イギリス
イギリスの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-08T00:00:00+09:00
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- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国【United Kingdom】。公式の英語表記は、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。通称はイギリス、英国
- 首都
- ロンドン【London】
- 国旗

- 人種
- アングロ・サクソン人94%、ケルト系
- 言語
- 英語(公用語)、ウェールズ語、スコットランド語、ゲール語等。
- 宗教
- 英国国教会48%、カトリック16%、イスラム教1.7%、長老派教会、メソジスト、シーク教、ヒンズー教、ユダヤ教等。
- 通貨
- スターリングポンド:British Pound(GBP)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- GBR/GB/826
- 人口/面積
- 60,270,708人/244,820平方キロメートル(日本の約2/3)
- 国歌/国花/国鳥
- 女王陛下万歳/イングランド:バラ/ウェールズ:ラッパズイセン/北アイルランド:シャムロック/スコットランド:アザミ/ヨーロッパコマドリ(ツグミ科)
- 漢字による表記
- 英吉利/英国/大不列頓
- 時間帯
- UTC (DST: +1)
- ccTLD
- .UK(ISO 3166-1では.GB)
- 国際電話番号
- 44
イギリスのその他情報
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- 2007-03-05T00:00:00+09:00
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イギリスの地形
西ヨーロッパの北海に位置し、グレートブリテン島とアイルランド海を隔てたアイルランド島の北部、及びその周辺のいくつかの島からなる。また、グレートブリテン島は中部から南部を占めるイングランド、西部のウェールズ、北部のスコットランドに大別される。更に、グレートブリテン島は北部にカレドニア山脈、中央にペニン山脈、西部にカンブリア山脈がある。いずれも古期造山帯のもので低くなだらか。そのため、国土面積自体は日本のおよそ3分の2(本州と四国を併せた程度)だが、可住地面積は逆に日本の倍近くに及んでいる(国土の約90%が可住地)。イギリスは大小あわせて1,098ほどの小さい島からなり、ほとんどは自然の島だが、いくつかはクランノグといわれる人工の島がある。
イングランドの大部分は岩の多い低地で、北西の山がちな地域(湖沼地帯のカンブリア山脈)、北部(ペニンネスの湿地帯、ピーク・ディストリクトの石灰岩の丘陵地帯)が特徴的。主な河川は、テムズ川、サヴァーン川、トレント川、ウーズ川。主な都市はロンドン、バーミンガム、ヨーク、ニューカッスル・アポン・タインなど。イングランド南部のドーヴァーには、対岸のフランスと連絡するユーロトンネルがある。イングランドには標高 1000m を超える地点はない。
ウェールズは山がちだが、それでも最高峰は標高1,085mのスノードン山。ウェールズの首都また最大の都市はウェールズの南部に位置するカーディフ。
スコットランドは南部と東部は比較的標高が低く、ベン・ネヴィス(英国最高峰:1,343m)を含む北部や西部は標高が高い。スコットランドには数多くの半島、湾、ロッホと呼ばれる湖があり、グレートブリテン島最大の淡水湖であるネス湖もスコットランドにある。西岸にはフィヨルドが多い。スコットランドの主要都市は首都エディンバラ、グラスゴー、アバディーン。
北アイルランドはアイルランド島の北東部を占め、ほとんどは丘陵地。主要都市はベルファストとデリー。
イギリスの気候
偏西風とメキシコ湾流の影響を受け、高緯度ながら夏涼しくて冬暖かい西岸海洋性気候。年間を通じて降雨があるが、大半は霧雨上で降水量はさほど多くない。
