フランス
フランスの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-13T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/w_europa/fra.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- フランス共和国【France】。公式の英語表記は、French Republic。
- 首都
- パリ【Paris】
- 国旗
- 人種
- フランス人93%、バスク人、ブルトン人、プロバンス人、コルシカ人
- 言語
- フランス語(公用語)、バスク語、ブルトン語
- 宗教
- カトリック62%、イスラム教6%、プロテスタント2%、ユダヤ教1%
- 通貨
- ユーロ:Euro(EUR)(1999年までの通貨はフラン)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- FRA/FR/250
- 人口/面積
- 60,424,213人/547,030平方キロメートル(日本の約1.5倍)
- 国歌/国花/国鳥
- ラ・マルセイエーズ/-/ニワトリ(雄鶏)(キジ科)
- 漢字による表記
- 仏蘭西/仏国/法蘭西/法郎西/法国
- 時間帯
- UTC +1(DST: +2 UTC)
- ccTLD
- .FR
- 国際電話番号
- 33
フランスのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-13T00:00:00+09:00
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フランスの地形
ヨーロッパ大陸の西部を占め大西洋と地中海に挟まれたほぼ六角形の本土と、コルシカ島、5つの海外県、およびいくつかの海外領土からなる。ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、スイス、イタリア、モナコ、アンドラ、スペインと国境を接し、北はドーバー海峡、西は大西洋(ビスケー海)、南は地中海に面する。この他、海外領土サン・マルタン島でオランダとも陸上国境を接し、仏領ギアナではスリナム、ブラジルと陸上国境を接する。国土はほぼ六角形をなしており、北部と西部には標高200m以下の平地が広がる。東部ドイツ国境にはヴォージュ山脈、スイス国境にはジュラ山脈が延びる。国土の南東部はサントラル高地が広がり、北から南へ流れ下るローヌ川を越えると、アルプス山脈につながる。南西部のスペイン国境にはピレネー山脈が延びる。サントラル高地の最高峰はドール山(1866m)。ピレネー山脈の最高峰アネト山(3404m)はスペイン側にそびえる。フランス全土の最高峰はイタリア国境に位置するモンブラン山(4808m)。中央部は北からパリ盆地、アキテーヌ盆地、中央山塊となっている。国土の大半は緩やかな丘陵地や平野で可住地に恵まれており、温暖な気候と併せて農業大国フランスの基礎となっている。可住地の広さは日本のおよそ3.5倍にも達し、日本の国土総面積を超える。水量豊富な河川が多く、セーヌ川(776km)はドーバー海峡、ロアール川(1012km)とガロンヌ川(647km)は大西洋、ローヌ川(812km)は地中海に注いでいる。
フランスの気候
国土の西部は海洋性気候で、気温の年較差、日較差ともに小さい。気候は冷涼であるが、寒くなることはない。国土を東に移動するにつれて気候は大陸性となっていき、気温の年較差、日較差が拡大していくと同時に降水量が上昇していく。国土の南岸は地中海性気候で、夏は高温乾燥、冬も温暖で降水量は年間を通じて少ない。冬にはミストラルと呼ばれる冷たい北風が吹く。
フランスの経済
