、アメリカ歴訪に出発。
- 2006年6月28日:モンテネグロが、国際連合に加盟。
- 2006年7月5日:北朝鮮がテポドン2号などの弾道ミサイル7発を連続で発射。
- 2006年7月5日:国連安全保障理事会、北朝鮮のミサイル発射を受けて、緊急協議を開く。
- 2006年7月9日:インドムンバイで、鉄道駅や走行中の列車などをあわせて、7か所で爆弾による同時テロが発生。
- 2006年7月14日:国連安全保障理事会は、日米などが共同提案した北朝鮮のミサイル発射に対する決議案を全会一致で採決。
- 2006年7月15日:サミット、ロシアが初めて議長国となりサンクトペテルブルクで開幕。
- 2006年7月22日:イスラエル軍、イスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘のため地上部隊がレバノン領南部に侵攻。
- 2006年7月23日:スイスのジュネーブで、WTO加盟主要6か国・地域の閣僚会議開催。
- 2006(平成18)年7月25日:イラクで人道支援活動を行っていた陸上自衛隊員の最後の280名が、日本へ帰国。
- 2006年7月28日:ペルー大統領に、アラン・ガルシアが16年ぶりに再任。
- 2006年7月31日:イスラエル政府、ヒズボラへの対抗策として行っているレバノンへの空爆を48時間停止する事でアメリカと合意。
- 2006年7月31日:江原道の非武装地帯で北朝鮮軍が韓国軍の監視所に発砲、韓国軍が応射。
- 2006年7月31日:国連安全保障理事会、イランに対し1か月以内にウラン濃縮中止を義務付け、従わない場合は経済制裁発動を警告する決議を14対1で可決。
- 2006年8月2日:イスラエル軍、レバノン南部にて、空爆再開。
- 2006年8月5日:米仏両政府、イスラエル軍とヒズボラの戦闘全面停止を求め、レバノン南部へ国連憲章7条に基づく決議案を、国連安全保障理事会に提出。
- 2006年8月10日:ロンドン警視庁は、ロンドンからアメリカに向かう旅客機計10機を、アメリカの主要都市上空で爆破させるテロ計画を未然に阻止。容疑者24人を拘束。
- 2006年8月11日:国連安全保障理事会、イスラエルとヒズボラの停戦決議を採択。翌12日、アナン国連事務総長は戦闘停止が14日グリニッジ標準時午前5時に発効すると発表。
- 2006年8月11日:イタリア内務省、ロンドンの旅客機テロ計画に関与ある40名の外国人を逮捕、114人を国外追放にした事を発表。
- 2006年8月12日:FBI、ロンドンの旅客機テロ計画で、アメリカ人もテロ計画に関与していた疑いがあるとして捜査を開始。
- 2006年8月24日:国際天文学連合により、冥王星が惑星から除外、新設された準惑星に分類される。
- 2006年9月16日:タイソンクラー県ハートヤイで同時多発爆弾テロ事件が発生。外国人を含む5人が死亡、68人が負傷。
- 2006年9月17日:スウェーデン議会の総選挙が行なわれ、フレドリック・ラインフェルト率いる穏健党を中心とする中道右派連合が勝利。
- 2006年9月19日:タイで軍事クーデター勃発。ニューヨークを訪れていたタクシン首相が非常事態宣言を発表するも、軍部はこれを無効とし、タイ全土に戒厳令を発布。
- 2006(平成18)年10月8日:安倍総理大臣が中国を訪問。胡錦涛国家主席と首脳会談。
- 2006(平成18)年10月9日:安倍総理大臣が韓国を訪問。盧武鉉大統領と首脳会談。
- 2006年10月9日:北朝鮮が咸鏡北道、花台郡で核実験を実施。朝鮮中央通信が成功したと発表。
- 2006年11月5日:イラク高等法廷はサッダーム・フセインイラク元大統領に死刑判決を言い渡した。
- 2006年11月11日:共和党の敗北を受け、ラムズフェルド国防長官がイラク政策の責任をとり辞任。
- 2006年11月18日:ベトナムでAPECが開かれる。
- 2006年11月23日:イラクバグダッドで、連続爆弾テロ事件が発生。160人が死亡。
- 2006年12月5日 - フィジーでクーデター発生。バイニマラマ軍司令官率いる軍部が政権を掌握。
- 2006年12月26日:サッダーム・フセインイラク元大統領の死刑が確定。12月30日に死刑執行。
