アダマイト
アダマイトの基本情報
- 最終更新
- 2010-11-18T23:09:33+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/adamite.html#what
- 名称
- アダマイト【adamite】
- 別名
- アダム鉱
- 成分
- Zn2AsO4(OH)
- 色
- クリーム色、ピンク色、紫色、青色、緑色など
- 光沢
- ガラス光沢
- 蛍光
- レモンイエロー
- 条痕
- 白
- 劈開
- 完全
- 断口
- 貝殻状
- 硬度
- 3.5
- 比重
- 4.3〜4.5
- 原産国
- メキシコ(デュランゴ州のオハエラ鉱山で各種アダマイトが採れる。)、チリ(最初にアダマイトが発見されたといわれる。)、アメリカ(ネバダ州やカリフォルニア州で産出する。)、ギリシャ、フランス、日本(宮城県の土呂久鉱山や見立鉱山などでわずかに採れた。)
アダマイトに伝わる言い伝えなどその他
- 最終更新
- 2010-11-18T23:27:26+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/adamite.html#other
特徴
- クリーム色をしているものが一般的だが、含まれる成分により、ピンク色や紫色、青色、緑色になるものもある。また、ブラックライトを当てるとレモンイエローの蛍光を示す。ただし、青色のアダマイトは、含有物の銅が発光を妨げるため蛍光を示さず、クリーム色をしていても熱を加えたものは発光しなくなる。素焼きの陶板にこすり付けると白い条痕が残り、叩くと貝殻状の断口があらわれる。
- アダマイトは、亜鉛鉱床の二次鉱物で、閃亜鉛鉱に含まれる亜鉛とヒ素を含む鉱物が水や酸素の影響を受けてできるため、亜鉛を大量に含む鉱脈の上部で発見されることが多い。また、褐鉄鉱の空洞の裏側に小さな結晶が張り付いていることもある。さらに、方解石や孔雀石、藍銅鉱などと見付かることもある。
- 熱に弱く、炎をあてると簡単に溶けて液体になる。
- 希塩酸に浸けると、ニラの様なヒ素の臭いがする。
- 斜方晶系または単斜方晶系に属し、多くは柱状、板状、貝殻状、放射状などの集合体となり、また一個一個の結晶で見られることもある。
- メキシコ産のものが立派で美しいといわれている。
名前の由来
- 研究用の標本石を最初に提供した、パリの鉱物学者のG.Adamにちなんで命名された。
石の力
- 希望や前進、高揚を象徴する鉱物といわれ、前向きな方向に考えを導き、雑念や邪気に惑わされることなく不屈の精神を貫けるよう促す力があると伝えられている。
- 新しい物事に挑戦しようとする気持ちを高め、情緒面と思考面の両方を強化する力があるといわれている。
- 気管支や呼吸器官の炎症による不調を改善する際に用いられた。
取り扱う上での注意
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Copyright (C) 2010 七鍵 key@do.ai 初版:2010年11月18日 最終更新:2010年11月18日