パラオ
パラオの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-11T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/oceania/plw.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- パラオ共和国【Palau】。公式の英語表記は、Republic of Palau。
- 首都
- マルキョク州(2006年10月7日にコロール【Koror】から遷都)
- 国旗

- 人種
- ミクロネシア系チャモロ人85%
- 言語
- パラオ語、英語(以上公用語)、アンガウル州はアンガウル語、英語、日本語。
- 宗教
- キリスト教諸派(伝統宗教の影響が濃い)
- 通貨
- アメリカ・ドル:US Dollar(USD)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- PLW/PW/585
- 人口/面積
- 20,016人/458平方キロメートル(屋久島とほぼ同じ)
- 国歌/国花/国鳥
- 我がパラオ/-/-
- 漢字による表記
- 帛琉
- 時間帯
- UTC +9(DST: なし)
- ccTLD
- .PW
- 国際電話番号
- 680
パラオのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-11T00:00:00+09:00
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パラオの地形
太平洋上のミクロネシア西端に位置し、火山島や隆起サンゴ礁など約200の島嶼からなる国。実際に人が住んでいる島は10に満たないとされる。北部にバベルトゥアプ島など4火山島、南部にペリリュー島などのサンゴ礁がある。
パラオの気候
全域が熱帯海洋性気候で、年平均気温は27℃と温暖。通年雨は多いが、特に7月と10月の雨量が多く、スコール性の降雨となる。年間雨量は3,800mm。台風の襲来はほとんどない。
パラオの経済
主な生産物は農業・漁業活動によるもので、ココヤシ、タロイモ、キャッサバなどを生産。これらは主として自家消費用及び小規模な国内市場向け。製造業は中国人労働者を使った縫製工場のほかは見るべきものがなく、主な消費物資は食料品も含めてそのほとんどを輸入に頼っている。かつてリン鉱石の採掘が行われていたが枯渇。海洋リゾート、マリンスポーツのメッカとして観光産業の比率が上昇している。パラオ経済を実質的に支えているのはアメリカによる財政援助と、日米などが行っている大規模な開発援助。このため2009年にアメリカの財政援助が終了するまでに、いかにして経済自立を図るかが国家的課題になっている。
主要貿易品目
輸出はマグロ、コプラ、手工芸品など。輸入は各種機械、各種原料、食料品、各種製品、原油。
主要貿易相手国
輸入はアメリカ、グアム、日本、シンガポール、韓国。
パラオの歴史
- 1500年代:スペイン人がミクロネシアの島々を発見。
- 1899年:スペインがミクロネシアの島々をドイツに売却。
- 1914年:第一次世界大戦勃発。日本はパラオを含むドイツ領ミクロネシア(南洋群島)を占領。
- 1920年:国際連盟から日本のミクロネシア(南洋群島)委任統治が認められる。
- 1922年:南洋群島全体を管轄する南洋庁本庁がコロールに設置される。
- 1945年:第二次世界大戦終了後、アメリカ軍の占領が始まる。
- 1947年:国連の太平洋信託統治領としてアメリカの統治が始まる。
- 1965年:ミクロネシア議会発足。パラオも代表を派遣。
- 1969年:太平洋諸島信託統治地域に関する日米協定(ミクロネシア協定)締結。
- 1978年:住民投票の結果、パラオはミクロネシア地域の統一国家からの離脱を決定。
- 1980年7月9日:住民投票により世界初の非核条項(核の持ち込みを禁止)を含む憲法を採択。
- 1981年:自治政府ペラウ共和国を発足させ憲法を制定。
- 1982年:アメリカとの間で自由連合盟約(コンパクト)案合意。以後、1983年2月、1984年9月、1986年2月、1986年12月、1987年6月及び8月(無効)、1990年2月の7回住民投票が実施されたが、75%以上の賛成を得ることが出来ず不承認。
- 1992年:住民投票にて憲法修正案(憲法の非核条項を自由連合盟約に適用しないことによりコンパクト案承認を容易にするもの)が承認。
- 1993年11月9日:第8回目の住民投票によりコンパクト案承認。
- 1994年10月1日:コンパクト発効(2044年まで有効)、米国委任統治領より独立。
- 1994年12月15日:国連加盟。
パラオの文化
- パラオ政府は日本による統治時代を経済・産業・学校教育の面で重要な役割を果たしたと肯定的に評価。現在でも日本や日本語に親しみを持ち、子供に日本風の名前をつけるパラオ人も多い。パラオ語には多くの日本語の言葉が取り入れられており、また、パラオにある唯一の公立高校では、1964年から選択科目として日本語を取り入れている。アンガウル州では公用語の一つとして日本語が採用されているなど、親日国家として知られている。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月11日