チョウセンアサガオ

チョウセンアサガオの情報

一般名	チョウセンアサガオ（朝鮮朝顔）
学名	Datura metel
科名と属名、園芸分類	ナス科チョウセンアサガオ属の一年草
英語名	datura / thorn apple
別名	マンダラゲ（曼陀羅華）、シロマンダラ（白曼陀羅）キチガイナスビ、ハリナスビ、ダチュラ
花の情報	漏斗状の花を上向きもしくは横向きに咲かせる。花色は白、紫、黄色などで、咲き方も一重と八重がある。
開花時期	6～9月
原産地	インド
適温
草丈	80～100cm
花径	15～40cm

江戸時代後期（1804年）に蘭学医である花岡青洲が、日本初の麻酔手術（乳癌の手術とされる）に成功した際に、この植物を麻酔薬として使ったとされる。花や茎、葉、種など全草に生薬成分（アルカロイド）が含まれ、量次第では毒にもなる。薬用として輸入されたものが帰化して野生化したとされる。
別名にもあるダチュラは、ナス科チョウセンアサガオ属の植物の総称である。
チョウセンアサガオの仲間にエンジェルストランペット（キダチチョウセンアサガオ：Brugmansia suaveolens）がある。元々はこの花もDatura属とされていたが、チョウセンアサガオなどと違って低木になることから新たにBrugmansia属に分離された経緯がある。花の見た感じはお互いに似るが、エンジェルストランペットは花が下向きに咲く点が大きく異なる。