可耕地が広く気象条件にも恵まれているため、西欧最大の農業大国となっている。農業人口は4%に満たないが、中規模自作農または大規模企業経営により、ほとんどの食糧が自給可能で、穀物、乳製品、ワインなどを欧州諸国へ輸出している。混合農業を基本形態とし、北部は穀物、西部は酪農、南部はブドウが中心。穀物としては小麦、大麦、トウモロコシなど。酪農ではブタ、鶏卵、牛乳の生産など。この他亜麻やなたねの生産高も高い。テンサイの生産高は世界一。漁業も盛ん。地下資源では鉄鉱石と石炭が豊富。最も規模が大きい鉱物資源は塩。有機鉱物資源は石炭、石油、天然ガスを産出するが規模は小さい。エネルギーは原子力発電の占める比率が極端に高く、4分の3を超えている。工業は繊維・ファッションから自動車・航空宇宙まで幅広く高度に発達し、品質やデザインは世界中で高い評価を得ている。世界一の生産高を誇るワイン、世界第2のチーズのほか、バター、肉も五本の指に入る。製糖業も盛ん。製材、製紙はいずれもヨーロッパ随一。石油化学工業は燃料製造、プラスチック、合成ゴム、タイヤと全部門にわたる。造船業も盛んである。商業は小規模経営が多い。鉄道・電話・郵便は国営で、放送も一部国営であるがサービスは充実している。また観光客入国数でも世界一を誇る。
主要貿易品目
輸出は電気機器、電子部品等、自動車、航空・宇宙機材。輸入は自動車、電気機器、電子部品等。
主要貿易相手国
ドイツ、イタリア、イギリス、ベルギー、スペイン、アメリカ(対EU域内国貿易は貿易額全体の6割)。
フランスの歴史
- 4世紀後半:ゲルマン人の一派であるフランク人がガリアに定住。
- 481年:クローヴィスがフランク諸族を統一し、メロヴィング朝フランク王国を建国。
- 843年:ヴェルダン条約によってフランク王国の所領が三分割される。
- 870年:メルセン条約で領土の見直しが行われ、現在のフランス・ドイツ・イタリアの礎となる西フランク王国、東フランク王国、イタリア王国が成立。
- 10世紀初頭:ノルマン人のロロにノルマンディーの地を封じる(ノルマンディー公国)。
- 987年:パリ伯であったロベール家のユーグ・カペーがカペー朝を創始。
- 1303年:フランス王フィリップ4世が、ローマ教皇ボニフェイス8世をローマ近郊のアナーニに捕囚(アナーニ事件)。
- 1314年7月11日:フランドル地方の支配を狙うフランス王フィリップ4世の軍と市民・農民らからなる市民軍が激突。市民軍が勝利(クールトレーの戦い)。
- 1328年:ヴァロワ家のフィリップ6世がフランス王に即位。
- 1347年8月3日:英仏百年戦争でフランス北海岸の町・カレーをイギリス軍が占領(カレーの市民6人が自主的に人質となり町を解放)。
- 1415年10月25日:ノルマンディーに上陸したイギリス軍がフランス軍を破る(アザンクールの戦い:百年戦争)。
- 15世紀末:シャルル8世はイタリアへの勢力拡大を図ってイタリア戦争を引き起こす。
- 1526年1月14日:イタリア戦争で、神聖ローマ皇帝カルル5世と捕虜となった仏王フランソア1世が「マドリード条約」を締結。フランソア1世は釈放後、条約不履行を表明し戦争を継続。
- 1572年8月24日:国王シシャルル9世の妹マルグリートの結婚式に参集した新教徒を旧教徒が襲撃。2千人を殺害(セント・バーソロミュー(聖バルテルミ)の虐殺)。
- 1589年:フランス王アンリ3世がパリで暗殺され、ヴァロワ朝は断絶。
- 1589年:ユグノー戦争におけるカルヴァン派側の首領であったナヴァール王アンリが、フランス王アンリ4世として即位、ブルボン朝が成立。
- 1598年:宗教的寛容を定めたナントの勅令。
- 1618年:中欧で三十年戦争の勃発。自国のカトリックという宗教的立場よりも国益を最優先として新教側を支援し、ブルボン家の勢力拡大を図る。
- 1648年:三十年戦争の講和条約であるウェストファリア条約でアルザス地方とロレーヌの3都市を領土に加える。
