アポフィライト
アポフィライトの基本情報
- 最終更新
- 2010-12-12T18:26:04+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/apophylite.html#what
- 名称
- アポフィライト【Apophylite】
- 別名
- 魚眼石
- 成分
- KCa4(Si4O10)2(F、OH)・8H2O
- 色
- 無色、白色、黄色、緑色
- 光沢
- ガラス光沢、真珠光沢
- 蛍光
- なし
- 条痕
- 白色
- 劈開
- 一方向に完全
- 断口
- 不均等
- 硬度
- 4.5〜5
- 比重
- 2.3〜2.4
- 原産国
- インド(プーナで採れるものが、質がよく結晶が大きく美しいといわれている。)、イギリス(スコットランドや北アイルランドで産出される。)、メキシコ(銅山で産出される。)、アメリカ(スペリオル湖沿岸で採れる)、ブラジル(銅山で産出される)、日本(岐阜県の神尾鉱山、愛媛県久万町をはじめ、各地の火山岩の空洞で採れる。)。
アポフィライトに伝わる言い伝えなどその他
- 最終更新
- 2010-12-12T18:47:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/apophylite.html#other
特徴
- 淡雪のようにぼんやりとした光を放つ結晶。色は無色や白、灰色、緑色などがあり、立方晶や柱状で発見され、大きなクラスターになったものもある。
- 細工をしようとすると薄く剥れてしまうため、指輪やブレスレットなどの装飾品には向かない。
- アポフィライトには、ある方向から見ると白く濁った輝きがあり、これが魚の眼に似ているということから、欧米では「フィッシュアイストーン」との別名が古くから用いられてきた。和名の魚眼石はそれが直訳されたものとされる。
- アポフィライトには、フッ素が多く含まれるフッ素アポフィライトと、水酸基が多く含まれる水酸アポフィライトの2種類がある。ただし、この2種は、外観に差がないため肉眼での区別は不可能。フッ素アポフィライトは、マグマ熱の影響を受けた石灰岩などの割れ目で、水酸アポフィライトは沸石を多く含む火山岩の中で見つかることが多い。
- 正方晶系に属した正方錐形、または柱状の結晶体で発見され、柱面には上下に走る条線が確認できる。
- インドでは霊石として神聖な儀式に使われてきた。
名前の由来
- 名前は、ギリシャ語での「はがれる」【apo】と「葉」【phullon】に由来し、加熱すると薄くはがれるとの性質に由来する。
石の力
- 自己を解き放ち精神的に自由になり、直観力や洞察力を増強する力があるといわれている。また、大きくもった目標に向って突き進む勇気を与えてくれるといわれている。
- マイナスの感情を洗い流して人を癒し、魂に安らぎと潤いを与えてくれる。
- 視野を広げ、大きく持った目標に向かって突き進む勇気を与えてくれる。また、発想の転換をはかるように導いてくれるともいわれる。
- 枯れ葉が枝から落ちるように、不要となった思考パターンを切り離す作用があるといわれる。
- 古来、精神修養の際に用いられた石で、自身に秘められた力を信頼し、弱点を克服するとされた。
- 頭脳各部の組織細胞の再生を促し、これらの活性化を図りる効果があるといわれている。
- 眼の疲労を取り除く効果があるといわれている。
取り扱う上での注意
- 衝撃に弱く壊れ易く傷つき易い石なので、取り扱いには注意が必要。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年01月24日 最終更新:2007年05月17日