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縁日は「えんにち」と読み、神仏との有縁の日のことで、神仏の降誕・示現・誓願などの縁のある日を選んで祭祀や供養が行われる日を指す。この日に参詣すると、普段以上の御利益があると信じられた。近代以降では、神社などで行われる祭りの日のことを指す場合も多い。有縁の日が決まった背景には、それぞれ数字や干支による謂れがあるが、数字による縁日はほとんどが8日から24日までに集中している。これは月の満ち欠けが影響しており、明るい月夜の日を選んでいるといわれている。また、干支による縁日の場合は、関りのある動物も信仰の対象となる。
縁日に参詣すると特別な功徳やご利益があると信じられ、江戸時代の中ごろから多くの人々が社寺を訪れて賑わうようになった。一方、こうした参詣者を目当てに市が立つようになり、さらに屋台や見世物小屋なども出て、一種の娯楽・遊興センターとして、さらに経済活動の中心地となっていった。これが社寺の門前市に発展したものもある。
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