グアテマラ

グアテマラの基本情報

最終更新

2007-03-21T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

グアテマラ共和国【Guatemala】。公式の英語表記は、Republic of Guatemala。

首都

グアテマラシティ【Guatemala City】

国旗

人種

先住民52%、混血45%、欧州系2%、その他1%

言語

スペイン語（公用語）、マヤ系言語

宗教

カトリック、プロテスタント、マヤ族伝統宗教

通貨

ケツァル：Quetzal（GTQ）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

GTM/GT/320

人口/面積

14,280,596人/108,890平方キロメートル（北海道の約1.4倍）

国歌/国花/国鳥

グアテマラ、称賛せよ!/ラン/ケツァール

漢字による表記

危地馬拉

時間帯

UTC -6（DST: なし）

ccTLD

.GT

国際電話番号

502

グアテマラのその他情報

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グアテマラの地形

中央アメリカの国で、太平洋とカリブ海の両方に面する。北はメキシコに、北東はベリーズに、南東はホンジュラスとエルサルバドルに接している。海岸部を除き、国土の大部分が山地からなる。北西から南東にはシエラマドレ山脈が走る。ほとんどの主要都市は国の南半分に位置し、主要都市は首都グアテマラシティ、ケツァルテナンゴ、エスクィントラ。カリブ海に近接して大型の湖イサバル湖が位置する。火山国であり、日本の富士山に似たトリマン火山の麓には世界一美しい湖といわれるアティトラン湖がある。

グアテマラの気候

気候は熱帯性で気温が高いが、高地は熱帯性ながら温順な気候。雨季と乾季に分かれ、5〜10月が雨季。

グアテマラの経済

大地主制とアメリカ資本に支えられたプランテーション農業が主体で、国民総生産の4分の1を占める。コーヒーとバナナを中心に、綿花、サトウキビなどを生産。林業も盛んで、特にチューインガムの原料になるチクルの生産量が多い。地下資源では、石炭、アンチモン、鉛などの鉱物と、少量だが石油が産出される。

主要貿易品目

輸出はコーヒー、砂糖、バナナ、カルダモン、繊維製品。輸入は加工食品、電化製品、燃料製品、自動車。

主要貿易相手国

輸出はアメリカ、中米諸国、メキシコ、パナマ。輸入はアメリカ、中米諸国、メキシコ、日本。

グアテマラの歴史

• 紀元前15世紀：沿岸部に農耕民の存在が確認されている。
• 紀元前500年以降：ペテン低地にワシャクトゥンやエル=ミラドールなどのマヤ都市が出現。
• 378年：ティカルにメキシコのテオティワカンゆかりの強力な王朝が建てられ、メキシコ、カンペチェ州のカラクムルと「優越王」として覇を争うようになる。
• 11世紀頃：北方のチチメカ人が侵入。その影響を受けてキチェー王国やカクチケル王国にチチメカ様式の影響を受けた都市が築かれた。
• 1523年：スペイン人の征服者ペドロ・デ・アルバラードが到来。
• 1524年：スペインがこの地域を征服。
• 1544年：スペインはグアテマラ総督府をおき、自治権を与えた。
• 1821年9月15日：グアテマラ総督府はスペインからの独立を宣言。
• 1823年：中米諸州連合結成。
• 1838年：グアテマラ共和国成立。
• 1945年11月21日：国連加盟。
• 1960年：内戦発生。
• 1986年：民政移管。
• 1987年：中米和平合意。
• 1996年：内戦終結。
• 2000年：ポルティージョ大統領就任。
• 2004年：ベルシェ大統領就任。

グアテマラの文化

• グアテマラには現在もなおマヤ文明とスペイン植民地時代の遺風が残っている。衣食には伝統的なマヤ文化の色彩が今でも残り、また国のいたるところにマヤの遺跡が残っている。
• 国章に描かれている国鳥はケツァールで、通貨名ともなっている。
• 言語は公用語がスペイン語で、国民の6割程度が使用。残りの4割は先住民族の言語を使用する。地方では特に21種類のマヤ系言語が用いられている他、シンカ語やアラワク語系（Arawakan languages）のガリフナ語など非マヤ系言語も用いられている。
• 10月20日は改革記念日で祝日。