第26番札所 竜頭山金剛頂寺
竜頭山金剛頂寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/shikoku88/s26_kongoucyouzi.html#basic
- 正式名称と通称
- 龍頭山光明院 金剛頂寺(りゅうずざん こんごうちょうじ)/通称:土佐西寺
- 本尊と宗派、開基
- 薬師如来 / 真言宗豊山派 / 弘法大師
- 真言
- オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
- 御姿
-
- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第26番 龍頭山 金剛頂寺 の御詠歌に
- 往生に望みをかくる極楽は 月のかたむく西寺の空(おうじょうに のぞみをかくる ごくらくは つきのかたむく にしでらのそら)
- 所在地と電話番号
- 〒781-7108:高知県室戸市元乙523(0887-23-0026)
- 前札所と次札所
- 前札所:第25番札所 津照寺(4.0km)/次札所:第27番札所 神峰寺(30.5km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:津照寺→国道55号線→元橋→金頂寺
- 津照寺から徒歩7分、高知県交通バス高知行:室戸出張所→元橋(20分)、下車後徒歩(2.7km)
- JR高知駅下車。室戸行きバス2時間5分(元橋下車)。徒歩45分。
- 駐車場:無料(30台:境内まで徒歩2分)
- 宿泊
- 宿坊80人(3000人)
竜頭山金剛頂寺のその他情報
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歴史と謂れ
弘法大師は若かりし頃この山で修行したとされ、大同2年(807年)、嵯峨天皇の勅願により再び室戸岬を訪れた弘法大師が薬師如来を刻み開基した。嵯峨天皇が金剛頂寺の勅額を奉納したことから、金剛頂寺に寺号が改められたといわれる。その後、七堂伽藍は整備され、平安時代には現在の室戸市の大部分を寺領とするなど寺運は隆盛だったが、文明11年(1479年)に火災により堂宇を焼失。文明18年(1486年)には再興し金堂が建立され、根来寺学匠道瑜阿闇梨(ねごろじがくゆあじゃり)が来寺して大曼陀羅供養が行われた。国主長宗我部氏や土佐藩主山内家から厚い信仰を集めた。明治32年(1899年)には再び火災により全山焼失したが再興され、昭和58年には本堂が新しく建立された。
堂塔
山麓からの急勾配の参道を70mほど登ると山門になる。
霊宝殿
正倉院を思わせる校倉造りの建物で、中には数多くの文化財が収蔵されている。中でも大師の金銅旅檀具(金銅製)、朝鮮高麗時代の銅鐘(銅製)、平安末期の作という木造阿弥陀如来坐像、白鳳時代の作という銅像観音菩薩立像、鎌倉時代の作という真言八祖像などは国の重要文化財に指定されている。その他古美術60点が保管されている。
鯨昌館
境内の鯨昌館には泉井守一氏関係のめずらしい捕鯨具類などが展示されている。
その他
行事
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その他の情報
- 室戸岬の最御崎寺と相対しているため、最御崎寺を「東寺」、金剛頂寺を「西寺」ともいう。また、24番最御崎寺、25番津照寺、26番金剛頂寺は、併せて「室戸三山」と呼ばれている。
- 本尊の薬師如来は弘法大師が刻まれたもので秘仏とされている。毎年12月31日から1月8日まで御開帳さてれいる。
- 弘法大師がこの地で修行していた頃、この地には沢山の天狗がいて人々に害を与えていたため、大師は法力をもって退却させたという伝説が残されている。これが「天狗問答」の伝説である。
- 海に向かって建てられている大師堂の横に「一粒万倍の釜」がある。弘法大師が三合三勺の米を入れて炊いたところ、万倍にも増えたとの伝説が残っている。
- 当時は女人禁制の霊地であった。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日