グルジア
グルジアの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-22T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
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- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- グルジア【Georgia】。
- 首都
- トビリシ【Tbilisi】
- 国旗

- 人種
- グルジア人(70.1%)、アルメニア人(8.1%)、ロシア人(6.3%)、アゼル人(5.7%)他(2005年CIS統計委員会)
- 言語
- グルジア語(公用語)、ロシア語
- 宗教
- グルジア正教65%、イスラム教11%、ロシア正教10%、アルメニア正教8%。
- 通貨
- ラリ:Lari(GEL)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- GEO/GE/268
- 人口/面積
- 4,693,892人/69,700平方キロメートル(日本の約5分の1)
- 国歌/国花/国鳥
- 自由/-/-
- 漢字による表記
- 格魯吉亜/具琉耳
- 時間帯
- UTC +4(DST: なし)
- ccTLD
- .GE
- 国際電話番号
- 995
グルジアのその他情報
- 最終更新
- 2007-03-22T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/country/e_europa/geo.html#other
グルジアの地形
カフカス山脈の南麓、黒海の東岸に位置し、北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接する。北部には5000m級の大カフカス山脈、南部には小カフカス山脈があり、その間に開けたコルヒダ低地がある。大カフカスには氷河もあり、これらの山脈を水源とするリオニ川、クラ川など河川も多い。黒海沿岸には肥沃な平野が広がる。
グルジアの気候
西部は黒海の影響を受け、海洋性の温暖湿潤気候。特に沿岸部は降水量が多く亜熱帯気候もみられる。東部は比較的乾燥した大陸性気候で、北部山地は高山気候。
グルジアの経済
伝統的には、黒海観光、柑橘類、茶やブドウの生産を中心としてきた。ソ連時代には黒海沿岸は有数の保養地となり、観光業が盛んだった。また、ブドウなどを利用してワインやコニャック製造などの食品加工業、マンガンや銅の採鉱と、これに付随して金属、機械類、化学薬品や織物を生産する工業部門も発達していた。自国内で供給できるエネルギーは殆どが水力発電のみで、天然ガスや石油を含むエネルギーの大部分をロシアからの輸入に依存している。
主要貿易品目
輸出はくず鉄、金、ワイン。輸入は石油燃料、ガス、自動車、医薬品。
主要貿易相手国
輸出はロシア、トルコ、アゼルバイジャン。輸入はロシア、トルコ、アゼルバイジャン。
グルジアの歴史
- 前6世紀:西グルジアにコルキス王国成立。
- 前4〜3世紀:東グルジアにイベリア(カルトリ)王国成立。
- 4世紀:イベリア(カルトリ)王国がキリスト教を国教化。グルジア文字の考案。
- 562年:西グルジア、ビザンツ帝国により併合。
- 6世紀:東グルジア、サーサーン朝ペルシアにより征服。
- 7世紀後半:東グルジア、アラブにより征服。
- 975年:バグラト朝成立。タマラ女王(在位1184-1213年)のもとバグラト朝最盛期、南コーカサス全域を領有。
- 13世紀以降:数次にわたる外敵の侵入、国土の疲弊。
- 16世紀以降:オスマン朝とサファヴィー朝により東西に分割。
- 1783年:ロシア帝国、東グルジアのカルトリ・カヘティア王国を保護国化。
- 1801年:東グルジア、ロシアに併合。
- 19世紀前半:西グルジアの諸地方、漸次ロシアに併合。
- 1844年:ロシア帝国、チフリスにカフカース総督府設置。
- 1878年:アジャリア併合によりグルジア制圧完了。
- 1918年5月:グルジア・メンシェヴィキによりグルジア共和国独立宣言。
- 1921年2月:赤軍チフリス入城、グルジア・ソヴィエト社会主義共和国成立。
- 1922年:アルメニア、アゼルバイジャンと共にザカフカース社会主義連邦ソヴィエト共和国を形成、ソ連邦結成に参加。
- 1956年:トビリシ事件(民衆集会・運動が軍により流血の弾圧)。
- 1989年4月:トビリシ事件(独立回復要求集会へのソ連軍の弾圧)。
- 1989年8月:南オセチア紛争はじまる。
- 1990年8月:アブハジア紛争はじまる。
- 1991年4月9日:共和国独立宣言。
- 1991年5月:ガムサフルディア、初代大統領に当選。
- 1992年1月6日:反ガムサフルディア派、大統領官邸占拠。ガムサフルディア大統領、グルジアから脱出。
- 1992年2月:国家評議会創設。シェヴァルナッゼ元ソ連外相が帰国し、国家評議会議長に就任。
- 1992年7月23日:アブハジアがグルジアからの独立を宣言、グルジアはこれを認めずアブハジア紛争勃発。
- 1992年7月31日:国連加盟。
- 1995年11月:シェヴァルナッゼ大統領就任(2000年再選)。
- 2002年8月:チェチェン共和国武装勢力に加わっていた日本人義勇兵(元自衛隊員)がグルジア領内で拘束されたとの報道。
- 2003年11月:野党勢力が議会を占拠、シェヴァルナッゼ大統領辞任(バラ革命)。
- 2004年1月:サーカシヴィリ大統領就任。
- 2006年7月25日、グルジア軍が、独立を主張しているアブハジアに軍事攻撃を仕掛ける。
グルジアの文化
- 1995年以来、正式名称と通称は同じでグルジア。独立直前の1990年から1995年までは「グルジア共和国」を正式な国名としていた。
- カフカス山脈に沿ってロシア連邦と723kmの国境を接し、クラスノダル地方、カラチャイ・チェルケス共和国、カバルダ・バルカル共和国、北オセチア共和国、イングーシ共和国、チェチェン共和国などロシアの民族共和国と接する。そのためグルジアは古くから紛争の影響を受けやすく、アブハジア自治共和国、南オセチア自治州、パンキシ渓谷など中央政府の支配権の及ばない地域がある。特にチェチェン共和国と接するパンキシ渓谷を中心にチェチェンゲリラの巣窟となっているなど問題がある。
- 独立国家共同体加盟国。
- 民主主義と経済発展の機構加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年03月22日