アカツメクサ

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アカツメクサの情報

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一般名	アカツメクサ（赤詰草）
学名	Trifolium pratense
科名と属名、園芸分類	マメ科シャジクソウ属（トリフォリウム属）の常緑多年草
英語名	red clover
別名	ムラサキツメクサ（紫詰草）、レッドクローバー
花の情報	茎の上部の葉脈から花序を出し、紅紫色のローと状の小花を球形につける。萼は長さ1cm弱で直立。まれに白色の花もある。豆果は卵円形で種子は1個。
開花時期	5～8月
原産地	ヨーロッパ
適温
草丈	20～60cm
花径	2～3cm

葉は長卵形で先端が少し尖り、表面に白の模様があるものもある。互生し3小葉からなるが、希に4枚からなるものもある。長さは2～3.5cmで、多くは表面に淡緑色の班があり、表面に白軟毛がある。花序のすぐ下に葉が1対つく。
茎は直立し、上部でまばらに枝分かれする。褐色の軟毛が生える。

日本へは、牧草として明治時代初期（1868年前後）に渡来。最初は牧草として日本に持ち込まれたが野生化し、各地に自生している。
アメリカでは花穂を採取して乾燥させ、去痰・風邪・痛風などの体質改善に用いられる。
英語で【Clover】と呼ぶ際は、マメ科シャジクソウ属やウマゴヤシ属の植物の総称として用いられることが多い。
学名の【Trifolium】は、ラテン語の「三【treis】」と「葉【folium】」が語源。
シロツメクサによく似た姿形だが、一般的にクローバーと呼ばれるのはシロツメクサの方。アカツメクサはシロツメクサよりも葉も花も大きく、更に花や葉の茎が長く伸びて上に立ち上がる。シロツメクサは地面を這うように伸びるため区別できる。また、シロツメクサは花の下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花のすぐ下に葉がある点も大きな違い。更に、アカツメクサの葉がやや尖る点も相違点の1つ。
デンマークの国花ともされるが、デンマークの国花はマーガレット、スイレンなど様々な情報がありはっきりしない。もしかしたら複数の花を国花としているのかも知れないし違うかも知れない。要調査。
ムラサキツメクさは、アメリカ合衆国のバーモント州の州花。