- 1648年:フロンドの乱。
- 1652年10月13日:王権拡長に反対するフランス貴族最後の反乱を宰相マザランが鎮圧(ブロンドの乱終結)。
- 1685年:ナントの勅令の廃止(フォンテーヌブロー勅令)。
- 1757年6月23日:ブラッシーの戦いでイギリス・東インド会社軍がフランスのベンガル土侯連合軍を破る。インドのイギリス支配が決定。
- 1763年:パリ条約によって、アメリカ大陸・インドからの事実上全面撤退。
- 1777年7月27日:ラファイエット率いるフランス義勇軍が、アメリカ独立支援のためフィラデルフィアに到着。
- 1789年7月14日:ブルボン王朝及び貴族・聖職者による圧制に反発した民衆がバスティーユ牢獄を襲撃。これを契機としてフランスの全土に騒乱が発生し、アンシャン・レジームは崩壊。
- 1789年8月4日:フランス革命で、国民議会が封建的諸制度(アンシャンレジーム)の廃止を決議。
- 1789年8月26日:国民議会は封建的特権の廃止を宣言し、フランス人権宣言を採択。
- 1789年10月5日:フランス革命でパリの主婦ら数千人が食糧昂騰で雨の中を宮殿まで行進、王宮に乱入する(ベルサイユ行進)。
- 1789年10月6日:フランス王室がベルサイユからパリに移される。
- 1789年11月2日:フランス革命で、教会の財産を没収し国有化する法令を布告。
- 1789年12月1日:フランスの医師・国民議会議員のギヨタンが、断頭台(ギロチン)に関する法案を国民議会に提出。
- 1790年10月24日:三色旗(トリコロール)をフランス海軍旗として制定、後に国旗に。
- 1791年9月3日:「1791年憲法」制定。
- 1791年9月14日:フランス革命で国王ルイ16世が改定憲法に宣誓。
- 1792年7月11日:フランス革命で、議会が「祖国は危機にあり」との宣言を採択。
- 1792年8月10日:フランス義勇軍と市民がジャコバン派内急進派の呼びかけで、テュイルリー宮殿(ルイ16世、マリー・アントワネットの住居)を襲撃し国王を逮捕(8月10日事件)。王政が廃止され、国民公会でルイ16世の処刑。国民公会、総裁政府、総領政府に分かれた共和制の成立を宣言。
- 1792年8月19日:フランス革命激化で、保守化したパリ国民軍司令官ラファイエットがオーストリア軍に投降。
- 1792年9月20日:世界初となる男子普通選挙による議会・国民公会が召集。
- 1792年9月21日:フランス国民公会が王制廃止・共和制宣言を議決。
- 1792年9月22日:共和暦(フランス革命暦)の使用を開始。
- 1792年11月19日:フランス革命で、国民公会が「友愛と援助」を宣言。
- 1793年8月10日:フランス・パリのルーブル美術館が一般に公開。
- 1793年9月29日:フランス国民公会が必需品・賃金などの最高価格を定める「最高価格令」を制定。
- 1793年12月15日:革命軍がツーロンの反革命蜂起を攻撃し占領。砲兵中尉ナポレオン・ボナパルトが参加。
- 1794年7月27日:反ロベスピエール派によるクーデター。翌日、ロベスピエール派全員が処刑(テルミドール反動)。
- 1794年12月24日:フランス国民公会が「最高価格令」の廃止を決定。以後物価が急騰。
- 1795年:テルミドール派は失脚し、ポール・バラスによる政権が誕生。
- 1795年8月22日:共和暦第三年憲法が公布される。
- 1798年7月23日:ナポレオンがカイロに入城。
- 1798年8月1日:ナイル川河口のアブキール湾でイギリス海軍がフランス艦隊を破る(ナイルの戦い)。
- 1799年:ブリュメールのクーデターによってナポレオン・ボナパルトが執政政府を樹立し独裁権を掌握。
- 1799年10月9日:ナポレオンがエジプト遠征からパリに帰還。
- 1799年11月9日:ナポレオンがクーデターを起こし元老会と五百人会を粛正。翌日執政政府を樹立(ブリュメール18日)。
