モンテネグロ
モンテネグロの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-20T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/e_europa/mne.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- モンテネグロ共和国【Montenegro】。公式の英語表記は、Republic of Montenegro。
- 首都
- ポドゴリツァ【Podgorica】
- 国旗

- 人種
- モンテネグロ人(40%)、セルビア人(30%)、ボスニア系イスラム教徒(9%)、アルバニア人(7%)等(2003年調査)
- 言語
- セルビア語(モンテネグロ語とも称される)(公用語)
- 宗教
- キリスト教(正教)、イスラム教等
- 通貨
- ユーロ:Euro(EUR)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- MNE/ME/499
- 人口/面積
- (-)人/14,026平方キロメートル(福島県とほぼ同じ)
- 国歌/国花/国鳥
- 五月の夜明け/-/-
- 漢字による表記
- -
- 時間帯
- UTC +1(DST: +2)
- ccTLD
- .YU(MEに変更予定)
- 国際電話番号
- 381
モンテネグロのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-20T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/e_europa/mne.html#other
モンテネグロの地形
ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する国。北西はクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、東はセルビア、南はアルバニアと国境を接し、西はアドリア海に面している。ジナルアルプス山脈のカルスト台地が広がる山がちな地形。低平な土地はシュコダル湖周辺とそこへ流れ込むゼータ川流域程度。西部のコトル湾はフィヨルド地形をなす。
主な都市
- ポドゴリツァ
- ニクシチ
- ツェティニェ
- バル
- ヘルツェグ・ノヴィ
- コトル(カッターロ)
モンテネグロの気候
地中海性気候で、夏は高温で乾燥し、冬は温暖で降雨に恵まれる。
モンテネグロの経済
穀物、タバコなどの農牧業と林業が主。アルミや鉄鋼の生産も行われている。観光業も主要産業の1つ。
主要貿易品目
輸出はアルミニウム、鉄鋼、木工品。輸入は自動車、機械、食料品。
主要貿易相手国
輸出はセルビア、イタリア、ギリシャ。輸入はセルビア、イタリア、スロベニア。
モンテネグロの歴史
- 6〜7世紀:モンテネグロ人等スラブ系民族がバルカン半島に定住。
- 11世紀:セルビア王国の一部となる。
- 1389年:コソボの戦いでセルビアがオスマン・トルコに敗退後、この山岳地域の住民は実質的に独立状態を維持。
- 1516年:ツェティニェ家による神政政治が確立。これがモンテネグロが独自に持った最初の国家形態。
- 1852年:ツェティニェ家は世俗的な公へと転化。モンテネグロ公国が成立。一方これを契機として宗主国オスマンと武力衝突に発展。ロシア帝国の支援を仰ぐことになった。
- 1878年:露土戦争の講和条約であるサン・ステファノ条約、ベルリン条約でオスマン帝国からの完全な独立を承認される。初代君主はニコラ1世。
- 1910年:公国から王国となる(1916年に王政廃止)。
- 1918年:第一次世界大戦後、セルビアに編入され、ユーゴスラビア王国の一部となる。
- 1941年:第二次世界大戦中、イタリアに占領される。
- 1944年:チトーを首班とする社会主義ユーゴスラビア連邦(6共和国で構成)の1共和国となる。
- 1992年:民族紛争とユーゴ解体の中で、セルビア共和国とともにユーゴスラビア連邦共和国を樹立。
- 1997年:ミロ・ジュカノヴィッチが大統領に就任。
- 1999年:コソボ紛争。セルビアの行動を非難し、アルバニア難民の受け入れに努める。
- 2003年:セルビア・モンテネグロに国名変更。
- 2006年5月21日:セルビアからの分離独立の可否を問う国民投票が実施。
- 2006年6月3日夜:独立賛成派が国民投票の結果に基づき独立を宣言。
- 2006年6月5日:セルビアもセルビア・モンテネグロの継承を宣言して、モンテネグロの独立を追認。
- 2006年6月12日:欧州連合がモンテネグロの国家承認を行う。
- 2006年6月28日:国際連合に加盟。
モンテネグロの文化
- セルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア連邦共和国)を構成する2つの共和国のうちのひとつであったが2006年6月3日に独立を宣言。首都はポドゴリツァは旧称チトーグラード。
- 通貨は2006年の国家としての独立以前からセルビアから独立していた。1999年11月3日からそれまでのセルビア・ディナールに変わって、ドイツマルクの流通が合法化された。その後2002年にドイツマルクの流通が完全に停止されてからは、独立後の現在に至るまでユーロが流通している。
- 関税はセルビアと異なっており、セルビアとのボーダーラインには独立以前から税関が設けられていた。世界貿易機関(WTO)にも、以前からセルビアとモンテネグロで個別に加盟交渉を行っている。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
地理、
国、
東ヨーロッパとリンクを辿ると、当ページ
モンテネグロに辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/country/e_europa/mne.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月20日