- 2007年1月1日:ブルガリア、ルーマニアがEU加盟。スロベニアがユーロ導入。
- 2007年1月1日:潘基文が新国際連合事務総長に就任。
- 2007年1月1日:アンゴラ、石油輸出国機構(OPEC)に新規加盟。
- 2007年1月1日:タイのバンコクで連続爆弾テロが8件起こる。
- 2007年1月1日:インドネシア・スラウェシ島付近で、乗客乗員合計102名を乗せたアダム・エアのボーイング737が消息を絶ち、1月11日に海上で尾翼の一部発見、エンジントラブルが原因で墜落したものと思われる。
- 2007年1月2日:ジェラルド・R・フォード元アメリカ合衆国大統領の国葬挙行。
- 2007年1月8日:韓国・ソウルにある屋内型遊園地「ロッテワールド」の屋根が老朽化し重大事故に発展しかねないため、急遽補修工事を行うこととなり、同日から全面休業。
- 2007(平成19)年1月9日:ペルシャ湾のホルムズ海峡付近で、アメリカ合衆国海軍の原子力潜水艦「ニューポート・ニューズ」と、日本の川崎汽船所属のタンカー「最上川」が衝突。けが人などはなし。
- 2007年1月10日:アメリカ財務省、イラン国営セパ銀行がイラン政府によるミサイル開発に資金供与したとして、同行に対し資産凍結、取引停止などの金融制裁発動。
- 2007年1月10日:ジョージ・W・ブッシュアメリカ大統領、イラクへアメリカ軍2万2千人を増派することを発表。
- 2007年1月11日:バングラデシュのイアジュディン・アハメド大統領、総選挙に伴う各地での暴動発生のため非常事態宣言。1月22日に予定されていた総選挙を延期、外出禁止令なども発令。
- 2007年1月12日:ギリシャアテネのアメリカ大使館にロケット弾が打ち込まれ爆発。
- 2007年1月12日:アメリカ科学誌『サイエンス』にてロシアドン川畔でホモ・サピエンス(現代人)の遺跡が見つかったことを発表。
- 2007(平成19)年1月13日:北海道などの太平洋側で津波を観測。
- 2007(平成19)年1月14日:安倍晋三総理大臣、フィリピンセブ島のホテルで日中韓首脳会談に出席。北朝鮮の核兵器放棄を求める共同声明を発表。
- 2007年1月15日:フィリピンセブ島で、第2回東アジアサミット開催。北朝鮮に対し拉致問題解決を求める議長声明を発表。
- 2007年1月17日:ネパールの毛派が国際連合監督下で武装解除を開始。
- 2007(平成19)年1月18日:ブラジル・サンパウロ州検察庁、1999年7月に静岡県浜松市で当時16歳の女子高生をひき逃げし死亡させ、そのままブラジルに帰国していた、31歳の日系ブラジル人容疑者を逮捕、起訴。日本で犯罪を犯したブラジル人が代理処罰の形で起訴されるのは初めて。
- 2007年1月20日:ヒラリー・クリントン・アメリカ合衆国上院議員、2008年に行われる予定のアメリカ合衆国大統領選挙への出馬を表明。
- 2007年1月21日:セルビア総選挙で民族主義政党セルビア急進党が勝利。
- 2007年1月22日:イラン特別委員会、同国が敵対的と判断したIAEA査察官38名の入国拒否を決定。
- 2007年1月22日:北朝鮮政府、同国内での全ての外貨の使用を禁止。
- 2007(平成19)年1月24日:ヨーロッパ委員会、三菱電機、日立製作所、東芝など11社が、送電設備についてカルテルを結んでいたとして、総額で7億5000万ユーロの制裁金支払命令。
- 2007年1月25日:中国国家統計局、2006年の中国の国内総生産(GDP)の実質伸び率が10.7%と、4年連続で2桁成長となったことを発表。
- 2007年1月25日:アメリカフォード・モーター、2006年決算が創業以来最大となる127億4600万ドルの最終赤字。
- 2007(平成19)年2月2日:フランス・パリで開かれた国際連合気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、地球温暖化の影響で、100年後の地球の平均気温が20世紀末に比べ1.1〜6.4℃上昇し、悪天候等の影響で約2億人が難民となるとの予測を発表。