- 1799年12月26日:ナポレオンがフランス第一執政に就任。
- 1804年12月2日:ノートルダム大寺院でナポレオン・ボナパルトの戴冠式(皇帝に即位)。
- 1805年10月21日:トラファルガーの戦いでネルソンのイギリス艦隊がフランス・スペイン連合艦隊に勝利。
- 1805年12月2日:ナポレオン率いるフランス軍が、オーストリア・ロシア連合軍を撃破(アウステルリッツの戦い、三帝会戦)。
- 1806年7月12日:南ドイツ諸邦が、プロイセン・オーストリアに対抗するため、ナポレオンを盟主とするライン同盟を結成。
- 1806年:プロシア軍がフランス軍にイェナとアウエルシュテット両地で同時に会戦し敗退(イェナ=アウエルシュテットの戦い)。
- 1806年11月21日:ナポレオンが「ベルリン勅令」(大陸封鎖令)を発布。大陸諸国とイギリスとの通商を全面禁止。
- 1808年12月3日:ナポレオンがマドリード占領。
- 1808年12月4日:ナポレオンが、カトリック国スペインの権力を奪うために宗教裁判の廃止を命令。
- 1809年12月16日:ナポレオンが、子供が生まれないことを理由にジョセフィーヌと離婚。
- 1810年7月9日:ナポレオン1世がオランダをフランスに併合。
- 1812年10月19日:ナポレオンのフランス軍がロシアからの退却を開始。
- 1813年10月17日:プロイセン・オーストリア・ロシア連合軍がナポレオン軍に大勝(ライプチヒの戦い)。
- 1814年:ナポレオンはライプツィヒの戦いに敗れ退位。
- 1814年:フランス革命とナポレオン戦争の問題処理としてウィーン会議が始る。利害紛糾で「会議は踊る、されど進まず」と諷刺される。
- 1815年7月8日:ナポレオンの百日天下が終ったことにより、ルイ18世がパリに帰還して復位。
- 1815年7月15日:ナポレオンが降伏。
- 1815年8月10日:ワーテルローの会戦に敗れたナポレオンがセントヘレナ島へ流刑。
- 1830年7月27日:七月革命が勃発。
- 1830年7月29日:七月革命が終結。
- 1830年8月7日:七月革命の終結により、ブルボン家に代わってオルレアン家のルイ・フィリップがフランス国王に就任(七月王政)。
- 1830年11月29日:ロシア皇帝ニコライ1世がフランスの七月革命鎮圧のためにポーランド軍を動員しようとしたのに対し、ワルシャワで士官が反乱。市民がこれに呼応し武器庫を占領(11月蜂起)。
- 1836年7月29日:パリの凱旋門が着工から30年目で完成。
- 1840年12月15日:セント・ヘレナで死亡したナポレオンの遺骨が、遺言に従い19年ぶりにパリ・セーヌ河畔に改葬される。
- 1848年:二月革命。ラマルティーヌが首班となり、アルベール、ルイ・ブランなどが入閣した臨時政府が成立。
- 1848年12月20日:ナポレオン1世の甥・ルイ・ナポレオンがフランス共和国大統領に就任。
- 1852年11月21日:国民投票でルイ・ナポレオン(ナポレオン3世)の即位を支持。
- 1852年12月2日:ルイ・ナポレオンがナポレオン3世として皇帝に即位。第二帝政が始る。
- 1858年1月14日:ナポレオン3世がイタリアのオルミーニに襲撃される。
- 1870年7月13日:エムスでのプロイセン王とフランス大使についての報告電報をビスマルクが故意に修正して公表。普仏戦争の原因に(エムス電報事件)。
- 1870年7月19日:スペイン王位継承問題をきっかけとしてドイツがフランスと交戦(普仏戦争)。
- 1870年9月1日:北フランスのスダンでプロシア軍がフランス軍に大勝(スダンの戦い)。フランスが降伏し、4日にナポレオン3世の第二帝政が崩潰。
- 1873年10月22日:フランスに対抗するため、ドイツのヴィルヘルム1世、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ1世、ロシアのアレクサンドル2世が三帝同盟を結成。
