シリア

シリアの基本情報

最終更新

2007-03-23T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

シリア・アラブ共和国【Syrian Arab Republic】。公式の英語表記は、Syrian Arab Republic。

首都

ダマスカス【Damascus】

国旗

人種

アラブ人85%、アルメニア人、クルド人、パレスチナ人

言語

アラビア語（公用語）、都市部では英語、フランス語が通用

宗教

イスラム教85%（スンニ派70%、アラウィ派12%）、キリスト教13%

通貨

シリア・ポンド：Syrian Pound（SYP）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

SYR/SY/760

人口/面積

18,016,874人/185,180平方キロメートル（日本の約半分）

国歌/国花/国鳥

祖国の守護者よ/ダマスクローズ/-

漢字による表記

叙利亜

時間帯

UTC +2（DST: +3）

ccTLD

.SYP

国際電話番号

963

シリアのその他情報

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シリアの地形

中東・西アジアに位置し、北はトルコ、東はイラク、南はヨルダン、西はレバノンとイスラエルに接し、東地中海に面する。国土は、地中海沿岸の狭い海岸平野、並行して走るアンチレバノン山脈、中央部から東南部に広がる半砂漠のシリア台地に大別。最南端にはゴラン高原、北東部にはユーフラテス川がある。

シリアの気候

海岸部は地中海性気候で、夏は高温で乾燥し、冬は温暖で降雨に恵まれる。東部は温帯の砂漠気候で、寒暑の差が大きい。

シリアの経済

農業は地中海沿岸とユーフラテス川流域が中心で、小麦、綿花、オリーブなどを生産。羊毛も産する。工業は繊維産業が中心であったが、北東部に油田が発見され、石油と石油製品が輸出の過半を占める。

主要貿易品目

輸入は機械類、食料品、金属・金属製品、化学製品。輸出は石油・石油製品、果物・野菜、繊維製品、綿花。

主要貿易相手国

輸入はウクライナ、中国、ロシア、サウジアラビア、トルコ。輸出はイタリア、フランス、トルコ、サウジアラビア、レバノン。

シリアの歴史

• 紀元前305年：マケドニアのセレウコス将軍が王号を名乗る。首都はアンティオキア。
• 紀元前304年：インド領からの撤退始まる。
• 紀元前301年：シリア地方獲得。
• 紀元前274年：ガリア人侵入を撃退。
• 紀元前271年〜紀元前205年：シリア戦争。
• 紀元前130年：パルティア軍に敗北。全東方領土を喪失。
• 紀元前64年：ローマ軍首都制圧。併合され、セレウコス朝滅亡。
• 661年：ムアーウィヤがカリフとなりウマイヤ朝創設。ダマスカスを首都と定める。
• 15世紀頃：オスマン帝国の支配下に置かれる。
• 1918年：オスマン帝国より独立。
• 1920年：セーヴル条約によりフランスの委任統治領となる。
• 1925年7月18日：対フランスの民族蜂起。
• 1946年4月17日：フランスより独立。
• 1958年：エジプトと連合､「アラブ連合共和国」成立（首都：カイロ）。
• 1961年：連合を解消､シリア・アラブ共和国として再独立。
• 1973年10月6日：第4次中東戦争勃発。イスラエル軍とエジプト・シリア両軍がシナイ半島とゴラン高原で交戦。22日に終結。
• 1976年：レバノンへの駐留開始。
• 1983年6月24日：シリア政府がアラファトPLO議長を国外追放。
• 2005年：レバノンより撤退。

シリアの文化

• 古代より文明が栄えた土地で、各文明の交流地点のため高度な文化が発達した。国内の各地にアッシリア帝国時代の遺跡が点在する。
• 西洋風の町並みや服装が浸透しているが、国民性は質実剛健でイスラム教の教えが厳格に守られている。
• 「シリア」という際は現在の国家ではなく周辺のレバノンやパレスチナを含めた地域（歴史的シリア、大シリア）を指すこともある。
• イスラム諸国会議機構加盟国。
• アラブ連盟加盟国。