イギリスの経済
農業人口は2%ほどだが、近代化され且つ可耕地も広いため食糧の70%を自給するに至る。穀物、ジャガイモが栽培され、牧畜も盛ん。森林は過去に過剰伐採されたため植林が奨励され、輸入が大半を占める。スコットランドを中心に漁業も盛んである。地下資源で特筆すべきは60年代に開発された北海油田。産出量は国内需要を上回り、パイプラインでヨーロッパ本土へ輸出されている。石炭と鉄鉱石以外の資源は少ないが、18世紀の産業革命以来の世界経済をリードする工業国であり、加工業が主。金融業が発達しており、ロンドンは世界の金融、保険市場の中心として大きな役割を果たしている。EU加盟国であるが、通貨はユーロではなくUKポンド。イングランド銀行が英国の中央銀行だが、スコットランドと北アイルランドでは地元の商業銀行も独自の紙幣を発行している。
主要貿易品目
輸出は電気製品、自動車、石油・石油製品、薬品。輸入は電気製品、自動車、機械類、石油製品。
主要貿易相手国
輸出はアメリカ、ドイツ、フランス、オランダ。輸入はドイツ、アメリカ、フランス、オランダ。
イギリスの歴史
- 44〜410年:ローマ帝国の支配。
- 1066年:ノルマンディ公ウィリアム、イングランドを征服。
- 1282年:ウェールズ地方にもイングランドの州制度がしかれる。
- 1314年6月23日:スコットランド軍がイングランド軍を撃破。その後17世紀まで紛争が続く(バノックバーンの戦い)。
- 1347年8月3日:英仏百年戦争でフランス北海岸の町・カレーをイギリス軍が占領(カレーの市民6人が自主的に人質となり町を解放)。
- 1415年10月25日:ノルマンディーに上陸したイギリス軍がフランス軍を破る(アザンクールの戦い:百年戦争)。
- 1536年:イングランドにウェールズが併合。
- 1553年7月19日:メアリー1世が即位。わずか9日間でジェーン・グレーは退位。
- 1577年12月13日:ドレークがイギリス王エリザベス1世の勅許を受け、艦隊を率いて世界一周の航海へ。1580年に帰着しイギリス人として初の世界就航者に。
- 1588年7月21日:イギリス艦隊とスペイン無敵艦隊の海戦が始る(30日にイギリスが勝利)。
- 1600年12月31日:イギリスのアジア進出の要となるイギリス東インド会社を設立(1602年にはオランダが東インド会社を設立)。
- 1603年:イングランドとスコットランドが同君連合を形成。
- 1605年11月5日:イギリスで、トマス・パーシーが議会もろとも国王ジェームズ1世の爆殺を図り事前に発覚(火薬陰謀事件)。
- 1620年9月6日:メイフラワー号がアメリカ大陸に向け、プリマス港を出港。
- 1620年12月21日:メイ・フラワー号に乗ったイギリスの清教徒たちが、アメリカ大陸のプリマス・ロックに上陸(アメリカ開拓はじまる)。
- 1641年11月22日:イギリス下院が国王チャールズ1世の悪政を挙げ議会改革を要求する「大抗議文」を提出。
- 1642年8月12日:イギリス王チャールズ1世が議会派に宣戦(清教徒革命の始り)。
- 1644年7月2日:クロムウェルの鉄騎隊が王軍を破り、議会軍が優勢に(イギリス、清教徒革命:マーストンムーアの戦い)。
- 1648年12月6日:クロムウェルがイギリス議会から長老派を追放。
- 1675年8月10日:グリニッジ天文台、オープン。
- 1675年12月29日:コーヒー禁止例が発布。
- 1688年6月30日:イギリス議会が国王としてオランダのオレンジ公ウィリアム夫妻を招く(名誉革命の始り)。
- 1688年11月5日:イギリス議会により国王に招請されたオランダ総督オレンジ公ウイリアム夫妻がイギリスに上陸(名誉革命)。
- 1689年12月16日:『権利の章典』が成立。
- 1693年6月27日:ロンドンで女性向けの雑誌が初めて発行。
- 1707年:スコットランド王国及びイングランド王国合併、グレートブリテン連合王国成立。
- 1745年9月28日:ロンドンのドゥルーリー・レーン劇場で、後にイギリス国歌となる「God save the king」が初めて歌われる。
