コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国の基本情報
- 最終更新
- 2007-03-22T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/c_africa/cod.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- コンゴ民主共和国【Congo, the Democratic Republic of the】。公式の英語表記は、Democratic Republic of the Congo。
- 首都
- キンシャサ【Kinshasa】
- 国旗
- 人種
- バンツー系、ナイル系等
- 言語
- フランス語(公用語)、キコンゴ語、チルバ語、リンガラ語、スワヒリ語
- 宗教
- カトリックを中心としたキリスト教(85%)、イスラム教(10%)、その他伝統宗教(5%)
- 通貨
- コンゴ・フラン:Congolese Franc(CDF)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- COD/CD/180
- 人口/面積
- 58,317,930人/2,345,410平方キロメートル(日本の約6.2倍)
- 国歌/国花/国鳥
- 起てコンゴ人よ/-/-
- 漢字による表記
- 剛果民主共和国/公額民主共和国
- 時間帯
- UTC +1 ~ 2(DST: なし)
- ccTLD
- 不明
- 国際電話番号
- 243
コンゴ民主共和国のその他情報
- 最終更新
- 2007-03-22T00:00:00+09:00
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コンゴ民主共和国の地形
アフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がり、一部は大西洋に面するアフリカ大陸で第3位の面積を持つ広大な国。コンゴ共和国、アンゴラ、ザンビア、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、ウガンダ、スーダン、中央アフリカと接する。コンゴ川(ザイール川)流域には広大なコンゴ盆地が広がる。東側国境はアフリカ地溝帯でアルバート湖、エドワード湖、タンガニーカ湖などの湖が並び、その西側には標高3000〜5000mの山岳地帯が走る。南部シャバ州は平坦な高原、中央部のコンゴ盆地は熱帯雨林におおわれた平原、西部はコンゴ川下流域の高原状の平坦地で海岸平野は発達していない。主要都市はルブンバシ、ムブジ・マイ、キサンガニ、カナンガ、ゴマ、ムバンダカ、マタディ、ブガブ。
コンゴ民主共和国の気候
中央部は年中高温多雨の熱帯雨林気候で原始熱帯雨林が発達。その周辺部は雨季と乾季が明確に分かれた熱帯モンスーンまたはサバナ気候。南部と東部の山地は亜熱帯気候。さらに標高が高い東部の山岳地帯ではかなりの降雪もみられる。
コンゴ民主共和国の経済
銅、コバルト、ダイヤモンドなどを産する世界トップクラスの鉱産資源国。輸出の約9割を鉱産資源が占める。コバルトの埋蔵量は世界の約65%。労働人口の75%以上が農民で、パーム油、コーヒー、綿花を生産するが食料は輸入に依存。工業は厳しい自然条件と政情不安のため、首都周辺に軽工業がみられる程度。
主要貿易品目
輸出はダイヤモンド、原油、コバルト、銅。輸入は消費財、資本財、原材料。
主要貿易相手国
輸出はベルギー、フィンランド、ジンバブエ、アメリカ。輸入は南アフリカ、ベルギー、フランス、ケニア。
コンゴ民主共和国の歴史
- 13〜17世紀:コンゴ王国が栄えたほか、南部にはクバ王国があった。
- 1885年:ベルギーの国王、レオポルト2世の私有地「コンゴ自由国」(Etat independant du Congo)となる。
- 1908年:ベルギー領。
- 1950年代後半:ジョセフ・カサブブのコンゴ人同盟、パトリス・ルムンバのコンゴ国民運動が独立闘争を開始。
- 1960年6月30日:ベルギーより独立(コンゴ共和国)。
- 1960年9月20日:国連加盟。
- 1961年:ルムンバ首相殺害で「コンゴ動乱」が始まる。
- 1965年11月:モブツ商務・雇用・貿易相がクーデターで実権掌握。1995年までの30年モブツ大統領の独裁が続く。
- 1967年:コンゴ民主共和国に国名変更。
- 1971年:国名をザイール共和国(Republique du Zaire)に。革命人民運動(MPR)の一党独裁制を敷く。
- 1977年:シャバ紛争(1978年まで)。
- 1990年11月:民主化要求の高まりを受け議会は複数政党制への道を開く憲法修正案を可決。
- 1990年12月:任期2期を満了したモブツ大統領が、3選を禁止した憲法条項を無視し辞任を拒否。
- 1991年:キンシャサ市内暴動発生。
- 1996年:バニィヤムレンゲ(ツチ系)の武装蜂起、他の反政府勢力が合流、コンゴ民主解放勢力同盟(AFDL)結成。
- 1997年:ローラン・デジレ・カビラ大統領就任、モブツ大統領国外逃亡、国名変更(コンゴ民主共和国)。
- 1998年:コンゴ民主共和国紛争勃発。
- 2001年:ローラン・デジレ・カビラ大統領暗殺、息子のジョゼフ・カビラ大統領就任。
- 2002年:プレトリア包括合意。
- 2003年:暫定政権成立。
- 2005年12月:憲法国民投票の実施。
- 2006年2月:新憲法公布。
- 2006年7月:大統領・国民議会選挙の実施。
コンゴ民主共和国の文化
- 1997年に現在の国名に改められたが、それまでの国名のザイールとしてよく知られる。
- かつてはウランの採掘も行われており、1945年に広島市に投下された原子爆弾の原料はコンゴ民主共和国産であった。
- 2つのコンゴは15世紀頃まではコンゴ王国として1つだったが、植民地時代にベルギー領(現在のコンゴ民主共和国)とフランス領(現在のコンゴ共和国)に分けられた。
- アフリカ連合(AU)加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年03月22日