カキツバタ

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最終更新
2007-02-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/vegetation/menu_k/iris_laevigata.html#menu

カキツバタの情報

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2007-02-21T00:00:00+09:00
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一般名カキツバタ(杜若/燕子花)
学名Iris laevigata
科名と属名、園芸分類アヤメ科アヤメ属(アイリス属)の球根性落葉多年草。
英語名Watar iris
別名-
花の情報高さ30〜90cmの花茎の先に青みがかった紫色の花がつく。外花被片は3個、広倒卵形で長さ6〜8cm、先が垂れている。基部は黄色を帯び中央に披針形の白い(又は淡い黄色)斑紋があるがアヤメのように横に広がる模様はない。内花被片は3個で長さは約6cm、直立する。花柱は3裂して外花被片に覆い被さる。雄しべは3個で花柱の裏側につく。原種は青色が基本色。紅、紫と白のぼかし、絞りなどもある。1つの花は1日しか咲かず、翌日にはしぼむ。
開花時期5月〜6月(四季咲き種もある)
原産地日本中国、シベリア
適温-
草丈40〜80cm
花径10cmほど

その他外観に関すること

知識

いずれアヤメかカキツバタ

意味は「どちらも優れていて優劣をつけがたく選択に迷う」こと。アヤメとカキツバタ、ノハナショウブ(花菖蒲)は非常に似ており区別が難しいと言われる。大まかに言えば、花びらの元のアヤメは網目状、カキツバタは白、花菖蒲は黄色の模様を元に区別する。詳細は下記。

  アヤメ カキツバタ ハナショウブ
花の色紫、希に白青紫、紫、白、紋など紅紫、紫、絞、覆輪など
花の特徴花弁の付け根が黄色で紫色の網目模様。外側の花びらに黄色い模様。花弁の付け根に白い目型模様があるのが特徴。網目はなし。園芸種は花色や花形が多彩だが、すべて花弁の元に黄色い目型模様があるのが特徴。網目はなし。
ハナショウブに比べて細く、葉の主脈は目立たない。ハナショウブに比べると若干幅広で、葉の主脈は目立たない。主脈太く、葉の中央に表に1本、裏に2本はっきりと突出する。
生息場所乾いたところ。排水の良い草原。浅い水中や湿ったところ。湿原。湿ったところ。湿原や水分の多い草原。
開花期5月上旬〜中旬5月中旬〜下旬6月上旬〜下旬

菖蒲はショウブかアヤメか

漢字の「菖蒲」はアヤメともショウブとも読む事ができる。元々中国では、サトイモ科の蒲(がま)の穂に似た花を咲かせる石菖(せきしょう)を「菖蒲」と呼んでいた。これが日本に伝わった際、同じ仲間で花も似た白菖(現在のショウブ)に「菖蒲」の漢字が当て、アヤメと呼んでいた。このため、万葉時代でのアヤメは、現在のショウブを指していた。また、ショウブに葉の形が似て綺麗な花を咲かせるハナショウブは、当時「花菖蒲(ハナアヤメ)」と呼ばれていた。ただ、平安時代の頃から「菖蒲」は字音で「ショウブ」と呼まれ始め、「菖蒲(アヤメ)」は「菖蒲(ショウブ)」、「花菖蒲(ハナアヤメ)」は「花菖蒲(ハナショウブ)」と現在の呼び名に変わった。現在のアヤメは、剣形の葉がきちんと並んで生える様子から「文目」(筋道、模様の意、アヤメ)、また花の模様から「綾目」と呼ばれていた経緯があり、最終的にこの植物に「菖蒲(アヤメ)」の名前が残ったと言われている。もちろん「菖蒲(アヤメ)」と「菖蒲(ショウブ)」は全く別種の植物。

花言葉

4月17日4月29日5月6日5月13日5月14日6月3日6月20日

カキツバタ(白)の花言葉

7月3日

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年02月21日 最終更新:2007年02月21日