- 1757年6月23日:ブラッシーの戦いでイギリス・東インド会社軍がフランスのベンガル土侯連合軍を破る。インドのイギリス支配が決定。
- 1759年1月15日:大英博物館が開館。
- 1768年7月30日:イギリスの海軍中尉ジェームス・クックが初航海に出発。
- 1781年10月19日:ヨークタウンでイギリス軍が降伏し、アメリカ独立戦争が終結。
- 1798年8月1日:ナイル川河口のアブキール湾でイギリス海軍がフランス艦隊を破る(ナイルの戦い)。
- 1801年:グレートブリテン及びアイルランド連合王国成立。
- 1805年10月21日:トラファルガーの戦いでネルソンのイギリス艦隊がフランス・スペイン連合艦隊に勝利。
- 1819年8月16日:議会改革運動支援のために聖ピーター広場に集まった人々を、イギリス政府が武力弾圧。死傷者400人以上(ピータールーの虐殺)。
- 1825年9月27日:世界初の蒸気機関車が開通。
- 1839年9月28日:清国との間で阿片戦争が勃発(〜1842年)。
- 1856年10月6日:中国人所有でイギリス人が船長の小帆船・アロー号が、広州港外で清朝官憲により臨検。イギリスがイギリス旗侮辱と主張し紛争に(アロー号事件)。
- 1858年8月2日:インド統治法により、イギリスがインドに対する直接統治を開始。
- 1859年7月11日:イギリス国会議事堂のビッグ・ベンが初めて鳴らされる。
- 1862年7月4日:オックスフォード大学の数学教師チャールズ・ドジソンが、友人アリス・リデルのために作った「不思議の国のアリス」を出版。
- 1863年7月2日:前年8月にイギリス人が薩摩藩士に殺傷された「生麦事件」に激怒したイギリス政府は、犯人の引き渡しと賠償金を求めるも薩摩はこれを拒絶。鹿児島湾で英戦艦と薩摩軍が交戦(薩英戦争)。
- 1872年11月30日:イングランド対スコットランドのサッカー公式国際試合開催。初のサッカー公式国際試合。
- 1874年7月30日:「工場法」「賃金法」が成立。
- 1875年11月25日:イギリスがエジプトからスエズ運河株を買収。
- 1882年8月19日:イギリス軍がエジプトに上陸。
- 1889年8月6日:ロンドンにサボイホテルがオープン。電灯とエレベーターを初めて備えた、当時世界一贅沢なホテル。
- 1894年6月30日:ロンドンのタワーブリッジが完成。
- 1901年11月18日:イギリスとアメリカ間で「パナマ運河」に関する条約(第2次ヘイ・ポンスフォート条約)が締結される。
- 1902〜1921年:日英同盟。
- 1902年8月9日:推理作家コナン・ドイルに「サー」の称号が贈られる。
- 1902年12月23日:イギリス・カナダ間に大西洋横断無線電信が開通。
- 1905年12月19日:それまで伝染病患者の緊急隔離のみに使われていた救急車が、ロンドンで初めて交通事故に使われる。
- 1909年9月20日:イギリス議会が南アフリカの連邦制度案を承認。
- 1909年9月20日:イギリスで職業紹介所が設立され、失業保険制度が制定される。
- 1914年6月23日:イギリス議会で「アイルランド自治法」が成立。
- 1914年8月4日:第1次大戦で、イギリスがドイツに宣戦布告。
- 1914年8月12日:第1次大戦で、イギリスがオーストリアに宣戦布告。
- 1914年12月18日:イギリスがエジプトの保護国化を宣言。
- 1915年11月30日:日・仏・英・伊・露の5か国が単独不講和宣言に調印。
- 1917年7月6日:イギリスの軍人T.E.ロレンス(アラビアのロレンス)が、紅海の要衝アカバのトルコ軍基地を奇襲作戦で陥落。
- 1918年1月11日:イギリスで30歳以上の女性に参政権。
- 1918年6月21日:ロイド・ジョージ・イギリス首相が、珍田捨巳大使に日本のシベリア出兵を要請。
- 1919年8月9日:「イギリス・イラン条約」調印。イランの保護国化が確立。
- 1921年12月13日:ワシントン軍縮会議で日・英・米・仏の4か国条約が調印される(1911年7月13日の日英同盟調印は廃棄)。
- 1922年:アイルランドの北部6州を除く26州がアイルランド自由国として独立。
