第20番札所 霊鷲山鶴林寺

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霊鷲山鶴林寺 - 四国霊場八十八箇所資料集での納経帳への朱印

霊鷲山鶴林寺の基本情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s20_kakurinzi.html#basic
正式名称と通称
霊鷲山宝珠院 鶴林寺(りょうじゅぜん かくりんじ)/通称:お鶴さん
本尊と宗派、開基
地蔵菩薩 / 高野山真言宗 / 弘法大師
真言
オン カカカビ サンマエイ ソワカ
御姿
霊鷲山鶴林寺 - 四国霊場八十八箇所資料集の御姿 本尊のカラーイメージ
御詠歌
唱え奉る 四国霊場 第20番 霊鷲山 鶴林寺 の御詠歌に
しげりつる 鶴の林を しるべにて 大師ぞいます 地蔵帝釈(しげりつる つるのはやしを しるべにて だいしぞいます じぞうたいしゃく)
所在地と電話番号
〒771-4303:徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ヶ尾14(08854-2-3020)
前札所と次札所
前札所:第19番札所 立江寺(13.1km)/次札所:第21番札所 太龍寺(6.7km)
交通と駐車場
徒歩:立江寺→立江橋→バス停萱原→バス停沼江不動前→登山口→鶴林寺
立江寺から徒歩25分、徳島バス徳島駅前行:赤石→小松島(13分)、徳島バス横瀬・田野々行:小松島→生名(30分)、下車後徒歩(4.7km)
JR徳島駅下車。横瀬行きバス55分(生名下車)。徒歩1時間20分。
駐車場:300円(30台:境内まですぐ)
宿泊
宿坊120人(3800円)

霊鷲山鶴林寺のその他情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ

延暦17年(798年)、桓武天皇は当山を勅願道場として八堂伽藍を建立。この寺で修業中の弘法大師がある日、霊雲のたなびく中を雌雄2羽の白鶴が、黄金の地蔵菩薩を互いに守護しながら老杉に舞い降りるのを見た。歓喜した大師は直ちに三尺(約1m)の地蔵菩薩を彫刻し、降りてきた黄金像をその胎内に納め本尊として安置した。本尊が降臨した杉の樹は、現在も本堂の左手にある。山号は寺周辺の山容がインドの鷲峰山に似ているところから霊鷲山と号し、はるかに見える向かいの山の太龍寺を金剛界そして鶴林寺を胎蔵界の道場とした。さらに大師は、先に地蔵菩薩を彫ったその残木で五種の鈴を刻み、爪彫りの堅額を残した。後に、真然僧正が七堂伽藍を完成させ、平城、嵯峨、淳和帝など皇室や武将の尊信もあつく、阿波藩主は鶴林寺を祈願寺と定めて多くの山林・寺領を寄進した。阿波の札所のほとんどは戦国時代の長宗我部の乱により焼けたが、鶴林寺は難所であったためか難をまぬがれ、本堂、三重塔、寺宝など、今なお古色蒼然と往古の姿をとどめている。

堂塔

鶴林寺の仁王門

仁王門より杉や松の老樹の中の参道をゆくと、六角地蔵堂・忠霊殿、修行大師像があり、右手石段の上には三重塔と本堂がある。本堂の前には二羽の白鶴が向かい合っている。境内に、六体の地蔵菩薩像や護摩堂があり、仁王門の仁王像は、運慶の作といわれている。

三重の塔

三重の塔

本堂の右手にある三重塔は、文政6年(1823)の江戸末期に建てられたもの。各層は和様と唐様からなり、異なった建築手法を見ることができるため貴重とされている。

その他

行事

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その他の情報

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日