チュニジア
チュニジアの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-03T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/n_africa/tun.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- チュニジア共和国【Tunisia】。公式の英語表記は、Republic of Tunisia。
- 首都
- チュニス【Tunis】
- 国旗

- 人種
- アラブ人98%、ベルベル人などその他2%
- 言語
- アラビア語(公用語)、フランス語
- 宗教
- イスラム教スンニ派が殆ど
- 通貨
- チェニジア・ディナール:Tunisian Dinar(TND)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- TUN/TN/788
- 人口/面積
- 9,974,722人/163,610平方キロメートル(北海道の約2倍)
- 国歌/国花/国鳥
- 祖国の防衛者/アカシア/-
- 漢字による表記
- 突尼斯
- 時間帯
- UTC (+1)(DST: (+2)
- ccTLD
- .TN
- 国際電話番号
- 216
チュニジアのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-03T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/n_africa/tun.html#other
チュニジアの地形
北アフリカに位置するアラブ諸国の1つでテュニジアとも表記される。西はアルジェリア、東はリビアと国境を接し、北部と東部は地中海に面する。地中海対岸にはイタリアがある。北部地中海沿岸にはアトラス山脈から続くテル山地があり、その谷間を北東にメジェルダ川が流れ、国土の北東部に肥沃な平野を作り出している。その南にはドルサル山地がある。ドルサル山地より南はガベス湾までステップ気候で、西部はステップ高原、東部はステップ平原と呼ぶ。ステップ高原の南にはジェリド湖やラルサ湖などの塩湖がある。国土の南半分はサハラ砂漠。主要都市は下記の通り。
- チュニス:首都
- スファックス【Sfax】
- カルタゴ【Carthage】
- スース【Sousse】
- シディ・ブ・サイド【Sidi Bou Said】
- ケルアン【Kairouan】
- ハマメット【Hammamet】
- ナブール【Nabeul】
- タバルカ【Tabarka】
チュニジアの気候
沿岸部は地中海性気候で夏季は高温乾燥、冬季は温暖湿潤。中部はステップ気候、南部は砂漠気候。
チュニジアの経済
農業は北部で小麦やオリーブ、果実、野菜が生産される。中部では牧畜が行われる。沿岸地域ではマグロやイワシなど漁業も行われる。地下資源は石油、リン鉱石、鉄鉱石など。工業は繊維産業に加え、機械部品や電気部品の製造も行われる。砂丘と古代遺跡があり、観光地としても人気が高い。
主要貿易品目
輸出は既製服、原油、メリヤス製品、オリーブオイル、電線・ケーブル。輸入は生地、精油、繊維商品、鉄鋼、車両。
主要貿易相手国
輸出入ともに、フランス、イタリア、ドイツの3か国で全体の半数を超える。
チュニジアの歴史
- フェニキア人が交易拠点としてこの地に移住。
- 紀元前814年頃:都市国家カルタゴとして盛え、地中海貿易で繁栄。
- 146年:3度に渡るポエニ戦争の後、ローマ帝国征服。ローマの属州アフリカとなる。
- 439年:西ローマ帝国滅亡後にヴァンダル人が侵入。ヴァンダル王国が建国。
- 534年:東ローマ帝国に滅ぼされ、同国に組み入れられる。
- 7世紀:アラブ侵入。
- 1574年:オスマン帝国属州
- 1709年:フサイン朝。
- 1878年:ベルリン会議でフランスの宗主権が列国に認められる
- 1881年:バルドー条約。
- 1883年:マルサ協定。フランスの保護領となる。
- 1907年:チュニジア独立を目的とする結社、「青年チュニジア党」が創設。
- 1956年3月20日:フランスより独立。ベイのムハンマド8世アル・アミーンを国王にする条件。初代首相にはブルギーバが選出される。
- 1956年11月12日:国連加盟。
- 1957年7月25日:チュニジアが共和国宣言。
- 1957年:王制が廃止され共和制へ移行。大統領制となり、首相から引き続きブルギーバ大統領となる。
- 1959年:憲法を制定し社会主義政策をとる。
- 1970年代:自由主義に路線を変更。
- 1987年:無血クーデターが起こり、ベン・アリー首相が大統領に就任。
- 1991年:湾岸危機ではイラクのサダム・フセイン政権を支持し、アラブ人の連帯を唱え、イスラム原理主義に傾く。
- 1999年10月:ベン・アリ大統領再選。
- 2004年10月:ベン・アリ大統領再選。
チュニジアの文化
- アラビア語名のトゥーニスは、首都チュニスのアラビア語名と同じで、「チュニスを都とする国」との意味合い
- アラビア語が公用語だが、独立前はフランスの保護下であった経緯もありフランス語も広く普及。そのため学生たちはフランス語とアラビア語の両方の授業を受ける。
- イスラム教が国教。ただし、イスラム教の戒律は比較的緩やかで、女性もスカーフをかぶらず西洋的なファッションも多く見られる。
- イスラム諸国会議機構加盟国。
- アラブ連盟加盟国。
- アフリカ連合(AU)加盟国。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
地理、
国、
北アフリカとリンクを辿ると、当ページ
チュニジアに辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/country/n_africa/tun.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月03日