アゼルバイジャン
アゼルバイジャンの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-05T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/e_europa/aze.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- アゼルバイジャン共和国【Azerbaijan】。公式の英語表記は、Republic of Azerbaijan。
- 首都
- バクー【Baku】
- 国旗

- 人種
- アゼルバイジャン人(90%)、ロシア人(2.5%)、アルメニア人(2%)(2005年:CIS統計委員会)
- 言語
- 公用語はアゼルバイジャン語(テュルク諸語に属し、トルコ(共和国)語やトルクメン語に近い)。ロシア語、アルメニア語。
- 宗教
- イスラム教シーア派が優勢。その他ロシア正教2.5%、アルメニア正教2.3%など。
- 通貨
- アゼルバイジャン・マナト(AZM:1994年1月1日導入)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- AZE/AZ/31
- 人口/面積
- 7,868,385人/86,600平方キロメートル(日本の約1/4)
- 国歌/国花/国鳥
- アゼルバイジャン共和国国歌/-/-
- 漢字による表記
- 阿塞拜疆
- 時間帯
- UTC +4(DST: +5)
- ccTLD
- .AZ
- 国際電話番号
- 994
アゼルバイジャンのその他情報
- 最終更新
- 2007-03-05T00:00:00+09:00
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アゼルバイジャンの地形
大カフカス山脈の南に位置し、東はカスピ海に面する。北はロシア、北西はグルジア、西はアルメニア、南はイランと国境を接する。また、アルメニアをまたいで西南方に飛び地のナヒチェヴァン自治共和国があり、アルメニア、イラン、トルコと接している。国土の大半は山地で、特に北部の山脈は4000m級。そこから流れ出るクラ川沿いにクラ・アラクス平野が広がっている。
アゼルバイジャンの気候
カスピ海に面した北部地域は温暖湿潤気候で、南部地域はステップ気候。内陸部は乾燥し標高により気候は多様。
アゼルバイジャンの経済
バクー油田など豊富な天然資源があり、ソ連崩壊前後に生産量は低下したが、欧米資本の参入により設備の近代化とパイプライン敷設が進められ生産量が増加、経済を支えている。天然資源の存在は第二次世界大戦やチェチェン問題とアゼルバイジャンの関係とも大きくかかわっている。農業は潅漑水路の発達で、小麦や綿、果樹、茶などが栽培され、山岳地域では牧畜も盛ん。特に羊が多いため、「人の数より羊が多い」とまでいわれる。
2006年にはアゼルバイジャンの首都バクー、グルジアのトビリシ、トルコのジェイハンを結ぶBTCパイプラインが開通。これはBPなどの日欧米企業が出資し、輸送能力日量100万バレルの原油パイプラインである。
主要貿易品目
輸出は原油、機械設備、食料品など。輸入は石油製品、化学製品、食料品など。
主要貿易相手国
輸出入ともにイタリア、ロシア、イギリスなど。
アゼルバイジャンの歴史
- 前6〜4世紀:カフカース・アルバニア王国(アゼルバイジャン人の祖先と見られるアルバニア人の国家)。
- 3〜7世紀:サーサーン朝ペルシアの支配。
- 7〜10世紀:アラブの支配。
- 11世紀から:トルコ系諸民族の大量流入。
- 11〜13世紀:セルジューク朝諸政権の支配。
- 13世紀:モンゴル帝国に編入、イル・ハーン朝の支配。
- 13〜15世紀:テュルク化の進行。
- 16世紀:サファヴィー朝の支配下に入り、シーア派を受容。
- 16-19世紀:イランのサファヴィー朝、ガージャール朝による支配。
- 1813〜28年:ロシア・イラン戦争の末ゴレスターン条約とトルコマンチャーイ条約によって北アゼルバイジャンがロシアに併合。
- 1918年5月:アゼルバイジャン人民共和国独立宣言。
- 1920年4月:バクーにソビエト政権樹立。アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国成立。
- 1922年:グルジア・アルメニアと共にザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国を形成。ソ連邦結成に参加。
- 1936年:アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国として連邦に加盟。
- 1988年2月:同共和国内のナゴルノ・カラバフ自治州においてアルメニアへの帰属替えを求めるアルメニア人の運動が高揚。スムガイト事件が発生。
- 1989年10月5日:共和国主権宣言。
- 1990年1月:ソ連邦中央がバクーを軍事制圧をする「バクー事件」。
- 1991年2月5日「アゼルバイジャン共和国」に国名変更。
- 1991年8月30日:共和国独立宣言。ソ連邦より独立。
- 1992年3月2日:国連加盟。
- 1994年5月:アルメニアとナゴルノ・カラバフ紛争に関し、停戦協定締結。
アゼルバイジャンの文化
- 国語は、アゼルバイジャン語だが、日常的にはロシア語も使用される。
- 宗教的にはアゼリー人を含めたムスリム(イスラム教徒)が95%と圧倒的に優勢で、シーア派約70%、スンニー派約30%といわれている。
- アゼルバイジャンはワインの有名な産地であり、カフカース有数の上質なワインで知られる。
- 独立国家共同体加盟国。
- 民主主義と経済発展の機構加盟国。
- イスラム諸国会議機構加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年03月05日