マルタ

マルタの基本情報

最終更新

2007-04-18T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

マルタ共和国【Malta】。公式の英語表記は、Republic of Malta。

首都

バレッタ【Valletta】

国旗

人種

セム系マルタ人96%

言語

マルタ語、英語（以上公用語）、イタリア語

宗教

カトリック

通貨

マルタ・リラ：Maltese Lira（MTL）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

MLT/MT/470

人口/面積

396,851人/316平方キロメートル（淡路島の半分）

国歌/国花/国鳥

マルタ国歌/ヤグルマギク/-

漢字による表記

丸田/馬耳他/馬爾太

時間帯

UTC +1（DST: +2）

ccTLD

.MT

国際電話番号

356

マルタのその他情報

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マルタの地形

南ヨーロッパ、地中海に浮かぶ島国で、イタリア半島の先、シチリア島の南約93kmに位置する。主要な島は本島となるマルタ島のほか、ゴゾ島、コミノ島の3島からなる。海岸線が変化に富むため、良港が多くなっている。石灰岩質で岩の多いの平らな島で、低い丘陵や台地が多い。最高地点はマルタ島内の標高253m。

マルタの気候

気候は地中海性気候で、温暖で雨が多い冬季と暑く乾燥した夏を持つ。

マルタの経済

18世紀までは、綿花とタバコの栽培、造船業が中心であった。1869年のスエズ運河の開通後は、船舶の寄港地として賑わう事となった。しかし、19世紀末以降、大型船の就航により、燃料補給のための寄港の必要性が減少し、マルタの経済は縮小した。農業では小麦、ジャガイモ、トマトが栽培されているが、耕作可能な土地はわずかで生産量は少いため食料の大半を輸入している。エネルギー資源は産出せず、石灰岩が産出されるのみ。工業は造船、船舶修理が主体で、衣料、皮革、電子機器などはいずれも零細。イギリス海軍の基地使用料が大きかったため撤退後は不振となり、観光保養地化を進めている。

主要貿易品目

輸出は電気機器、衣類、織物、皮革製品等。輸入は工業用品、機械類、食料品等。

主要貿易相手国

輸出はアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア。輸入はイタリア、フランス、ドイツ、イギリス。

マルタの歴史

• 紀元前400年頃カルタゴの支配を受け、その後ローマに支配されるが、その頃から既に地中海貿易で繁栄していた。
• 870年：アラブ人の侵攻を受け、イスラム帝国の支配下に。
• 1127年：ノルマン人が占拠。
• 1479年：スペインの支配下に置かれる。
• 1530年：ロードス島を追われた聖ヨハネ騎士団（後のマルタ騎士団）の所領となる。
• 1565年：マルタ騎士団はオスマン帝国からの攻撃を受け、34か月の攻防が行われた後、オスマン帝国はスルタン・スレイマン1世の死によって撤退。現在の首都バレッタは、この時のマルタ騎士団の団長の名前に因む。
• エジプト遠征途上のナポレオンによって占領され、その後はイギリス支配下に。
• 1964年9月21日：イギリスから独立し、イギリス連邦内の独立国（コモンウェルス国家）となる。
• 1964年12月1日：国連加盟。
• 1974年12月13日：イギリス連邦内の共和国となる。
• 1979年3月31日：イギリス軍撤退。
• 2004年5月1日：欧州連合（EU）に加盟。

マルタの文化

• 東西冷戦の終結を告げる歴史的なマルタ会談の舞台としても知られる。1989年12月3日、当時のゴルバチョフ・ソ連共産党書記長兼最高会議議長とアメリカのブッシュ大統領（第41代）がマルタで会談し、戦後40年間続いた冷戦の幕引きを世界にアピール、欧州新秩序づくりへ向けての一致協力をうたった。
• 小型犬のマルチーズの発祥の地であり、マルチーズの名はマルタに由来する。
• 欧州連合（EU）加盟国。
• イギリス連邦加盟国。