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https://www.7key.jp/data/country/list/cis.html#what
独立国家共同体【Commonwealth of Independent States:CIS】は、ソビエト連邦解体時に、連邦を構成していた15か国のうちの12か国で形成された緩やかな国家連合体。ベラルーシの首都ミンスクに本部が置かれている。1991年12月8日、ロシアのボリス・エリツィン大統領、ウクライナのレオニード・クラフチュク大統領、ベラルーシのスタニスラフ・シュシケビッチ最高会議議長は、ベラルーシのベロベージでソビエト連邦の消滅と独立国家共同体(CIS)の創立を宣言した(ベロベージ合意)。続いて12月21日、カザフスタンでの首脳会議にグルジアを除く8か国(カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、モルドバ、アルメニア、アゼルバイジャン、トルクメニスタン)も参加し、アルマトイ宣言に調印した。1993年にはグルジアも含めて12カ国すべてが加盟した。当時の欧州共同体(EC)型の組織をモデルにしたが、独自の憲法や議会は持たない。
CIS加盟各国にとって最大の懸案は、ソビエト連邦崩壊後も各地に置かれていた膨大な軍事施設、戦略核、弾道ミサイルであり、特に核戦力がベラルーシ、ウクライナ、カザフスタンによって大量に保管されていたことは脅威であったが、CISによってロシアが一括管理することが取り決められた。カザフスタンのICBM用核弾頭650発は1995年4月に撤去。ベラルーシは核弾頭18発を1995年末、ICBM 18基を1996年に撤去。ウクライナにはICBM 176基、戦略爆撃機46機、核弾頭は実に1592発を保有していたが、第一次戦略兵器削減条約のリスボン議定書に基づいて、全てロシアの管理下におかれた。カザフスタンに建設したバイコヌール宇宙基地はロシアがカザフスタンに使用料を支払うこととした。
https://www.7key.jp/data/country/list/cis.html#list
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