ラオス
ラオスの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-20T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/es_asia/lao.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- ラオス人民民主共和国【Lao People's Democratic Republic】。公式の英語表記は、Lao People's Democratic Republic。
- 首都
- ビエンチャン【Vientiane】
- 国旗
- 人種
- 低地ラオ族(60%)他、計49民族
- 言語
- ラオス語(公用語)
- 宗教
- 仏教60%、部族宗教など40%
- 通貨
- キープ:Kip(LAK)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- LAO/LA/418
- 人口/面積
- 6,068,117人/236,800平方キロメートル(本州と同程度)
- 国歌/国花/国鳥
- ラオス国歌/インドソケイ/-
- 漢字による表記
- 羅宇
- 時間帯
- UTC (+7)(DST: なし)
- ccTLD
- .LA
- 国際電話番号
- 856
ラオスのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-20T00:00:00+09:00
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ラオスの地形
東南アジア、インドシナ半島中央部に位置し、北西はミャンマーと中国、東はベトナム、南はカンボジア、西はタイと国境を接する内陸国。タイとの国境はメコン川、ベトナムとの国境はアンナン山脈。国土の8割を山地と高原が占め、平地はメコン川流域に開ける程度。メコン川の支流が多く、国土の3分の2は森林。最高峰はプー・ビア(2817m)。
ラオスの気候
全般に高温多湿で南部は熱帯、北部は亜熱帯気候。モンスーンの影響を受け明確な雨季と乾季があり、5〜9月が雨季で10〜4月が乾季。
ラオスの経済
労働人口の8割近くが農業に従事。米、綿花、トウモロコシなどを栽培。農業の集団化を進めていたが、山岳部では焼畑農業も行われている。食料はほぼ自給。輸出作物はチーク材とコーヒー。地下資源ではスズが産出される。石炭、鉄鉱石、亜鉛なども埋蔵するが、開発はされていない。宝石ではサファイアの開発が進んでいる。ナムグム・ダムをはじめとするメコン川での水力発電による電力はタイに輸出され、最大の外貨獲得源。観光業も重要。1975年12月にラオス人民民主共和国が樹立され、急速な社会主義化を行ったものの、激しいインフレや農産物・日用品の不足を引き起こし、1979年には社会主義建設のスピードが緩和された。1983年に再び社会主義化を目指すが、ソ連のペレストロイカの動きと呼応して1986年には市場原理の導入、対外経済開放を基本とする新経済メカニズムが導入された。
主要貿易品目
輸出は衣料品、金・鉱物、電力、木材製品。輸入は燃料、工業製品、衣料用原料。
主要貿易相手国
タイ、ベトナム、中国、オーストラリア、日本。
ラオスの歴史
- 1353年:ラーオ族による統一王朝ラーンサーン王国が建国される。その勢力は現在のタイ北東部やカンボジア北部にまで及んだ。
- 18世紀:ラーンサーン王国は3国に分裂し、それぞれタイやカンボジアの影響下に置かれる。
- 1893年:フランスの保護国となり仏領インドシナ連邦に編入される。
- 第二次世界大戦中に日本に占領される。
- 1949年7月19日:フランス連合内のラオス王国として独立。
- 1953年10月22日:フランス・ラオス条約により完全独立を達成。
- 1955年12月14日:国連加盟。
- 1956年12月19日:対日本賠償請求権の放棄を通告。
- 1957年11月2日:統一政府が成立。
- 1960年8月9日:ラオスで無血クーデター。
- 1973年2月:「ラオスにおける平和の回復及び民族和解に関する協定」が成立。
- 1974年:右派、中立派、左派(パテート・ラーオ)の三派連合によるラオス民族連合が成立。
- 1975年:南ベトナムのサイゴン陥落後、パテート・ラーオがラオス全土を制圧。
- 1975年12月2日:王政を廃止し民主共和国宣言。
- 1980年:タイと国境紛争。
- 1980年:ラオス人民革命党、中国共産党と関係断絶。
- 1986年:新経済政策(ラボップマイ)を導入。
- 1987年:タイと国境紛争、タイ空軍機1機が撃墜される。
- 1988年:ラオス人民革命党、中国共産党との関係改善。
- 1991年:憲法制定。ラオス人民革命党の一党独裁体制維持を確認。
- 1992年:カイソーン大統領死去。
- 1997年7月23日:東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟。
ラオスの文化
- 住民のほとんどはラーオ族でありそこに少数民族が連なる。しかしラオス政府はラオス国籍を持つものを一様にラオス人として定義しているため、公式には少数民族は存在しない。
- ラオス政府の定義するラオス人は住む地域の高度によって、低地ラーオ族(ラーオルム、国民の約7割)、丘陵地ラーオ族(ラーオトゥン、国民の約2割)、高地ラーオ族(ラーオスーン、国民の約1割)に分けられる。
- 1997年にルアンパバーンの旧市街が世界遺産に公式登録されたほか、政府が1999から2000年にかけてをラオス観光年として観光産業の育成に努力した結果、観光産業が急速に発達した。
- 東南アジア諸国連合加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月20日