インドネシア
インドネシアの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-15T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/es_asia/idn.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- インドネシア共和国【Indonesia】。公式の英語表記は、Republic of Indonesia。
- 首都
- ジャカルタ【Jakarta】
- 国旗
- 人種
- 大半がマレ−系(ジャワ族40%、スンダ族15%、バハサ族12%等27種族に大別)、華人系。
- 言語
- インドネシア語(公用語)ジャワ語、スンダ語。
- 宗教
- イスラム教87%、キリスト教10%、ヒンズ−教2%。
- 通貨
- ルピア:Indonesian Rupiah(IDR)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- IDN/ID/360
- 人口/面積
- 238,452,952人/1,919,440平方キロメートル(日本の約5倍)
- 国歌/国花/国鳥
- 大インドネシア/マツリカ/ジャワクマタカ(タカ科)
- 漢字による表記
- 印度尼西亜
- 時間帯
- UTC (+7 ~ +9)(DST: なし)
- ccTLD
- .ID
- 国際電話番号
- 62
インドネシアのその他情報
- 最終更新
- 2007-03-15T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/es_asia/idn.html#other
インドネシアの地形
東南アジアに位置し、スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島をはじめ、大小合わせて13,700程度の島々からなる世界最大の島嶼国。5000km以上と東西に非常に長く、赤道をまたがる。島々によって構成されているため、陸上の国境線で面しているのはティモール島の東ティモール、カリマンタン島のマレーシア、ニューギニア島のパプアニューギニアのみ。海を隔てて近接している国は、パラオ、フィリピン、シンガポール、オーストラリア。環太平洋造山帯とアルプス・ヒマラヤ造山帯の接合部に位置し、スマトラからジャワ、スラウェシにおよぶ火山帯がある。主な島とその特徴は下記。
- ジャワ島:首都ジャカルタがある島。
- スマトラ島:マレー半島の南西に位置する島。北部は特に天然資源が豊富。
- スラウェシ島(セレベス島)
- カリマンタン島(「ボルネオ島」はマレーシア側の呼称)
- バリ島:観光で有名。住民の大半はヒンドゥー教徒。
- ロンボク島:バリ島の東隣の島。
- スンバワ島:1815年に、島内のタンボラ山が有史上最大の噴火を起こしている。
- コモド島:コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)の生息する島。
- フローレス島:住民の多くはカトリック教徒。
- ハルマヘラ島
- テルナテ島:香料産出地として南隣のティドーレ島とともに、大航海時代に西洋列強の収奪の拠点となった。
- ティモール島:西側半分がインドネシア領。
- マルク諸島(モルッカ諸島)
- クラカタウ島:1883年に大爆発した火山島。ジャワ島とスマトラ島の中間に位置する。
- ニューギニア島:西側半分がインドネシア領。天然資源が豊富。インドネシア国内では「パプア」「イリアン」などと呼ばれる。
インドネシアの気候
赤道下に位置するため、ほぼ全体が熱帯で高温多湿の海洋性気候。ジャワ島東部から小スンダ列島にかけては雨季と乾季があり、10〜3月は北東貿易風により雨季、6〜9月はオセアニア大陸からの風により乾季。
インドネシアの経済
労働人口の約65%は農林水産業に従事し、カカオ、キャッサバ、キャベツ、ココナッツ、米、コーヒー豆、サツマイモ、大豆、タバコ、茶、天然ゴム、トウモロコシ、パイナップル、バナナ、落花生の生産量が多い。特にココナッツの生産量は2003年時点で世界一。鉱業資源にも恵まれ、金、スズ、石炭、天然ガス、銅、ニッケルの採掘量が多い。また、東南アジア最大の産油国としても知られる。工業では軽工業、食品工業が盛ん。コプラパーム油のほか、化学繊維、パルプ、窒素肥料などの工業が確立している。
