モナコ

モナコの基本情報

最終更新

2007-04-20T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

モナコ公国【Monaco】。公式の英語表記は、Principality of Monaco。

首都

モナコ【Monaco】

国旗

人種

モナコ人6,100人、フランス人10,200人、イタリア人6,400人等

言語

フランス語（公用語）、モネガスク語

宗教

カトリック（国教）

通貨

ユーロ：Euro（EUR）（1999年までの通貨は、フラン）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

MCO/MC/492

人口/面積

32,270人/1.44平方キロメートル（バチカン市国に次いで世界第2の小国）

国歌/国花/国鳥

モナコ国歌/カーネーション/-

漢字による表記

摩納哥

時間帯

UTC +1（DST: +2）

ccTLD

.MC

国際電話番号

377

モナコのその他情報

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モナコの地形

西ヨーロッパの都市国家で、首都モナコ市がそのまま全領土となる。フランスの地中海沿岸地方コート・ダジュールのイタリアとの国境近くに位置し、地中海に面している。長さ3km、幅200〜300mで、背後に丘陵がせまる。旧市街地と新市街地があり、世界的に見ても人口密度が高い。平地の面積は極端に少く、少い平地を山と海に囲まれる形となっている。市町村のような地方公共団体は存在しないが、4つの地区（カルティエ）に分けられている。

• モナコ市街区（宮殿・政府のある中心地区）
• モンテカルロ区（カジノ・リゾート地区）
• ラ・コンダミーヌ区（港湾地区）
• フォンヴェイユ区（新興地区）

モナコの気候

地中海性気候で、夏は高温乾燥、冬は温暖湿潤。北方にアルプス山脈が控えているため寒風が吹き込むことはない。

モナコの経済

主要な産業は観光。特にカジノは有名で、19世紀の一時期は国家収入の9割を占めていたこともあるが、現在では5%以下であり、経営も半官半民の企業「ソシエテ・デ・バン・ド・メール」へ移管されている。埋立地には医薬品、電子などの工業と多くの金融機関が存在する。フランスやイタリアから通勤している労働者も多い。直接税はなく法人税も低いため、世界の富豪の別荘や多国籍企業の事務所が集まり、不動産業も重要。人気の切手も財政に寄与している。

主要貿易品目

観光業、工業（科学、精密機器等）

モナコの歴史

• 1297年：ジェノヴァのグリマルディ家がモナコにあった要塞を占拠。
• 1793年：フランスの支配（〜1814年）
• 1815年：イタリアのサルディニア王国保護下に入る。
• 1861年2月2日：モナコ公国の主権回復。フランスより独立。
• 1911年：立憲君主制導入。モナコ憲法制定。
• 1918年：フランス・モナコ保護友好条約締結。フランスの保護下に入る（保護国）。
• 1940年：イタリアによる占拠。
• 1943年：ドイツによる占拠。
• 1949年：レーニエ3世即位。
• 1956年：レーニエ3世がハリウッド女優グレース・ケリーと結婚。
• 1962年：新憲法制定（死刑廃止、婦人参政権付与など）。
• 1993年5月28日：国連加盟。
• 2002年：フランスと新条約（公家に跡継ぎがなくなっても公国の存続を保証）。
• 2005年：レーニエ3世逝去、アルベール2世即位。
• 2005年12月：フランス・モナコ友好協力条約締結。

モナコの文化

• 国旗のデザインは、国連基準の2：3の縦横比になるとインドネシアと同様になるため両国の間で調整が図られたものの進展しなかった。モナコ独自の基準による比率は4：5としている。また上下を逆にするとポーランドの国旗と同様になる。
• モナコの国籍法は1992年に改正され、モナコ国籍をもつ母親が実子にモナコ国籍を与えることができる。移民が市民権を取得するためには、申請後10年単位の時間を要する。
• バチカン市国に次いで世界第2の小国で、国連加盟国の中では世界最小。