武士道

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武士道とは

最終更新
2007-05-13T00:00:00+09:00
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武士道とは、「ぶしどう」と読み、日本における武士の間に形成された道徳、もしくは従うべきとされた規範を指す。鎌倉時代に端を成し、江戸時代に儒教、特に朱子学に裏づけされつつ発展し、明治維新以降には日本の国民道徳として、更には日本人のアイデンティティの拠り所の1つとして強調され現在に至る。主君に対する絶対的な忠節を重視し、犠牲・礼儀・質素・倹約・尚武などを美徳とする。具体的には、「君に忠、親に孝、自らを節すること厳しく、下位の者に仁慈を以てし、敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、富貴よりも名誉を以て貴しとなす」との態度が根本にある。また、新渡戸稲造はその著『武士道』において、武士道を私たちの心の中にあって、力と美を兼ね備えた生きた対象であり、手に触れる姿や形は持たないが、道徳的雰囲気の薫りを放ち我々を引きつけてやまない存在である。とあらわし、武士道とは、武士が守るべきものとして要求され、あるいは教育を受ける道徳的徳目の作法である。としている。ただし、武士道は1人の武士や学者の説を基に創造されたものではなく、高名な人物の生を基に生み出されたものでもない。何十年、何百年とかけて武士が育んできたものである。

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月23日 最終更新:2007年04月23日