- 1925年12月1日:ドイツ・ベルギー・フランス・イギリス・イタリアが相互にヨーロッパの平和を保障(ロカルノ条約本調印)。
- 1927年:グレートブリテン及び北アイルランド連合王国へ改称(南アイルランドの分離)。
- 1927年12月14日:イギリスがイラク内に空軍基地と軍事指導権を獲得することを条件に、イラクの独立を認める新協定を締結。
- 1928年12月20日:イギリスが中国国民政府を承認し「関税協定」に調印(中国の自主関税承認)。
- 1931年12月11日:ウェストミンスター法が制定される(帝国会議宣言の法制化)。
- 1936年12月10日:イギリス王エドワード8世、シンプソン夫人と恋に落ち結婚を望んだため退位を宣言。
- 1940年7月3日:イギリス海軍が、アルジェリアのオラン港付近の軍港に碇泊中のフランス艦隊を攻撃・潰滅(オラン港事件)。
- 1940年9月7日:ドイツ空軍によるロンドンへの65日間に渡る夜間爆撃が始る。
- 1941年7月12日:第2次大戦で「英ソ相互援助条約」調印。
- 1941年12月8日:第2次大戦で、日本が米英に宣戦布告。午前4時、野村吉三郎・来栖三郎両駐米大使がハル国務長官に最後通牒を渡す。
- 1941年12月8日:アメリカとイギリスが対日宣戦を布告(9日に中国国民政府が日・独・伊に宣戦布告、11日にはドイツ・イタリアがアメリカに宣戦布告し、アメリカは対ドイツ・イタリアに宣戦を布告)。
- 1941年12月13日:ハンガリーが対米英宣戦布告。
- 1943年1月11日:イギリスとアメリカが中国重慶政府と新条約を締結(在華特権を放棄)。
- 1943年1月13日:カサブランカ会議。ウィンストン・チャーチル英首相とフランクリン・ルーズヴェルト米大統領がカサブランカでドイツ無条件降伏の要求などを決定。
- 1943年11月17日:第2次大戦で、イギリス空軍がベルリン爆撃を開始。
- 1943年12月1日:フランクリン・ルーズヴェルト米大統領、ウィンストン・チャーチル英首相、蒋介石中華民国総統が「カイロ宣言」を発表。
- 1943年12月3日:米・英・ソによる「テヘラン宣言」発表。対独第2戦線結成を決定。
- 1944年9月6日:ドイツがV2ロケットによるイギリスへの攻撃を開始。
- 1945年7月17日:ドイツ・ベルリン郊外のポツダムで、トルーマン・米大統領、チャーチル・イギリス首相、スターリン・ソ連首相が集まり連合国首脳会議(ポツダム会談)を開く(26日に米・英・中が軍国主義の永久追放などを盛り込んだ対日ポツダム宣言を発表)。
- 1945年12月16日:アメリカ・イギリス・ソ連の3か国が、モスクワ外相会議を開会(極東委員会・対日理事会・米ソ合同委員会の設置、朝鮮臨時政府樹立、5年間の信託統治など朝鮮処理案で合意)。
- 1947年11月20日:エリザベス2世がエジンバラ公フィリップ・マウントバッテンと結婚。
- 1948年7月29日:第14回オリンピック・ロンドン大会が開催される(〜8月14日:第2次世界大戦の影響で12回・東京と13回・ロンドンが中止となったため12年ぶりの大会、日本とドイツは大戦の責任を問われ招待されず)。
- 1951年10月25日:イギリス総選挙で6年ぶりに保守党が勝利。チャーチル内閣が成立。
- 1952年:エリザベス二世女王即位。
- 1952年10月3日:イギリスがアメリカとソ連に次いで初の原爆実験。
- 1956年10月17日:イギリスで世界初の原子力発電所・コールダーホール原発が開所。
- 1956年12月3日:スエズ動乱でイギリスとフランスがエジプトからの即時撤退を発表。
- 1963年1月14日:フランスのド・ゴール大統領が、イギリスの欧州経済共同体(EEC)加盟を拒否すると表明。
- 1964年10月15日:イギリス労働党が13年ぶりに政権獲得。
- 1967年11月17日:14.3%のポンド切り下げを実施。
- 1967年11月27日:ド・ゴールフランス大統領がイギリスのEEC加盟を拒否(金本位制復帰を主張)。
- 1969年12月18日:イギリス上院が「死刑廃止時限法」の無期限延長を決定。死刑廃止が確定。
- 1972年6月23日:イギリスのポンドが変動相場制に移行。
- 1973年:拡大EC加盟。