- 1875年:第三共和国憲法によって正式に第三共和政が発足。
- 1884年6月23日:ベトナムの宗主権をめぐる仏清戦争が勃発。
- 1891年:露仏同盟。
- 1894年6月23日:国際オリンピック委員会(IOC)がパリで創立される。
- 1895年9月23日:フランス労働総動盟結成。
- 1898年:フランス軍がスーダンのファショダを占領するが、イギリスとエジプト軍の到着により撤退(ファショダ事件)。アフリカで初の帝国主義の衝突。
- 1911年11月4日:ドイツがフランスよりコンゴの一部を割譲させモロッコのフランス保護権を承認(「モロッコ協定」調印)。
- 1914年8月3日:第1次大戦で、ドイツがフランスに宣戦布告。
- 1914年8月11日:第1次大戦で、オーストリアに宣戦布告。
- 1914年9月3日:ドイツ軍の進撃をフランス軍がマルヌ河畔でくい止め長期戦に(マルヌの戦い)。
- 1915年11月30日:日・仏・英・伊・露の5か国が単独不講和宣言に調印。
- 1920年12月25日:フランス共産党結成。
- 1921年12月13日:ワシントン軍縮会議で日・英・米・仏の4か国条約が調印される(1911年7月13日の日英同盟調印は廃棄)。
- 1923年1月11日:フランス・ベルギー軍が、ドイツの第1次大戦賠償支払の遅延を理由にルール鉱工業地帯を占領。
- 1924年7月5日:第8回オリンピック・パリ大会が開幕(初めてオリンピック村が作られる)。
- 1925年7月18日:フランス委任統治領のシリアで、対フランスの民族蜂起。
- 1925年12月1日:ドイツ・ベルギー・フランス・イギリス・イタリアが相互にヨーロッパの平和を保障(ロカルノ条約本調印)。
- 1932年11月29日:仏・ソ不可侵条約が調印される。
- 1935年1月13日:フランスに併合されていたザール地方が、住民投票によりドイツに復帰。
- 1935年6月28日:共産党・社会党などが反ファシズムの人民戦線を結成。
- 1940年6月22日:第2次大戦で「独仏停戦協定」調印。フランスがドイツに事実上の降伏。
- 1940年7月2日:ペタン政府が、首都をフランス中部のヴィシーに移す。
- 1940年7月3日:イギリス海軍が、アルジェリアのオラン港付近の軍港に碇泊中のフランス艦隊を攻撃・潰滅(オラン港事件)。
- 1940年9月12日:フランス南部、散歩中の4人の少年がラスコーの洞窟で旧石器時代の壁画を発見。
- 1941年7月10日:日・仏・タイ和平条約が公布される。
- 1941年7月21日:日・仏防衛協定が成立。
- 1942年11月11日:第2次大戦で、ドイツ軍が全フランス領土を占領。
- 1945年10月24日:国連加盟。
- 1945年11月21日:3党連立によるド・ゴール内閣が発足。
- 1946年10月13日:国民投票により第四共和国憲法が成立。
- 1946年11月10日:総選挙で共産党が第一党に。
- 1946年12月16日:ブルム社会党内閣が成立。
- 1946年12月19日:フランスのベトナム再侵略に対抗し、ホー・チ・ミンが国民に徹底抗戦を呼びかける(第1次インドシナ戦争勃発)。
- 1946年12月24日:フランス第4共和政で、女性の参政権や2院制などを含む新憲法が施行される。
- 1947年1月16日:第4共和政が発足。オリオールが初代大統領に。
- 1949年12月29日:ベトナムがフランスと独立協定を締結。
- 1956年12月3日:スエズ動乱でイギリスとフランスがエジプトからの即時撤退を発表。
- 1958年9月28日:大統領権限を強化するフランス第五共和国憲法が国民投票により成立。
- 1958年10月5日:フランスでド・ゴールが第5共和政を成立。
- 1958年12月21日:ド・ゴールが第5共和政初代の大統領に当選。