- 2007年2月2日:アメリカ合衆国フロリダ州オーランド近郊で大規模な竜巻発生、19人が死亡。被害地域4郡に非常事態宣言発令。
- 2007年2月2日:アメリカ合衆国通商代表部、中国が規則に反し輸出品に補助金を供与しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴。
- 2007年2月2日:イタリアサッカー1部リーグ(セリエA)のカターニア対パレルモ戦で、サポーターと警官隊が衝突し警官1人が死亡、100人以上が負傷する事態に。11日にセリエAは再開されたものの、安全基準を満たしていない一部のスタジアムでは無観客試合の措置がとられた。
- 2007年2月3日:バグダッドでイラク戦争後最大規模の自爆テロ発生。130人以上が死亡、300人以上が負傷。
- 2007年2月4日:インドネシア・ジャカルタで2月1日からの豪雨による洪水が発生、少なくとも20人死亡、20万人以上が避難。
- 2007(平成19)年2月5日:中国の海洋調査船が尖閣諸島・魚釣島付近で無断海洋調査。日本政府の抗議に対し、中国政府は同諸島の領有権主張。
- 2007年2月8日:パレスチナの2大政治勢力、ファタハとハマス、メッカでの会合で統一政権樹立に合意。
- 2007年2月10日:バラック・オバマが2008年のアメリカ合衆国大統領選挙の民主党予備選挙に正式立候補。
- 2007年2月10日:ドイツエッセンで開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議閉幕。共同宣言では円安是正に触れず。
- 2007(平成19)年2月12日:NASA、国際宇宙ステーションの第18次長期滞在搭乗員に、日本人宇宙飛行士・若田光一を選出。2008年秋以降にスペースシャトルエンデバー号に搭乗予定。
- 2007年2月12日:アメリカ合衆国・ユタ州ソルトレークシティのショッピングモールで男がライフルを乱射、5人が死亡。犯人の男は警察隊により射殺。
- 2007(平成19)年2月17日:アメリカ合衆国空軍、ステルス戦闘機F22Aラプターをアメリカ国外では初めて日本沖縄県嘉手納基地に配備。
- 2007年2月17日:盧武鉉韓国大統領、所属する与党ヨルリン・ウリ党を離党。韓明淑首相も辞意を表明。
- 2007(平成19)年2月26日:日米両政府、日米共同訓練を3月5日から初めて航空自衛隊築城基地で行うことに合意。同基地にはF-15戦闘機も飛来予定。
- 2007年2月27日:中国・上海証券取引所で株価が前日比8.84%マイナスの大暴落。この影響でヨーロッパ市場やニューヨーク証券取引所など世界中で連鎖株安。
- 2007年2月28日:ジョン・マケインアメリカ合衆国共和党上院議員、大統領選挙への立候補を表明。
- 2007(平成19)年3月4日:ヨーロッパ、アフリカなどで皆既月食、日本では部分月食観測。
- 2007年3月6日:インドネシアスマトラ島中部でマグニチュード6.3の地震。多くの建造物が倒壊し死者多数。
- 2007年3月7日:インドネシア・ジョグジャカルタのアディスチプト空港で、ガルーダ・インドネシア航空のボーイング737型機が着陸に失敗し炎上、乗客乗員140名のうち49人死亡。
- 2007年3月7日:イギリス下院、貴族院への直接選挙制導入案を可決。
- 2007(平成19)年3月8日:アメリカ国務省ショーン・マコーマック報道官、北朝鮮による日本人拉致問題に関し日本政府の立場を完全支持することを表明。
- 2007年3月11日:ジャック・シラクフランス大統領、次期大統領選挙への不出馬を表明。
- 2007年3月11日:アメリカ合衆国の夏時間適用期間が、2006年までの4月第1日曜日〜10月最終日曜日から拡大され、3月第2日曜日〜11月第1日曜日までとなるため、アメリカ合衆国はこの日から夏時間(ただし、ハワイ州全域とアリゾナ州のうちインディアン自治区以外の地域では夏時間は適用されない)。
- 2007(平成19)年3月13日:安倍首相は来日中のハワード豪首相と「安全保障協力に関する日豪共同宣言」に署名。日本がアメリカ以外と安全保障の協力関係を結ぶのはオーストラリアが初めて。
