マーガレット

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マーガレット

マーガレットの情報

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一般名	マーガレット
学名	Chrysanthemum frutescens
科名と属名、園芸分類	キク科キク属の多年草（低木状）。
英語名	marguerite / Paris daisy
別名	モクシュンギク（木春菊）、キダチカミツレ、キダチカミルレ、オタマギク（お玉菊）
花の情報	中央が黄色で周囲が白の頭状花を開く。花色は白が基本だが黄色やピンクがあり、一重咲き以外にも八重咲きや丁字咲きなど、多くの品種がある。
開花時期	5～7月
原産地	カナリア諸島
適温	強い寒さを嫌う
草丈	20～80cm
花径	4～6cm

モロッコ沖のカナリア諸島原産の多年草で、17世紀末ヨーロッパに持ち込まれ、主にフランスで改良された。日本には明治末期に渡来。大正時代に房総半島での露地栽培の成功以来、切り花用として他の地域でも幅広く作られるようになった。昭和に入ってから様々な色や品種が出回った。
マーガレットの名前はギリシャ語の真珠【margarites】にちなみ、白い清楚な花を真珠にたとえたものとされる。
無霜地帯であれば幹が木質化して低木状になり冬越えし、若葉がシュンギクに似ているため和名は「モクシュンギク」。
学名の「chrysanthemum」は古代ギリシャ語で「黄金【chrysos】」と「花【anthemon】」という言葉の合成語。「frutescens」は「低木状の」という意味。
四季咲き性の性質を持っているため、夏は高温冬は低温のために減るが基本的にいつでも開花する。
黄色い花を咲かせるマーガレットは特に「キバナマーガレット」と呼ばれる。
フランスで「マーガレット（Margueritae）」というと「フランスギク（Chrysanthemum leucanthemum）」という別の植物を指す。
「好き」「嫌い」と花びらを使って恋占いをするのはこの花。