キュウリ

植物資料集（索引）

最終更新

2007-06-07T00:00:00+09:00

この記事のURI参照

https://www.7key.jp/data/vegetation/menu_k/cucumber.html#menu

• カ行
  • キから始まる植物

キュウリの情報

最終更新

2007-06-07T00:00:00+09:00

この記事のURI参照

https://www.7key.jp/data/vegetation/menu_k/cucumber.html#what

その他外観に関すること

• 茎には粗い毛があり、葉腋から巻きひげを出して、支柱に絡みついて伸びる。
• 葉は角張り、有柄で互生。
• 果実は卵形、紡錘形、円筒形のしょう果で長短の変異に富む。若果は緑白ないし濃緑色で、ろう質で被われる。黒または白色のいぼ状とげがある。

知識

• 日本では平安時代には既に栽培されていた。
• 「キュウリ」の名は、元々「木瓜」または「黄瓜」と書いたことにちなむとされる。胡瓜の「胡」という字は、シルクロードを渡って来たことを意味している。
• ヒマラヤ山麓のシッキム地方には、現在もなお野生のキュウリが多く存在する。
• 西アジアでは3000年前から食用として栽培されていたとの記録がある。
• ピラミッド時代のエジプトでも栽培されていたとの記録がある。
• 未熟な実を食用とする。雌雄異花だが、単為結果を行うため雄花が咲かなくとも結実する。

キュウリの種類

• 野生種：熟果の長さは短く、果面に黒イボがある。苦みが強いため食用には不向き。
• ネパールキュウリ：果実は楕円形で大きい。苦みが少く食用となる。
• 英国温室型：イギリスで品種改良して作られ、キュウリの王様と呼ばれる。果実は光沢のある緑色で、円筒形の長大果。60cm以上になる。肉質は緻密で香気に富む。日本での栽培は不可能とされる。
• スライス型：欧米における一般的な露地栽培用品種。広く調理用として利用される。果実は20cm前後の円筒形で、果面は平滑。果肉が厚く味はやや大味。白イボのものが多い。
• ピックル型：アメリカやロシアで広く栽培される加工用の小果形品種で、主に黒イボ。肉質は緻密で脆弱。ピクルス（酢漬け）等に利用される。
• 華北型：中国の華北地方で発達した品種群で、西域から伝来した品種を改良したもの。果実は細長い白イボの緑色果。皮が薄く、肉質が脆弱で品質に優れる。
• 華南型：原産地から東南アジア経由で中国南部に伝わり、その後日本に伝来したとされる。果実は短大で、緑色の品種が多い。半白、黄白の品種もある。黒イボが主。

花言葉

• 洒落