- 2007年3月13日:全日本空輸(運航はグループ会社のエアーセントラル)1603便大阪国際空港発高知空港行き1603便、ボンバルディアDHC-8型機が高知空港へ着陸の際に前輪が出ずに胴体着陸。乗員4名、乗客56名に死者・負傷者はなし。
- 2007年3月14日:アメリカ合衆国商務省、経常赤字が8566億USドルと初めて8000億ドルを越えた事を発表。
- 2007年3月14日:アメリカ財務省、北朝鮮に対する金融制裁の一部緩和を容認。
- 2007年3月17日:ロシア中部サマーラでツポレフ134旅客機が墜落、5人死亡約50人負傷。
- 2007年3月19日:米朝両国マカオの金融機関「バンコ・デルタ・アジア」にあり、アメリカ政府が資産凍結を行った約2500万USドルの北朝鮮関連資産を早期に全額返還することで合意。
- 2007年3月22日:アメリカソフトウェア大手オラクル、同社のコンピューターシステムに侵入し、特許などの機密情報を盗み出したとしてSAPを提訴。
- 2007年3月23日:イラクバグダッドで、ゾバイ副首相を狙った爆弾テロ発生。
- 2007年3月25日:タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港施設の問題のため、ドンムアン空港の定期便利用再開。
- 2007年3月25日:香港行政長官選挙実施、曽蔭権行政長官が再選される。
- 2007(平成19)年3月27日:インターネット検索大手Google、携帯電話専用検索エンジン提供開始。
- 2007(平成19)年3月27日:日本最高裁の光華寮訴訟を京都地裁に差し戻し、台湾(中華民国)側の実質敗訴が確定。
- 2007年3月28日:フィリピン・マニラで、武装した男2人が保育園の子供ら34名を乗せたバスをハイジャック。10時間後に人質を解放し投降。
- 2007年4月2日:ソロモン諸島付近で、マグニチュード8.0の大地震発生。周辺海域で津波による被害が発生し、20名以上死亡。
- 2007年4月2日:米韓両政府、FTA合意。
- 2007年4月4日:アフマディネジャド イラン大統領、3月23日にペルシャ湾で拘束したイギリス軍兵士15人の釈放を発表。
- 2007年4月4日:タイ王国暫定政府、プミポン国王を侮辱する画像が掲載されたとして、タイ国内からYouTubeへのアクセス規制措置。
- 2007(平成19)年4月10日:日本政府、13日で期限満了となる北朝鮮船舶の入港禁止など、同国に対する独自経済制裁措置の半年延長を閣議決定。
- 2007年4月10日:アメリカ政府、中国における知的財産権侵害についてWTOに提訴。
- 2007(平成19)年4月10日:日中両政府、2003年以来4年ぶりとなる日本から中国への米輸出再開に合意。
- 2007(平成19)年4月11日:温家宝中国首相来日。翌日安倍晋三内閣総理大臣と会談、衆議院本会議場で演説。
- 2007(平成19)年4月12日:日中ハイレベル経済対話発足。
- 2007年4月14日:ロシア・モスクワでプーチン政権に反対するデモ参加者300名以上を当局が拘束。翌日も、サンクトペテルブルクでのデモ参加者約120名を拘束。
- 2007年4月15日:イスラエル首相官邸で、エフード・オルメルトイスラエル首相とマフムード・アッバースパレスチナ自治政府大統領による第1回定期首脳会談開催。
- 2007年4月16日:アメリカバージニア州のバージニア工科大学構内で、32人死亡、15人負傷と同国史上最悪となる銃乱射事件発生。容疑者の韓国人学生は自殺。
- 2007年4月20日:アメリカテキサス州ヒューストンのNASAで、NASAと契約している会社の従業員の男が男女2人を人質に立てこもる。男は短銃で職員の男を射殺し、自殺。
- 2007年4月22日:ジャック・シラクの任期満了に伴うフランス大統領選挙。過半数を獲得した候補がいなかったため、1位のニコラ・サルコジ前内相と2位のセゴレーヌ・ロワイヤル元環境相による決選投票選挙を5月6日に行う。
- 2007年4月25日:エチオピア・ソマリ州で、中国系石油関連会社「中国石油化工」の油田開発現場が武装集団に襲われ、74人死亡。
- 2007年4月25日:ロシア・モスクワで、23日に死去したボリス・エリツィン前ロシア大統領の国葬挙行。
