マダガスカル
マダガスカルの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-18T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/country/in_sea/mdg.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- マダガスカル共和国【Madagascar】。公式の英語表記は、Republic of Madagascar。
- 首都
- アンタナナリボ【Antananarivo】
- 国旗
- 人種
- アフリカ大陸系、マレー系、部族は約18(メリナ、ベチレオ他)
- 言語
- マダガスカル語、フランス語、英語(以上公用語)(2007年4月の憲法改正で英語も公用語となった)
- 宗教
- キリスト教41%、伝統宗教52%、イスラム教7%
- 通貨
- マダガスカル・アリアリ:Madagascal Ariary(MGA)(2003年8月から翌2004年12月31日まではマダガスカル・フランと併用)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- MDG/MG/450
- 人口/面積
- 17,501,871人/587,040平方キロメートル(日本の1.6倍)
- 国歌/国花/国鳥
- おお、我が愛しき祖国よ/ポインセチア/-
- 漢字による表記
- 馬達加斯加
- 時間帯
- UTC +3(DST: なし)
- ccTLD
- .MG
- 国際電話番号
- 261
マダガスカルのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-18T00:00:00+09:00
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マダガスカルの地形
アフリカ大陸の東南、東岸から約500kmに位置するインド洋上の島国。長さ約1570km、最大幅約580kmの世界第4位の大きさを持つマダガスカル島を主体としている。東西の海岸平野、平均標高1000mの中央高地、海に向かって傾斜する西部と南部の高原地帯に分けられる。島の東側には標高1500〜2500mの山脈が走っている。
マダガスカルの気候
高原と山岳地帯は温帯、沿岸部は熱帯モンスーン。11〜3月の夏季は北東貿易風の吹く雨季、4〜10月の冬季は南東貿易風の吹く乾季。東海岸は年中高温多雨の熱帯雨林気候で、降水量は3000mmを越える。西海岸は乾季が長く、北からサバナ気候、ステップ気候、砂漠気候へと変化する。
マダガスカルの経済
農業国で国民全体の約80%が農業に従事している。米、トウモロコシなどの自給農業を基礎に、コーヒー、バニラ、サトウキビ、丁字などの商品作物も栽培されている。特にバニラは世界全体の80%を生産する。畜産と漁業は規模が小さく自給用。地下資源では黒鉛やクロムを産出する。工業は繊維と食品加工、石油精製、機械製造。
主要貿易品目
輸出は織物、バニラ、丁字、甲殻類。輸入は機材、消費財、燃料。
主要貿易相手国
輸出はフランス、アメリカ、ドイツ、モーリシャス。輸入はフランス、中国、イラン、モーリシャス。
マダガスカルの歴史
- 5世紀:マレー人到来。
- 9世紀:イスラム教徒海岸部で交易。
- 1642年:フランス、島東南部にドファン要塞を建設。
- 1885年:フランス、メリナ王国を保護領とする。
- 1890年:イギリス、フランスの保護領化を承認。
- 1896年:メリナ王国滅亡、フランス植民地成立。
- 1940年:マダガスカル植民地政府、ヴィシー政権を支持。
- 1942年5月5日:英軍上陸。29日、日本海軍特殊潜航艇が、島の北端のディエゴ・スアレス港の英艦攻撃。
- 1943年:自由フランス支配。
- 1947年:対仏反乱(〜48年)。
- 1958年:フランス共同体内の自治領となる。共和国宣言。
- 1960年6月26日:フランスより完全独立。チラナナ大統領就任(第1共和制)。
- 1960年9月20日:国連加盟。
- 1972年5月:ラマナンツォア政権誕生。
- 1973年5月:フラン圏離脱。
- 1975年6月:ラチラカ政権誕生、社会主義政策採用宣言。
- 1975年12月:新憲法採択(第2共和制)。
- 1976年1月:ラチラカ大統領就任。
- 1992年8月:新憲法採択、国名をマダガスカル共和国に変更(第3共和制)。
- 1993年2月:大統領選挙、ザフィ国家最高機関議長当選。
- 1993年3月:ザフィ大統領就任。
- 1996年9月:憲法最高裁判所、ザフィー大統領弾劾を決定。
- 1997年2月:ラチラカ大統領就任。
- 2001年5月:上院開設。
- 2001年12月:大統領選挙、得票結果を巡り政情危機。
- 2002年5月:ラヴァルマナナ大統領就任。
- 2002年12月:国民議会選挙。
- 2003年7月:AU(アフリカ連合)首脳サミットでAU復帰を承認される。
- 2007年1月:ラヴァルマナナ大統領就任。
マダガスカルの文化
- 国名の由来は、マルコ・ポーロの東方見聞録の中のマディガスカルという記述から。
- マダガスカル島の主要部は、ゴンドワナ大陸を構成していた古生代以前の楯状地。古い地層から成るため昔から稀少な鉱物を産することが知られていたが、1990年代に入り宝石級のルビー、サファイア等の鉱床が相次いで発見された。また、ジュラ紀後期のゴンドワナ大陸分裂後、白亜紀後期にインド亜大陸から分離し、以降、孤立した島であり続けたことから、独自の動植物相を持つ。
- 童謡『アイアイ』に登場する「南の島」はマダガスカルであり、アイアイはマダガスカルにのみ生息するサル。
- アフリカ連合(AU)加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月18日