八十八夜

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八十八夜とは

最終更新
2007-12-30T09:08:33+09:00
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八十八夜は「はちじゅうはちや」と読み、立春から数えて88日目となる日(5月2日頃)。約3日ほどで立夏となるが、「八十八夜の別れ霜」や「八十八夜の泣き霜」など遅霜が発生する時期と言われている。そのため農家に対して特に注意を促すため、また田の苗代作りや畑作物の種まきを始める重要な時期であることからこの暦日が作られたとされている。この日には田の神に供え物をして豊作祈願をしたといわれている。

「夏も近づく八十八夜…」との茶摘み歌もあるように、この日に摘んだ茶は上等とされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われている。

「八十八」は漢字の「米」に通じ、末広がりの「八」が重なる縁起の良さも加わりこの日が特に選ばれたといわれている。

農事ばかりではなく、瀬戸内海では「魚島時(うおじまどき)」と呼ばれ、この日は豊漁期に入る目安とされていた。

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年12月30日 最終更新:2007年12月30日