主要貿易品目
輸出は燃料・潤滑油(28%)、石油・ガス(22%)、工業品(17%)。輸入は石油・ガス(30%)、燃料・潤滑油(30%)、一般機器・輸送用機器(26%)。
主要貿易相手国
輸出は日本(21%)、EU(12%)、アメリカ(12%)。輸入はシンガポール(16%)、日本(12%)、EU(10%)。
インドネシアの歴史
- 7世紀:スマトラを中心に仏教王国スリウィジャヤ王国が成立。以後ジャワを中心に仏教、ヒンズ−王国が興る。
- 13世紀:イスラム教の伝来(アチェ地方)。
- 1512年:ポルトガル、モルッカ諸島のアンボンを占領。
- 1602年:オランダ、ジャワに東インド会社を設立。植民地経営に乗り出す。
- 1942年:日本軍の侵攻によりオランダの植民地支配は瓦解。
- 1945年8月17日:インドネシア独立宣言(この日付には西暦ではなく日本の皇紀が採用された)。
- 1945年9月29日:イギリス・オランダ軍が日本軍武装解除のためと称しバタビアに入る(インドネシア人民軍との戦闘が始まる)。
- 1945年10月8日:インドネシア人民軍結成。イギリス及びオランダ軍と交戦開始。
- 1949年11月2日:国連の仲介により「ハーグ協定」調印、オランダがインドネシアの独立を承認。
- 1949年12月27日:オランダがインドネシアの主権を抛棄し、インドネシア連邦共和国が成立(スカルノが大統領に就任)。
- 1950年9月28日:国連加盟。
- 1965年9月30日:大統領親衛隊長が率いる部隊が中央放送局などを占拠し、6人の軍最高幹部を殺害(9・30事件)。
- 1966年7月5日:スカルノが終身大統領の称号を剥奪され、スハルト陸相が大統領の代理に。
- 1966年8月11日:インドネシアとマレーシアが平和協定。
- 1966年9月28日:国連に復帰。
- 1967年:スカルノ、大統領の権限をスハルトに移譲。
- 1968年:スハルト、第2代大統領に就任。
- 1998年1月15日:経済改革プログラムについて国際通貨基金(IMF)との覚書に調印。
- 1998年:ハビビ大統領就任。
- 1999年10月20日:ワヒッド大統領就任。
- 1999年10月20日:インドネシア国民協議会は、1978年の東ティモール併合決定の撤回を決議(撤退を決定)。
- 2001年7月23日:メガワティ・スティアワティ・スカルノプトゥリが大統領に就任。
- 2004年:ユドヨノ大統領就任(第6代大統領)。
- 2005年10月1日:バリ島で同時爆弾テロ発生。
インドネシアの文化
- 公用語はインドネシア語だが、会話言語ではそれぞれの地域で語彙も文法規則も異なる583以上の言葉が日常生活で使われている。インドネシア語を日常的に話す人は多くて3,000万人程度で国の人口比にすると少ない。ただ、国語になっているため第2言語として話せる人の数はかなり多い。
- ジャワ島に全国人口の約60%が集中しているため国内移民政策が実施され、他の島々の開発が図られている。
- インドネシアはイスラム教徒の人数が最も多い国とされている。アジアの中でも特にインドネシアにイスラム教徒が多いのは、国際公益が盛んだったことに原因があるとされる。
- 国旗のデザインは、国連基準の2:3の縦横比に統一するとモナコの国旗と同様になるため両国の間で調整が図られたものの進展しなかった。モナコ独自の基準による比率は4:5としている。また上下を逆にするとポーランドの国旗と同様になる。インドネシアでは、赤が自由と勇気、白は正義と純潔を表すと発表されている。
- イスラム諸国会議機構加盟国。
- 東南アジア諸国連合加盟国。
- アジア太平洋経済協力会議(APEC)加盟国。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
地理、
国、
東南アジアとリンクを辿ると、当ページ
インドネシアに辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/country/es_asia/idn.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月14日 最終更新:2007年03月15日