- 2007年4月26日:ミャンマー、1983年10月のラングーン事件以来断交していた北朝鮮との国交を約24年ぶりに回復。
- 2007年4月26日:プーチンロシア連邦大統領、欧州通常戦力条約の義務履行一時停止を表明。
- 2007年4月26日:台湾行政院、北京オリンピック聖火リレーの受入拒否を表明。
- 2007(平成19)年4月27日:最高裁判所、中国人従軍慰安婦や労働者、およびその遺族らからの戦後賠償を求める計4件の訴訟について、「1972年の日中共同声明をもって個人の賠償請求権は放棄された」として全て却下。
- 2007(平成19)年4月27日:麻生太郎外務大臣、アメリカ国務省でコンドリーザ・ライス国務長官と会談、北朝鮮が核施設を停止しない場合、追加の経済制裁を行う認識で一致。
- 2007年5月2日:韓国大統領直属機関「親日・反民族行為者財産調査委員会」、李完用など親日派9人の子孫から土地などの財産36億ウォンを没収することを発表。
- 2007年5月2日:韓国銀行、2009年上半期を目処に新たに10万、5万ウォン紙幣を発行することを発表。
- 2007年5月4日:アメリカ合衆国カンザス州で、大規模な竜巻発生、9人死亡。建物崩壊するなど大被害。
- 2007年5月5日:カメルーン・ドゥアラで、乗客乗員115名を乗せたケニア航空のボーイング737-800型旅客機が離陸直後墜落。
- 2007年5月6日:フランス大統領選挙決選投票で、ニコラ・サルコジ国民運動連合党首が、フランス社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル候補を破り初当選。
- 2007年5月8日:中国政府、アメリカでのペットフード中毒による犬猫の大量死に関し、輸出され製品に使用された小麦グルテン粉にメラミンが混入していた事実を認める。
- 2007年5月11日:韓国のカルト教団・摂理の教祖とみられる男が今月初め、中国の公安当局に身柄を確保されていた事が判明。
- 2007年5月12日:中国・北京の天安門に掲げられている故毛沢東主席の肖像画を焦がす事件が発生。警察は35歳の男を現行犯逮捕。肖像画は翌日復元された。
- 2007(平成19)年5月15日:NASAの人工衛星を使った観測により、2005年1月に南極の氷河が、米カリフォルニア州の面積(約41万平方キロメートル)に匹敵するほど広範囲で溶けていたことが判明。
- 2007年5月16日:ニコラ・サルコジ新フランス大統領就任。
- 2007年5月17日:朝鮮半島分断以来、初めて韓国・ムン山と北朝鮮・開城を結ぶ列車が試験運行される。
- 2007年5月18日:北朝鮮、空席となっていた故白南淳外相の後継として、朴義春外相を任命。
- 2007年5月21日:中国人民銀行、USドルに対する1日の変動幅を0.3%から0.5%に変更。
- 2007(平成19)年5月25日:北朝鮮が午前中に地対艦ミサイルを発射していた事が判明。毎年、地対艦程度のミサイルの発射試験は行なっているため、今回のも北朝鮮恒例の訓練と思われる。日本政府は、今回発射された地対艦ミサイルが日本の射程内にも収まらない程度のものである為、影響ないとしている。
- 2007(平成19)年5月28日:米・イラン公式協議。バグダッドの首相府にて開催され、現在のイラク情勢についてを協議。
- 2007年5月29日:中国財務省は株式売買時にかかる証券取引印紙税の税率を従来の0.1%から0.3%に引き上げることを決め、30日付で実施。
- 2007(平成19)年5月30日:ロシア大統領府が、北朝鮮に対してぜいたく品の輸出を禁止した事を発表。
- 2007年6月8日:アメリカ合衆国・フロリダ州ケープ・カナベラル・ケネディ宇宙センターから、19時28分(EDT)、STS-117ミッションの宇宙飛行士7名を乗せたスペースシャトルアトランティス号が発射される。
- 2007年6月30日:イギリスのグラスゴーにあるグラスゴー国際空港で、自動車が空港ビルに突入するテロが発生。
- 2007年7月4日:グアテマラシティで開かれる第119回IOC総会で、2014年冬季オリンピック開催都市がロシアのソチに決定。
