ルビー
ルビーの基本情報
- 最終更新
- 2010-12-12T18:00:50+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/ruby.html#what
- 名称
- ルビー【Ruby】
- 別名
- 紅玉
- 成分
- Al2O3
- 色
- 赤色
- 光沢
- ガラス光沢、ダイヤモンド光沢
- 蛍光
- 赤色のことが多い
- 条痕
- 白色
- 劈開
- なし。ただし、面に対して垂直か、垂直軸に対して30度に裂開ができることがある。
- 断口
- 貝殻状、凹凸状
- 硬度
- 9
- 比重
- 4.0〜4.1
- 原産国
- アフガニスタン、ミャンマー(ヤンゴンの北にあるイラワジ川をはさむ谷間は、質の良いルビーが採られることで知られる。)、スリランカ(ラトナプトラが有名。ラトナプトラは、スリランカの言葉で宝石の街。)、カンボジア、タイ、日本(愛媛県や岐阜県で採れた記録があるが、宝石として使われるほど質の良いものは見付かっていない。)。
ルビーに伝わる言い伝えなどその他
- 最終更新
- 2010-12-12T18:15:15+09:00
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https://www.7key.jp/data/stone/ruby.html#other
特徴
- ダイアモンドの次に硬い鉱玉(コランダム)に属し、微量にクロムを含み赤色になったものをルビーと呼ぶ。クロムの含有量が多いほど赤色が濃くなり、濃いものほど価値があるとされる。とくに濃い赤色のルビーは「ピジョンブラッド」(鳩の血の意味)と呼ばれ、とても価値が高い。なお、それ以外の色、特に青色になったものはサファイアと呼ばれる。
- 六方晶系に属した六角柱状、または板状、両錘状、菱面体の結晶をつくる。
- テオフラストスの『石について』ではアンスラックス【anthrax】、マルボドウスの『石について』ではカルブンクルス【carbunculus】と呼ばれ、どちらも「燃える石炭」との意味。当時はルビーを含めたガーネットやスピネルなどの赤くて硬い石全般を指して「ルビー」と呼んでいた。
- ルビーは、玄武岩や変成岩など、高温で変作用を受けた岩石中に存在する。長い年月の間に、ルビーを含んだ岩石が崩れ、川に流されたものが砂利や砂と一緒に堆積していることが多い。
- 古来より「勝利の石」として珍重された。古代ローマでは軍神マルスが宿る石と信じられ、兵士たちが敵に勝つ護符として戦場に持参したといわれる。
- 包有物としてルチルを含むルビーは、光を当てると星のような輝きが浮かび上がり、これを特にスタールビーと呼ぶ。
- 7月の誕生石。
- 人工的に作られた初めての宝石とされる。人工ルビーは装飾品に利用されるほか、色が目立ち硬いため、電子製品や精密機器などの部品にも利用される。
- ルビーから名付けられたルビーレッドとの色名がある。
名前の由来
石の力
- 不滅の炎の化身とされ、情熱と自由を司るため、あらゆる危険や天災から身を守り、富と平和をもたらすと信じられている。
- 情熱的な愛が得られ、活力が湧いてくるとされる。
- 不死身の力を授け、情熱や深い愛情に恵まれるといわれる。
- あらゆる危険や災難から身を守り、持ち主の危険を察知し、知らせてくれるといわれる。
- 不屈の精神を育み、戦いを勝利に導いてくれる力があるといわれる。
- 嫉妬心や愛する人への疑いの気持ちを取り除き、満ち足りた愛情で繁栄と平和をもたらしてくれると考えられている。
- 自分が学んだ経験や知識を十分に発揮できる精神力と判断力を強化してくれるといわれる。
- 生命力を高め、血液の循環をよくし、血圧を正常に保つといわれる。また、心臓を強化して血液の循環を良くし、低血圧状態を改善する力があるといわれている。
- 発熱を抑える効果があるといわれている。
取り扱う上での注意
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