メキシコ
メキシコの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-19T00:00:00+09:00
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- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- メキシコ合衆国【Mexico】。公式の英語表記は、United Mexican States。
- 首都
- メキシコシティ【Mexico City】
- 国旗

- 人種
- ヨーロッパ系(スペイン系等)(15%)、ヨーロッパ系と先住民の混血(60%)、先住民(25%)
- 言語
- スペイン語(公用語)
- 宗教
- カトリック(国民の約9割)
- 通貨
- メキシコ・ペソ:Mexican Peso(MXN)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- MEX/MX/484
- 人口/面積
- 104,959,594人/1,972,550平方キロメートル(日本の5.3倍)
- 国歌/国花/国鳥
- メキシコ国歌/ダリア/カラカラ(ハヤブサ科)
- 漢字による表記
- 墨西哥
- 時間帯
- UTC -6 から -8(DST: )
- ccTLD
- .MX
- 国際電話番号
- 52
メキシコのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-19T00:00:00+09:00
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メキシコの地形
北アメリカ大陸の南部に位置し、北はアメリカ合衆国と、東南はグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。全土の3分の1は東西のシエラマドレ山脈に挟まれた平均高度1700mのメキシコ高原で、横断火山帯が走り地震も多い。標高5000mを超える火山も珍しくなく、メキシコ最高峰のピコ・デ・オリサバ山(シトラルテペトル山)(5689m)、ポポカデペトル山(5465m)、イヒタキウアトル山(5286m)、シシュタシワトル山(5230m)などが連なる。最長の河川はアメリカ合衆国との国境を流れるリオ・ブラボ・デル・ノルテ川(リオ・グランデ川)であり、3057kmのうち2100kmが両国の国境を流れる。最大の湖はチャパラ湖(1680平方km)。平野はリオ・ブラボ・デル・ノルテ川下流部とユカタン半島にみられる程度。太平洋岸にはカリフォルニア湾をはさみ低平な高原状のカリフォルニア半島が本土に並行して伸びている。
メキシコの気候
カリフォルニア半島の大部分とメキシコ高原中央部はケッペンの気候区分でいう砂漠気候、北回帰線より北のほとんどの地域はステップ気候に分類される。北回帰線よりも南では、海岸線に沿って熱帯気候に分類されるサバナ気候が伸びる。ユカタン半島南部にのみ弱い乾期の存在する熱帯雨林気候が見られる。メキシコ湾岸沿いの一部の地域には温帯気候である温暖湿潤気候が、山岳部は温帯気候である熱帯夏雨気候と高山気候が卓越する。
メキシコの経済
農業では、トウモロコシ、小麦、綿花、サトウキビなどが栽培される。メキシコ革命により多くの農地が共有化されていたが、近年になって農民に分配されるようになり、生産性が向上している。乾燥地帯では牧畜が盛んで、主に肉牛が飼育される。カリフォルニア半島周辺は豊かな漁場であり、イワシ、マグロなどの漁業がおこなわれる。地下資源は石油と銀が豊富で、その他天然ガスと金、銅、鉛などを産出。銀の産出量は世界一でオパールと併せて世界的に古くから有名。。工業では1970年代に鉄鋼、石油化学、自動車など重化学工業化を急ぎ過ぎ、巨額の対外債務を抱え込み経済危機を招いた。しかし1992年にアメリカ、カナダと北米自由貿易協定(NAFTA)を創設すると、賃金格差の大きいアメリカや、節税をねらうアジアからの工場進出が増加した。輸出の3分の1を石油と石油製品が占め、石油価格に経済情勢が左右されていたため、工業の多様化と質的向上が進められている。
主要貿易相手国
アメリカ、カナダ、日本、スペイン(アメリカとカナダで全貿易の約72%を占める)。
メキシコの歴史
- 1519年11月8日:スペイン王の命を受けた探検家コルテスが、アステカ王国の首都テノチティトランに進軍。メキシコ征服を開始。
- 1521年:エルナン・コルテスの率いるスペイン人が侵入。
- 1810年9月16日:イダルゴ・イ・コスティリャ神父の「ドロレスの叫び」(メキシコ独立革命の始り)。
- 1821年9月27日:スペインより独立。
- 1846年:米墨戦争(〜1848年。国土の半分近くをアメリカに割譲)。
- 1910年:メキシコ革命勃発。
- 1917年:現行憲法公布。
- 1938年:石油産業の国有化。
- 1945年11月7日:国連加盟。
- 1968年10月12日:第19回オリンピック・メキシコ大会が開幕(〜27日)。
- 1982年:債務危機発生。
- 1986年:GATT加盟。
- 1993年:APEC参加。
- 1994年:北米自由貿易協定(NAFTA)発効、OECD加盟、通貨危機発生。
- 2000年7月:フォックス大統領就任(70年以上続いた制度的革命党政権の終焉)。
- 2006年:カルデロン大統領就任(第65代大統領)。
メキシコの文化
- 国名のメキシコは、独立戦争の最中の1821年に決定したものであり、アステカの言語ナワトル語(Nahuatl)で、「メシトリの地」という意味。メシトリはアステカ族の守護神であり、太陽と戦いと狩猟の神であるウィツィロポチトリの別名で、「神に選ばれし者」という意味がある。アステカで最も信仰されたこの神の名に、場所を表す接尾語「コ」をつけて、この地における国家の独立と繁栄に対する願いを込めた。元々は「メヒコ」との発音に近いく、「メキシコ」との発音は「メヒコ」を英語読みしたもの。
- 国旗の中央には国章であるワシの図柄が描かれている。アステカ神話によると、この国の首都は「中の島にサボテンの茂る湖のほとり」に作らなければならないと予言されていた。1325年、アステカ民族が中部高原にあるテスココ湖を訪れると、湖中の小島にワシが現れてサボテンにとまったため、この地に集落を築くことになったといわれている。このときに築かれたテノチティトランとされる。
- 首都メキシコシティは、アステカ帝国の首都テノチティトランが前身となっている。テノチティトランは湖に浮かぶ小島にあった湖上都市。1521年、そこにスペイン人がやってきてこの都市を滅ぼして新たな都市を建設した。都市が発展するとともに湖を埋め立てて大きくなったため、現在では地盤沈下が大きな問題となっている。
- チワワ州は、世界一小さな犬種「チワワ」の発祥地とされている。
- 人口およそ1億人で、スペイン語圏で最大の人口を誇る。
- 海外領土は持たないが、領土に含まれる島の面積は5073平方kmに及ぶ。
- 北米自由貿易協定(NAFTA)加盟国。
- アジア太平洋経済協力会議(APEC)加盟国。
- ヒマワリの原産地とされる。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月19日