スウェーデン
スウェーデンの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-27T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/n_europa/swe.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- スウェーデン王国【Sweden】。公式の英語表記は、Kingdom of Sweden。
- 首都
- ストックホルム【Stockholm】
- 国旗
- 人種
- 北方ゲルマン系スウェーデン人98%、フィン人、サーミ人
- 言語
- スウェーデン語(公用語)、サーミ語、フィンランド語。
- 宗教
- 福音ルーテル教87%
- 通貨
- スウェーデン・クローナ:Swedish Krona(SEK)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- SWE/SE/752
- 人口/面積
- 8,986,400人/449,964平方キロメートル(日本の約1.2倍)
- 国歌/国花/国鳥
- 古き自由な北の国/王の歌/セイヨウトネリコ/クロウタドリ(ツグミ科)
- 漢字による表記
- 瑞典
- 時間帯
- UTC +1(DST: +2)
- ccTLD
- .SE
- 国際電話番号
- 46
スウェーデンのその他情報
- 最終更新
- 2007-03-27T00:00:00+09:00
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スウェーデンの地形
北ヨーロッパのスカンジナビア半島東側にあり、国土の7分の1は北極圏。西にノルウェー、北東にフィンランド、南西にカテガット海峡を挟んでデンマーク、東から南にはバルト海がある。ノルウェーとの国境はスカンジナビア山脈が南北に連なり、東のバルト海に向かってなだらかに傾斜している。ボスニア湾やバルト海に沿って平野部もあるがそれほど広大ではない。バルト楯状地の氷食地形で豊かな森林に覆われ、そこに9万以上の湖沼がある。中南部には最大のヴェーネルン湖と2番目に大きなヴェッテルン湖が位置する。南部の平野には氷河湖やモレーン(氷河に運ばれた堆積物)が多い。肥沃な地は南部のスコーネ県しかなく、中部から北部は農業には適さず酪農が主である。
スウェーデンの気候
南部のスコーネ県付近はメキシコ湾流の影響で緯度のわりには比較的温和だが、北部は大陸性の寒冷な冷帯湿潤気候で冬季期間は7か月におよび、夏も冷涼。季節による降水量の変動は少なく均一。北極圏では白夜。
スウェーデンの経済
スウェーデンの経済の最大の特徴は公務員が多いこと。公的部門の人数全体の3分の1に達し(日本は1割弱)。又、労働参加率が高く、特に女性の労働参加率が76%と高い(日本は48%)。女性の社会進出の場になっているのが公務員の福祉部門であり、スウェーデンにとって福祉国家と男女平等はそれ自体が国家と経済を支える重要な柱となっている。国土の8割が冷帯に属すため、主に農業が営まれるのは南部の平野。小麦、ジャガイモ、テンサイが生産され、農地は国土の6.5%、農業従事者は国民の1.5%にも関らず高い生産性によって穀類の自給率は121%(2002年)に達する。果実類と野菜類、油脂類を除く各項目の自給率はいずれも80%を上回る。また、国土の6割強が針葉樹林に覆われているため、中部以北は林業が盛ん。漁業はニシン漁など。地下資源では、鉄鉱石(北部の都市キルナが産地として有名)、ウラン、金が豊富。
主要貿易品目
輸出は機械(含:自動車)、通信機器、木材製品、医薬品。輸入は機械(含:自動車)、電気機器、化学品。
主要貿易相手国
輸出はEU(25ヵ国)(58.1%)、アメリカ(10.6%)、ノルウェー(8.7%)。輸入はEU(25ヵ国)(71.3%)、ノルウェー(8.2%)、アメリカ(3.4%)。
スウェーデンの歴史
- 古代はスウェーデン・ヴァイキング(ヴァリャーグ)として主に東方で活動。
- 13世紀頃:フォルクンガ朝が現在のフィンランドを含む地域を統一。
- 1397年:デンマーク、ノルウェーとカルマル同盟を結んで同君連合。
- 1523年6月6日:カルマル同盟から離脱し王政となる(ヴァーサ朝)。事実上の独立。
- 17世紀:グスタフ2世アドルフ(獅子王)の時代にバルト帝国を建国。
- 1630〜1648年:ドイツ30年戦争に介入、ウェストファリア条約で大国の地位確保。
- 1632年11月16日:スウェーデン王グスタフ2世がワレンシュタインの皇帝軍と衝突。グスタフ2世が戦死するもスウェーデン軍が勝利(30年戦争:リュッツェンの戦い)。
- 1654年:プファルツ朝に王朝替えするもバルト帝国を維持。
- 1809年:革命で立憲君主制が成立。
- 1814年:ナポレオン戦争後、キール平和条約締結。以降非同盟・中立政策。
- 1818年:フランス人ベルナドットが国王に即位しベルナドッテ朝が始まる。
- 1868年9月27日:ノルウェーとの通商・航海条約を締結。
- 1905年10月26日:スウェーデンがノルウェーの独立を承認。
- 1932年:社会民主労働党政権となり、以降のスウェーデンは福祉国家路線が支配的イデオロギーとなる。
- 1946年11月19日:国連加盟
- 1995年:欧州連合(EU)に加盟。
- 2006年9月17日:スウェーデン議会の総選挙が行われ、フレドリック・ラインフェルト率いる穏健党を中心とする中道右派連合が勝利。
スウェーデンの文化
- 歴代国王は王位につく際に、自分の統治をモットーとして表明する習慣になっている。現国王カール16世グスタフ(現王家はベルナドッテ家)のモットーは「For Sverige i tiden (スウェーデン語:スウェーデンのために、時代と共に)」。
- スウェーデンは、豊かな福祉国家として知られる。長年にわたる社会民主労働党政権の下で構築された社会保障制度が整い、税金制度や高齢者福祉など、社会政策が各国の注目と賞賛を浴びている。また最近では、小学校で成績を付けない国、ゴミ焼却でダイオキシンをほとんど出さない国、コンピュータの先進国というように、福祉以外の面も広く知られるようになってきている。
- スウェーデン・アカデミーによるノーベル賞授与は世界的権威がある。
- 17世紀にヨーロッパで最初の紙幣が発行され、中央銀行であるリクスバンクが設置された。
- 欧州連合(EU)加盟国。
- 北欧理事会(NC)加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年03月27日