- 2007年7月7日:サッカーアジアカップ2007が、史上初めて4か国(タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア)共同開催で行われる。7月29日まで。
- 2007年7月29日:日本の参議院議員通常選挙で与党自民党が大敗し、民主党が参議院第一党になる。
- 2007年8月1日:アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで、ミシシッピ川にかかる高速道路のアーチ型の橋が崩落、多数の死傷者が出る。
- 2007年8月16日:ペルー沖で地震、M7.9、死者330人以上。
- 2007(平成19)年8月20日:中華航空機が那覇空港で爆発炎上。乗客・乗員165人無事脱出。
- 2007(平成19)年8月25日:日本・大阪で第11回IAAF世界陸上選手権大阪大会を開催。9月2日まで。
- 2007年9月8日:オーストラリア・シドニーでAPEC首脳会議開催。
- 2007(平成19)年9月12日:日本の安倍首相が突然内閣総理大臣辞任を表明。
- 2007年9月12日:スマトラ島の南部沖で大地震。マグニチュード8.4。死者9名。翌日の明朝にM7.8の余震が発生。
- 2007(平成19)年9月14日:日本の月探査衛星「かぐや」、打ち上げに成功。
- 2007年9月16日:タイ・プーケットで旅客機炎上。
- 2007年9月18日:ミャンマーでの軍事政権への抗議行動に僧侶たちが加わり、2007年ミャンマー反政府デモへと発展。
- 2007(平成19)年9月26日:福田康夫が日本新内閣総理大臣に就任。
- 2007年9月26日:ベトナム南部で日本のODAにより建設中のカントー橋が崩落。
- 2007(平成19)年9月30日:神奈川県西部を震源とする地震が発生。最大震度箱根町で震度5強を観測。
- 2007(平成19)年10月1日:緊急地震速報サービスが開始。
- 2007年10月2日:第2回南北首脳会談が北朝鮮平壌で10月4日まで開催。2000年の会談以来7年ぶり。
- 2007年10月6日:パキスタン大統領選挙が始る。
- 2007年10月10日:アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドのサクセス工業高校で銃乱射事件。
- 2007年10月15日:中国で第17回中国共産党大会が開かれる。
- 2007年10月19日:パキスタンでブット元首相を狙った爆弾テロが起き、136人が死亡。
- 2007年10月20日:アメリカ、カリフォルニア州南部の大規模な山火事の影響で100万人が避難。
- 2007年10月21日:スロベニア大統領選挙の第1次投票。
- 2007年10月30日:国際サッカー連盟、2014 FIFAワールドカップ開催国をブラジルに決定。
- 2007年11月3日:パキスタンのムシャラフ大統領が非常事態宣言。全土に戒厳令が敷かれる。
- 2007年11月14日:ロンドンとユーロトンネルを結ぶ高速鉄道路線CTRL開業。
- 2007年12月23日:タイ王国で2006年のクーデター後初となる総選挙を実施、暫定政権から政権移譲。
- 2007年12月27日:パキスタンのブット元首相が選挙集会に参加中、イスラム原理主義者と思われるテロリストの銃撃と自爆テロにより暗殺される。
- 2007年12月29日:中国全国人民代表大会常務委員会、香港行政長官の直接普通選挙による選出を2017年以降と決定。
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
歴史、
日本史年表とリンクを辿ると、当ページ
平成時代(後期)に辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/j_history/heisei3.html
です。
Copyright (C) 2007-2008 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月21日 最終更新:2008年01月16日