アルバニア
アルバニアの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-05T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/e_europa/alb.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- アルバニア共和国【Albania】。公式の英語表記は、Republic of Albania。
- 首都
- ティラナ【Tirana】
- 国旗

- 人種
- アルバニア人95%、ギリシャ人3%。
- 言語
- アルバニア語(公用語)
- 宗教
- イスラム教7割、アルバニア正教2割、ローマカトリック教1割。
- 通貨
- レク(ALL)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- ALB/AL/8
- 人口/面積
- 3,544,808人/28,748平方キロメートル(四国の約1.5倍)
- 国歌/国花/国鳥
- 旗への賛歌/カシ/-
- 漢字による表記
- 阿爾巴尼亜
- 時間帯
- UTC (±2)(DST: (±3))
- ccTLD
- .AL
- 国際電話番号
- 355
アルバニアのその他情報
- 最終更新
- 2007-03-05T00:00:00+09:00
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アルバニアの地形
東ヨーロッパのバルカン半島南西部に位置する。西はアドリア海に面し、北はモンテネグロ、東はマケドニアとセルビアのコソボ、南はギリシャに隣接。大半が平均標高 1000mほどの山岳地で、一番高い山はディバル地区にあるコラビ山(2,753m)。海岸近くと山間の河川沿いに平地がある。また、バルカン半島最大の湖であるシュコダル湖に面している。首都のティラナで、その他の主要な都市としてはドゥラス、エルバサン、シュコダル、ジロカスタル、ヴロラ、コルチャなど。
アルバニアの気候
海岸付近の低地は典型的な地中海性気候であり、内陸部の高地は大陸性気候で冬季には降雪もある。
アルバニアの経済
社会主義政権時代に国営農場や重工業を取り入れたが、小国であるにも関らず鎖国に近い体制をとったため、自給自足が精一杯の状態に陥り、ヨーロッパの最貧国といわれた。主要産業は農業で、山がちな地形にも関らず国土に占める農地面積は25.5%と高い。多様な作物が栽培されているが、いずれも経営規模は小さい。農業従事者の比率が高い(1940年時点における農業人口の比率は85%、1989年には55%、2004年時点では21%)。主な生産品目は主食のコムギ、その他麦、トウモロコシの生産も盛ん。地中海性気候に適したオリーブやブドウも生産している。地下資源はクロム鉱が豊富。ニッケルや銅も産出。石油も産出。天然アスファルトは生産量こそ少ないものの、アルバニアの特産品として知られている。
主要貿易品目
輸出は繊維、建築資材、食料品。輸入は機械、食料品、繊維。
主要貿易相手国
輸出はイタリア、ギリシャ、ドイツ。輸入はイタリア、ギリシャ、トルコ。
アルバニアの歴史
- アルバニアは古代の名をイリュリアといい、紀元前1000年頃からインド・ヨーロッパ語族に属する言語、イリュリア語を話すイリュリア人がこの土地に住むようになった。南方の古代ギリシア文化の影響を受け、いくつかのギリシャ植民地が建設された。
- 3世紀:ローマ帝国の属州となる。
- 1478年:オスマン帝国の支配下に。
- 1912年11月28日:オスマントルコより独立。
- 1925年:共和国宣言を行いアフメド・ゾグーが大統領に就任。
- 1928年:ゾグーは王位についてゾグー1世を名乗り、再びアルバニアは王政。
- 1939年:イタリアの保護領、後に併合。
- 1944年11月29日:共産党臨時政府樹立、ソ連軍による全土解放。
- 1946年:王政廃止とアルバニア人民共和国設立を宣言、エンヴェル・ホッジャを首班とする共産主義政権が成立。
- 1948年:アルバニア共産党はアルバニア労働党と改名。ユーゴスラビアと断交。
- 1955年12月14日:国連加盟。
- 1961年:ソ連と断交。
- 1968年:ワルシャワ条約機構を脱退。実質的にソ連を仮想敵国とした極端な軍事政策。
- 1976年:中国の経済・軍事援助停止。
- 1980年代:欧州一の最貧国とまで揶揄されるに至る。
- 1981年:それまで外交関係がなかった日本との国交を樹立。
- 1985年:ホッジャ勤労党第1書記死去。
- 1990年:野党設立許可、複数政党制度入、外貨導入解禁。
- 1991年:臨時憲法制定、アメリカ、イギリスと国交回復。ECと外交関係、IMF、世銀、CSCE加盟。
- 1991年3月31日:47年ぶりの複数政党による自由選挙実施。東欧の全ての国が民主化の手続きを終える。
- 1992年:総選挙で初の非共産政権樹立、OICに加盟。
- 1994年:PFP包括協定、PFP個別協定調印。
- 1995年:欧州評議会に加盟。
- 1997年:ねずみ講問題を発端とする騒乱が発生。6月の総選挙の結果、社会党を中心とする連立政権成立。
- 1998年:新憲法制定。
- 2000年:WTO加盟。
- 2003年:EUとの間で安定化、連合協定(SAA)交渉を開始。
アルバニアの文化
- アルバニア人が大部分であるが、外国語としてイタリア語を話せる人が多い。また、南部のサランダを中心とした地域に住むギリシャ系住民の間では、ギリシャ語を話す人々もいる。
- アルバニアは国内での激しい宗教対立を背景に、1967年人類史上初の「無神国家」を宣言した。これは世界で唯一の試みであった。ただし、1990年には信教の自由が認められることとなる。
- イスラム諸国会議機構加盟国。
- 旧ワルシャワ条約機構の加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年03月05日