- 1959年:ド・ゴール将軍が、第5共和政の初代大統領に就任(ミシェル・ドプレ内閣の発足)。
- 1960年6月26日:マダガスカルがフランスより完全独立。チラナナ大統領就任(第1共和制)。
- 1963年1月14日:フランスのド・ゴール大統領が、イギリスの欧州経済共同体(EEC)加盟を拒否すると表明。
- 1965年7月16日:イタリア・フランス間のモンブラントンネルが開通。
- 1965年11月26日:フランスが初の人工衛星「A1」を打上げ。
- 1967年11月27日:ド・ゴールフランス大統領がイギリスのEEC加盟を拒否(金本位制復帰を主張)。
- 1968年8月24日:南太平洋でフランス初の水爆実験。
- 1975年10月17日:ジスカールデスタンフランス大統領がソ連を訪問、「仏ソ友好協力宣言」を発表。
- 1979年11月2日:フランス警察がパリの路上で怪盗ジャック・メスリーヌを射殺。
- 1981年9月18日:フランスで死刑廃止法案可決。ギロチンも廃止に。
- 1981年9月27日:超高速列車TGVが営業運転を開始。最高時速260kmで当時世界一。
- 1984年11月30日:英仏海峡トンネルの建設にサッチャーイギリス首相とミッテランフランス大統領が合意。
- 1985年7月10日:フランスの核実験阻止のために活動していた環境保護団体グリーンピースの「にじの戦士」号が爆発し沈没。フランスの情報機関の工作員2人を逮捕。
- 1986年:11月17日フランスの自動車メーカー・ルノー公団のジョルジュ・バス総裁が暗殺される。
- 1986年12月4日:パリで、大学改革法案に反対する学生50万人がデモ、8日に法案撤回。
- 1987年1月6日:長期化する鉄道ストに電気や郵便などが加わりゼネスト状態に。
- 1990年12月1日:ユーロトンネルが貫通。
- 1995年7月25日:パリの地下鉄で爆弾テロ事件。死傷者60人以上。
- 1995年9月1日:フランスの核実験再開に抗議する平和行進と集会が、タヒチ島で開催(武村正義新党さきがけ代表ら超党派の国会議員が参加、4日フランス外相は武村の集会参加を「内政干渉行為」として抗議声明を発表)。
- 1995年9月5日:南太平洋・ムルロア環礁で地下核実験を強行。
- 1996年6月27日:第22回主要先進国首脳会議(サミット)がフランスのリヨンで開幕(〜29日)。
- 2007年1月13日:東ティモールがフランスと共に東南アジア友好協力条約(TAC)に締結。
フランスの文化
- 2004年には公教育の場でムスリムの女子学生のスカーフはじめユダヤ教のキッパなど宗教的シンボルを禁止する法案が成立。
- 国名のFranceは、中世ヨーロッパに存在したフランク王国から名付けられたとされる。
- フランスは昔から多くの移民を受け入れてきた国で、フランスに住み、フランス語を話し、フランスの価値観を共有できれば誰でもフランス人になれるといわれた。現在では全人口の4人に1人が先祖に外国人を持つといわれている。
- 1794年10月24日、フランス国民公会が現在フランスの国旗となっている青・白・赤の三色旗(トリコロール)を国家の象徴と定めたことにちなみ、10月24日はトリコロール記念日とされる。フランス革命の際、市民軍はパリ市の色である赤と青の帽章をつけた。革命が全国に広がったため市民軍は国民軍となり、その総司令官に任命されたラファイエットは「市民と王家が協力して新しい国を作るべき」とし、帽章に王家の色である白が加えられた。王政は1791年に廃止されたが、この3色を使った三色旗は国民軍のシンボルとなった。
- 国際連合安全保障理事会常任理事国の1つ。
- 欧州連合(EU)加盟国。
- 北大西洋条約機構(NATO)加盟国。
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