香港
香港の基本情報
- 最終更新
- 2007-04-18T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/e_asia/hkg.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- 香港【Hong Kong】(ほんこん)。公式の英語表記は、Hong Kong Special Administrative Region。
- 首都
- (中心地区:ビクトリア地区【Victoria】)
- 国旗
- -
- 人種
- 漢民族(約95%)
- 言語
- 広東語、英語、中国語(北京語)ほか
- 宗教
- 仏教、道教、カトリック、プロテスタント、回教、ヒンドゥー教、シーク教、ユダヤ教
- 通貨
- 香港ドル:Hongkong Dollar(HKD)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- HKG/HK/344
- 人口/面積
- 6,855,125人/1,092平方キロメートル(東京都の約半分)
- 国歌/国花/国鳥
- -
- 漢字による表記
- -
- 時間帯
- UTC +8(DST: なし)
- ccTLD
- .HK
- 国際電話番号
- 852
香港のその他情報
- 最終更新
- 2007-04-18T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/e_asia/hkg.html#other
香港の地形
中国広東省南端に位置し、香港島、九龍半島、新界および周辺の南シナ海に浮かぶ200余りの島が含まれる。ランタオ島(大嶼山)は領域内で最大の島であり、香港島の約2倍の面積を持ち、香港国際空港の空港島が隣接している。2005年9月には島内にディズニーランドが開園した。香港の地形は全体に山がちで、最高点は大帽山(958m)。中国本土との境辺りを除き平地は少なく、主なものに元朗平原があり、付近の海岸には湿原がある。
香港の気候
温暖冬季少雨気候(サバナ気候〜温暖湿潤気候移行部型)に属し、秋から冬にかけては温暖で乾燥しており、春と夏は海からの季節風と熱帯低気圧の影響で高温湿潤。春には霧が多発する。6〜9月が雨季。秋は台風に襲われることもしばしば。
香港の経済
成立背景から、規制が少なく低税率な自由経済を特徴とする。繊維産業に始まった工業化は、雑貨、衣料、家電、電子へと急速に発展した。現在は、貿易、不動産、観光、金融など3次産業の比率が高まり、東南アジアの金融センターへと成長。もともとイギリスの対中国貿易の拠点であったことから中継貿易が盛ん。漁業は盛んだが農業は振るわず、水と食糧は中国本土から輸入している。食料や日用品などの対外依存度も高い。観光業も重要で年間1000万人以上が訪れている。また、古くから映画産業が盛ん。イギリス時代から高度に整備された民法と税制上の優遇措置、高い教育程度と豊富な英語人口などから、オフィスや住宅の家賃がアジア地域のみならず世界でも最も高いとされるにも関らず、多くの欧米企業は中国や日本を含む東アジア全域またはアジア全域を管轄する地域統括本部を香港に設けることが多い。
主要貿易品目
地場輸出は電動機械、衣料、繊維製品。再輸出は消費財、原料及び半製品。輸入は原料及び半製品、消費財、食品。
主要貿易相手国
輸出は中国、アメリカ、イギリス。輸入は中国、日本、台湾。
香港の歴史
- 1839年:第一次アヘン戦争勃発。
- 1842年:南京条約で香港島を清朝からイギリスに永久割譲。
- 1858年:原住民差別禁止政策施行。
- 1860年:北京条約で九龍半島南部の市街地を割譲に追加。
- 1865年:香港上海銀行設立。
- 1872年:香港上海銀行が初めて通貨発券。
- 1898年:展拓香港界址專條で九龍半島、200余の島(新界)を99年間の期限付きで租借。
- 1941年12月25日:香港のイギリス軍が降伏し、日本軍が香港全島を占領。
- 1942年:日本軍の磯谷廉介中将が香港総督に就任。
- 1945年:日本の敗戦によりイギリスの植民地に復帰。
- 1950年:イギリスが、中国共産党により前年に北京を首都として建国された中華人民共和国を承認し、中華民国政府と国交を断絶する。
- 1967年:文化大革命の影響を受けた中国共産党系住民が暴動を起こす。
- 1983年:アメリカドルとのペッグ制を開始。
- 1984年12月19日:イギリスのマーガレット・サッチャー首相と、中華人民共和国のケ小平共産党中央委員との間で租借地と割譲地域の返還に合意。
- 1992年:最後の香港総督であるクリストファー・パッテン就任。
- 1997年7月1日:租借地と割譲地域をイギリスから中華人民共和国へ返還。
- 1998年7月7日:香港国際空港開港。
香港の文化
- 香港という名称は、珠江デルタの東莞周辺から集められた香木の集積地となっていた湾および沿岸の村の名前に由来。現在の香港島南部の深湾と黄竹坑にあたる。正式名称は、香港特別行政区【Hong Kong Special Administrative Region:SAR】で、中華人民共和国の特別行政区の1つ。1997年6月30日迄は「The Crown Colony of Hong Kong」と呼ばれていた。
- 公用語は英語と中国語だが、事実上の共通語は方言の1つである広東語。人口の 95.2%が広東語を常用もしくは理解し、38.1%が英語を常用もしくは理解するとされる。英語は中国語に対する上位言語で、イギリスの統治が始まってから1974年までの間、唯一の公用語とされていたが、中国語も事実上の公用語であった。2003年より学科の内容理解を深めることを目標に、中学・高校で中国語を用いて授業を行なうことを奨励する政策(母語教学)を実施している。
- アジア太平洋経済協力会議(APEC)加盟国。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
地理、
国、
東アジアとリンクを辿ると、当ページ
香港に辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/country/e_asia/hkg.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月18日