雑節

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雑節とは

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2007-11-19T21:09:58+09:00
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雑節は「ざっせつ」と読み、二十四節気五節句といった暦日以外の季節の移り変わりの目安となる日の総称。

節分

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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節分は「せつぶん」と読み、各季節の分かれ目の意味で元々は立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日を指していた。節分とは季節を分けるとの意味。中でも、立春の前日は冬から春になる一年の境の日として特に重視され、現在ではこの日(2月3日頃)を指して節分と呼ぶことが多い。現在でいう大晦日と同様に考えられていた日である。立春の節分に行う豆まきの行事は「追儺(ついな)」と呼ばれ、元々は中国から伝わった風習である。

彼岸

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2007-12-02T15:09:15+09:00
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彼岸は「ひがん」と読み、春分・秋分を中日とした前後各3日を含む7日間のことを表す。元々は煩悩を脱した悟りの境地のことを指す語であり、煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸(しがん)」(こちら側の岸)と言うのに対して、向う側の岸を意味する。詳しくはをご覧下さい。

社日

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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社日は「しゃにち」と読み、産土神(うぶすながみ:生まれた土地を守護する神)を祀る日。社日は春と秋にあり、春の社日を春社(しゅんしゃ)、秋の社日を秋社(あきしゃ)と呼ぶ。春分/秋分に最も近い戊の日がそれぞれの社日となる。前後が同日数の場合は前の戊の日が社日となる。この日には産土神に参拝し、春社には五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋社にはその年の収穫に感謝をする。

春社に酒を呑むと耳が良くなるとの言い伝えがあり、これを治聾酒(じろうしゅ)と呼ぶ。

八十八夜

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2007-12-30T11:17:36+09:00
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八十八夜は「はちじゅうはちや」と読み、立春から数えて88日目となる日(5月2日頃)。約3日ほどで立夏となるが、「八十八夜の別れ霜」や「八十八夜の泣き霜」など遅霜が発生する時期と言われている。そのため農家に対して特に注意を促すためにこの暦日が作られたとされている。詳しくは八十八夜をご覧下さい。

入梅

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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入梅は「にゅうばい」と読み、太陽が黄経80度の点を通過する日(6月11日頃)。元々は芒種の後の最初の壬の日を入梅、小暑の後の最初の壬の日を梅雨明けとしていた。農家にとって梅雨入りの時期を知ることは田植えの日取りを決めるのに重要であったため、その目安としてこの暦日が作られた。

半夏生

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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半夏生は「はんげしょう」と読み、かつては夏至から数えて11日目とされていたが、現在では黄経100度の点を太陽が通過する日とされている(7月2日頃)。半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころからこの名称が付けられたとされている。この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。

この頃に降る雨を「半夏雨(はんげあめ)」と呼び、大雨になることが多いと言われている。

土用

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2007-12-30T11:15:50+09:00
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土用は「どよう」と読み、各季節の終りの約18日間を指す。五行思想では春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割当て、残った土気を季節の変わり目に割当て、これを土用と呼んだ。尚、土用は各季節の終りにあるが一般には夏の土用を指すことが多い。土用の間は土の気が盛んになるとされ、動土・穴掘りなど土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただ、下記に示す「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされている。

「土気(土用)」は、各季節の最も盛んなときをさすことから、中国語にあった「土王」または「土旺」が用いられてそれが訛って「どよう」となり、「用」の字が当てられ「土用」になったと考えられている。

土用の丑の日もご覧下さい。

二百十日

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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二百十日は「にひゃくとおか」と読み、立春から数えて210日目の日(9月1日頃)を表す。八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに、天候が悪くなる農家の三大厄日とされ、台風襲来の特異日ともされている。

二百二十日

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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二百二十日は「にひゃくはつか」と読み、立春から220日目の日(9月11日頃)を表す。八朔(旧暦8月1日)や二百十日とともに、天候が悪くなる農家の三大厄日とされている。

初午

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2007-12-02T15:08:39+09:00
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初午は「はつうま」と読み、2月の最初の午の日を表す。稲荷社の縁日であり雑節に含めることがある。稲荷社の本社である京都の伏見稲荷神社の神が降りた日とされ、全国で稲荷社を祀る。江戸時代にはこの日に子供が寺子屋へ入門した。詳しくは初午とはをご覧下さい。

三元

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2008-01-06T14:35:16+09:00
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三元は「さんげん」と読み、上元(じょうげん)・中元(ちゅうげん)・下元(かげん)の3つの行事の総称である。雑節に含めることがある。元々支那の道教の行事であったものが日本に伝わったとされている。

上元

旧暦1月15日を指していたが、現在は新暦1月15日に行われる。中国では元宵節、元夕などと言い、この日を中心に色取々の灯籠を灯して夜祭を行った。この日に小豆粥を食べると、その年の疫が避けられると言われる。日本では、一月十五日は小正月に当たる。

中元

旧暦7月15日を指す。半年間無事に暮らせたことを祝い、祖先の霊を供養する日。元々道教では人間贖罪の日として一日中火を焚いて神を祝う風習があった。これが日本に伝わり盂蘭盆の行事と習合し、祖先の霊を供養して両親に食べ物を送る風習ができあがった。これが元となり、目上の人やお世話になった人に贈り物をする「お中元」の風習が生まれた。

下元

旧暦10月15日を指す。古代支那においては先祖の霊を祀る行事だったが、後に、物忌みを行い経典を読み、災厄を逃れるよう祈る日となった。日本では「下元」と称する行事はないが、この日を中心として収獲を感謝する十日夜、亥の子などが行われ、日本に伝わった下元が各地の収獲祭と結び付いたものと考えられている。

盂蘭盆

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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盂蘭盆は「うらぼん」と読み、安居(あんご)の最後の日(7月15日)を表す。雑節に含めることがある。父母や祖霊を供養し、倒懸の苦を救う行事とされている。詳しくはお盆をご覧下さい。

大祓

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2006-11-18T00:00:00+09:00
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大祓は「おおはらえ」と読み、6月と12月の晦日(新暦の6月30日12月31日)を表す。雑節に含めることがある。6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月のを年越の祓(としこしのはらえ)と呼ぶ。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事とされている。

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Copyright (C) 2006-2008 七鍵 key@do.ai 初版:2006年11月18日 最終更新:2008年01月06日