- 1974年11月12日:イギリスが「ポンド価格保証協定」の不延長を発表。英植民地経済圏におけるスターリング地域が消滅。
- 1975年12月29日:「性差別禁止法」「男女同一賃金法」施行。
- 1978年7月25日:イギリスで世界初となる試験管ベビー誕生。
- 1979年5月:サッチャー保守党内閣成立。
- 1981年7月29日:チャールズ皇太子とダイアナ・スペンサーが挙式。
- 1983年10月12日:「ギネスブック」が刊行される(表紙は長寿の泉重千代)。
- 1984年11月30日:英仏海峡トンネルの建設にサッチャーイギリス首相とミッテランフランス大統領が合意。
- 1984年12月19日:サッチャー・イギリス首相と趙紫陽・中国首相が、1997年の香港返還協定に調印。
- 1985年12月5日:ユネスコから正式脱退。
- 1988年7月6日:イギリスの北海油田の洋上基地で大爆発事故。死者166人。
- 1990年11月22日:サッチャーイギリス首相が辞任を発表。在任11年半。
- 1990年11月28日:イギリス保守党がメージャー蔵相を党首に選出。
- 1990年11月:メイジャー保守党内閣成立。
- 1990年12月1日:ユーロトンネルが貫通。
- 1992年1月20日:イギリス王室の離宮・ウィンザー城が炎上、文化遺産が多数焼失。
- 1995年11月30日:エリザベス2世イギリス女王がカトリック教会を訪問(イギリス王のカトリック教会訪問は461年ぶり)。
- 1997年5月:ブレア労働党内閣成立。
- 1997年8月31日:ダイアナ元皇太子妃がパリ市内で交通事故死。36歳。
- 1998年12月16日:国際連合の大量破壊兵器査察を拒否したイラクを米英軍が空爆。
- 2000年7月9日:イギリス皇太后の百歳を祝う式典が行われる(ロンドン)。
- 2005年7月6日:主要国首脳会議が、イギリスのグレンイーグルズにて開催される(8日まで)。
- 2006年8月10日:ロンドン警視庁が、ロンドンからアメリカに向かう旅客機計10機をアメリカの主要都市上空で爆破させるテロ計画を未然に阻止。容疑者24人を拘束。
イギリスの文化
「イギリス民族」という民族は存在せず、英国に住む主な民族はイングランドを中心に居住するゲルマン民族系のアングロ・サクソン人、ケルト系のスコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人。更に、旧植民地出身のインド系、アフリカ系、アラブ系や華僑なども多く住む多民族国家である。
事実上の公用語は英語だが、ウェールズの一部でウェールズ語、スコットランドの一部でスコットランドのゲール語とスコットランド語が話される。ウェールズではウェールズ語が第一公用語であり、公文書はウェールズ語と英語とで併記される。
イギリスの国籍法では、国民を以下の区分に分けている。属する区分によって国内での様々な取扱いで差異を生ずることがあるほか、パスポートにその区分が明示されるため、海外渡航の際も相手国により取扱いが異なることがある。
- GBR:British Citizen - イギリス市民
- 本国人
- GBD:British Dependent Territories Citizen - イギリス - 属領市民
- 植民地出身者
- GBN:British National (Overseas) - イギリス国民(海外)
- 香港特別行政区の住民
- GBO:British Overseas Citizen - イギリス海外市民
- ギリシャ西岸の諸島、インド、パキスタンなど旧植民地出身者のうち特殊な歴史的経緯のある者
- GBP:British Protected Person - イギリス保護民
- GBS:British Subject - イギリス臣民
- アイルランド(北部以外)、ジブラルタルなどGBDやGBOとは別の経緯のある地域の住民で一定要件に該当する者
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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