第11番札所 金剛山藤井寺
金剛山藤井寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s11_hujiidera.html#basic
- 正式名称と通称
- 金剛山藤井寺(こんごうさん ふじいでら)/通称:-
- 本尊と宗派、開基
- 薬師如来 / 臨済宗妙心寺派 / 弘法大師
- 真言
- オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
- 御姿
-
- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第11番 金剛山 藤井寺 の御詠歌に
- 色も香も 無比中道の 藤井寺 真如の波の たたぬ日もなし(いろもかも むひちゅうどうの ふじいでら しんにょのなみの たゝぬひもなし)
- 所在地と電話番号
- 〒776-0033:徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525(0883-24-2384)
- 前札所と次札所
- 前札所:第10番札所 切幡寺(9.3km)/次札所:第12番札所 焼山寺(12.9km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:切幡寺→バス停切幡寺前→国道192号線→小学校前→バス停藤井寺口
- JRバス山手線:切幡寺前→鴨島駅(24分)、下車後徒歩(2.8km)
- 切幡寺(徒歩)、徳島バス鴨島行:八幡西→鴨島(20分)、下車後徒歩(2km)
- JR徳島駅下車。鴨島呉郷団地行きバス50分(呉郷団地下車)。徒歩15分。
- 駐車場:普通車200円(30台:境内まですぐ)
- 宿泊
- 宿坊なし
金剛山藤井寺のその他情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s11_hujiidera.html#other
歴史と謂れ
弘仁6年(815年)、弘法大師は42歳の厄年に、自他ともに厄難を除こうと薬師如来像を刻み、飯尾の郷に堂宇を建立して本尊とした。また、金剛不壊の護摩壇を300m山上の八畳岩に築き、17日間の修法を行い、堂宇の前に五色の藤を植えたことから、現在の山号と寺号になった。その後、真言密教の道場として栄え、山全体に七堂伽藍を備える大寺院となった。と伝えられるが、天正の長宗我部の兵火で焼失。延宝2年(1674年)に臨済宗の南山弾師が入山して寺を再興し、同時に宗派を臨済宗に改めた。しかし、天保3年(1832年)の火災により堂塔、寺宝のことごとくを焼失。現在の伽藍は万延元年(1860年)の再建である。ただ、本尊は2度も火災に遭いながらも難を免れており、久安4年(1148年)仏師経尋の銘のある薬師如来で、重要文化財に指定されている。また、江戸の初期に真言宗から臨済宗に改宗している。
堂塔
白龍弁財天
境内には8本の手がある「白龍弁財天」が祀られたお堂がある。8本の手には蔵の鍵や弓、矢など様々な物を持ち、金運や武術の上達、芸事の上達などの願い事を叶えるという。このお堂の前には弁天水が流れ出ている。
ミニ西国三十三箇所、ミニ四国八十八箇所
本堂の横から入ると、「ミニ西国三十三箇所」と「ミニ四国八十八箇所」が設けられ、西国三十三箇所は10分ほど、八十八箇所は40分ほどで巡礼することができる。
その他
行事
-
その他の情報
- 本尊の薬師如来像には平安時代の年号の銘が入っており、年号が入るものとしては四国霊場最古の仏像といわれる。国宝にも指定され、現在は奥の院に安置されている。
- 八畳岩には弁財天を祀り、さらに100mほど奥には奥の院がある。
- 本堂の天井に雲龍が描かれている。本堂の改修を行った昭和52年に描かれたもので、地元鴨島町出身の林雲渓の作。
- 境内に入ると寺号の由来になった、立派な藤棚がある。紫のノダ藤、八重咲きで濃い紫のレンゲ藤、その他桃色、小豆色など五色の藤の花が見事に咲き競う。
- 門前に遍路宿があり、境内にも古い遍路宿がある。右手の一段高い所にある本堂には、弘法大師が刻まれたと伝えるご本尊の薬師如来が奉安されている。
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
思想、
四国霊場八十八箇所とリンクを辿ると、当ページ
第11番札所 金剛山藤井寺に辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s11_hujiidera.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日