ジンバブエ

ジンバブエの基本情報

最終更新

2007-03-23T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

ジンバブエ共和国【Zimbabwe】。公式の英語表記は、Republic of Zimbabwe。

首都

ハラレ【Harare】

国旗

人種

ショナ族75%、ンデベレ族20%、白人1%

言語

英語、ショナ語、ンデベレ語（公用語）

宗教

キリスト教＋原始宗教50%、キリスト教25%、原始宗教24%

通貨

シンバブエ・ドル：Zimbabwean Dollar（ZWD）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

ZWE/ZW/716

人口/面積

12,671,860人/390,580平方キロメートル（日本よりやや広い）

国歌/国花/国鳥

祝されて在れジンバブエの地よ/-/サンショウウミワシ（タカ科）

漢字による表記

津巴布韋/辛巴威

時間帯

UTC +2（DST: なし）

ccTLD

.ZW

国際電話番号

263

ジンバブエのその他情報

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ジンバブエの地形

アフリカ南部、アフリカ大陸の内陸部に位置し、モザンビーク、ザンビア、ボツワナ、南アフリカに隣接する。ザンビア国境にはアフリカ最大のビクトリア滝がある。地形は中央高地をもつ高原が大部分を占める。国の東部は山岳地帯、西部はカラハリ砂漠に続く大地。国内最低地点はルンデ川とサヴェ川の合流地点で標高162m、最高地点はインヤンガリで標高2,592m。

ジンバブエの気候

気候は熱帯性だが、高度のためやや温暖。雨季は11月から3月にかけて。南部は乾燥気候。

ジンバブエの経済

アフリカでは南アフリカにつぐ工業国。銅、ニッケル、スズ、クロムなどの鉱物資源が豊富で、石炭、アスベスト、金、鉄鉱石、バナジウム、リチウムなども産する。農業は食料、商品作物ともに多様で、おもに白人地主が経営するプランテーションで、タバコ、砂糖、綿花、トウモロコシを生産。電力の多くは水力発電でまかなわれている。

主要貿易品目

輸出はたばこ、金、プラチナ、フェロアロイ。輸入は機械類、工業製品、化学品、化石燃料。

主要貿易相手国

輸出は南アフリカ（40.6%）、中国（8.8%）、スイス（8.6%）、日本（6.8%）。輸入は南アフリカ（43.6%）、中国（4.4%）、ボツワナ（3.3%）、ザンビア（2.8%）。

ジンバブエの歴史

• 12世紀頃：リンポポ川中流域にマプングヴエ王国が成立。
• 13〜14世紀中：グレート・ジンバブエと呼ばれる王国が栄える。
• 15世紀頃：グレートジンバブエは放棄され、代わってザンベジ川中流域にモノモタパ王国、現ブラワヨ周辺のカミ遺跡を首都としてトルワ王国が興り覇権を握る。
• 16〜17世紀：ポルトガル人の侵入に苦しむが、撃退。地方首長国の分立状態となる。
• 19世紀後半：南アフリカ会社に統治された後、第一次世界大戦後にイギリスの植民地に組み込まれ、イギリス領南ローデシアとなる。
• 1953年：ローデシア・ニアサランド連邦成立。
• 1963年：連邦解体。
• 1965年：植民地政府首相イアン・スミスによって白人中心のローデシア共和国が独立を宣言。人種差別政策を推し進める。
• 1968年：国連安保理、対ローデシア経済制裁決議採択。
• 1972年：ローデシア解放団体、ゲリラ活動開始。
• 1979年：独立に向けて平和的解決合意。
• 1980年：総選挙の結果、ジンバブエ共和国が成立し、ムガベが初代首相に就任（4月18日、イギリスより独立）。
• 1980年8月25日：国連加盟。
• 1985年：大統領制に移行。
• 1987年：ムガベ大統領就任。
• 1990年：ムガベ大統領再選。
• 1996年：ムガベ大統領三選。
• 2000年：白人所有大農場の強制収用を政策化。
• 2002年：ムガベ大統領四選。

ジンバブエの文化

• イギリス連邦の元加盟国。
• 国民の約3割がエイズに感染しているといわれており、世界保健機関（WHO）の2006年版の「世界保健報告」によると、平均寿命は36歳と世界で最も短い。
• アフリカ連合（AU）加盟国。