ヘミモルファイト
ヘミモルファイトの基本情報
- 最終更新
- 2010-11-21T15:12:21+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/hemimorphite.html#what
- 名称
- ヘミモルファイト【Hemimorphite】
- 別名
- 異極鉱、カラミン【Calamine】、珪酸亜鉛鉱
- 成分
- Zn4(Si2O7)(OH)2・H20
- 色
- 青色、無色、白色、褐色、緑青色など
- 光沢
- ガラス光沢
- 蛍光
- なし
- 条痕
- 白色
- 劈開
- 完全
- 断口
- 不平坦状から貝殻状
- 硬度
- 4.5〜5
- 比重
- 3.4〜3.5
- 原産国
- イタリア(産出量が多く、サルデーニャ島などで採れる。)、イギリス(ダービーシャー州で産出。カンブリア州では、針状結晶や乳頭状の外皮を形作っている。)、メキシコ(マピニやサンタエウラリアの鉱山で、無色の結晶群が褐鉄鋼の母岩に付いた状態で見られる。)、アメリカ(ネバダ州やカリフォルニア州の鉱床が有名)、日本(岐阜県の神岡鉱山の産出量が多い。また、大分県の木浦鉱山からは、褐鉄鋼の母岩についた無色の結晶群が産出する。)。
ヘミモルファイトに伝わる言い伝えなどその他
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- 2010-11-21T16:31:41+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/hemimorphite.html#other
特徴
- 透明感のあるガラスのような輝きが特徴。世界中に広く分布しており、青色のほか無色や白色、褐色のものなどがある。
- ヘミモルファイトは亜鉛の二次鉱物で、亜鉛を含む鉱物の酸化した部分に丸い凝固物となる。亜鉛を含む溶液がシリカを多く含む水と反応すると、異極鉱の大きな鉱床が形成され、ほとんどの場合、菱亜鉛鉱、白鉛鉱、硫酸鉛鉱と混ざって、扇形、砂状、鍾乳洞などの形で産出する。
- ヘミモルファイトは、亜鉛をとるために採掘される。
- ヘミモルファイトとスミソナイトとの化合物を、ガルマイ【Galmei】と呼ぶ。
名前の由来
- 結晶の形のものは稀にしか見られないが、結晶の一方の端は尖り、反対側は平らな形と、両端が異なる形をしているため、異極鉱(Hemimorphite)との名前が付けられた。
石の力
- 古くは、悪霊を祓う石として崇められたとされる鉱物。向上心と勤勉さをもって行動することができるようになり、温情と優しさで満たされた人生が送れるよう導く力があるといわれている。
- 邪悪なものから身を守る効果があるといわれている。
- 古代では、中毒の際の治療薬として用いられた。また、脂肪の代謝をスムーズにして、神経組織を活性化する働きがあるといわれている。
取り扱う上での注意
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Copyright (C) 2010 七鍵 key@do.ai 初版:2010年11月21日 最終更新:2010年11月21日