サンマリノ
サンマリノの基本情報
- 最終更新
- 2007-03-23T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
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- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- サンマリノ共和国【San Marino】。公式の英語表記は、Republic of San Marino。
- 首都
- サンマリノ(市)【San Marino】
- 国旗
- 人種
- イタリア人
- 言語
- イタリア語(公用語)
- 宗教
- カトリック教
- 通貨
- ユーロ:Euro(EUR)(1999年以前の通貨は、イタリア・リラ)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- SMR/SM/674
- 人口/面積
- 28,503人/61平方キロメートル
- 国歌/国花/国鳥
- 共和国国歌/アキザキシクラメン/-
- 漢字による表記
- 聖馬力諾/聖馬利諾
- 時間帯
- UTC +1(DST: +2)
- ccTLD
- .SM
- 国際電話番号
- 378
サンマリノのその他情報
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サンマリノの地形
イタリア半島の中部に位置し周囲は全てイタリアで、エミリア=ロマーニャ州のリミニ県とマルケ州のペーザロ・エ・ウルビーノ県に挟まれている。標高749mの岩山ティタノ山を中心に、東西8km、南北13km。首都サンマリノはティタノ山の頂上にある。
サンマリノの気候
地中海性気候で年間を通じて温暖。夏は高温乾燥で小雨、冬は温暖でまとまった降雨がある。
サンマリノの経済
ワイン、小麦、オリーブ油、チーズ、石材などが主な生産物。最も大きな産業は観光で、ほかに切手やコインの発行も有名。その他の基幹産業は、銀行業、電子産業、窯業など。
主要貿易品目
輸出は建築用石材、石炭、木材、栗、小麦、ワイン等。輸入は消費財全般、食料品。
主要貿易相手国
イタリア、東欧諸国、南米諸国、中国、台湾等(輸出の約85%は対イタリア)
サンマリノの歴史
- 4世紀初め:イタリア半島の対岸ダルマツィア地方出身の石工マリヌス(聖マリノ)が、ローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスによるキリスト教迫害を逃れるために、仲間と共にチタン山(現サンマリノのティターノ山)に潜伏。信徒を集め共同体を作ったのが建国の伝説とされている。
- 951年:文献上に初めてサンマリノの存在が現れる。
- 1257年:ギベリン(皇帝派)=グエルフ(教皇派)の闘争に巻き込まれ、ローマ教皇インノケンティウス4世より破門される(2年後、破門解除)。
- 1463年:近隣リミニのマラテスタ家の侵略に晒されるが独力で撃退、追撃を加え逆に領土を拡大。
- 1631年:教皇ウルバヌス8世より最古の共和国として独立を承認される。
- 1739年:アルベロニ枢機卿によって一時的に占領されるが、教皇クレメンス12世の勧告により独立を維持。
- 1815年:ナポレオン戦争後のウィーン会議で、サンマリノの独立が再確認される。
- 1849年:イタリア統一を目指すジュゼッペ・ガリバルディをオーストリア軍の追撃から匿う。
- 1854年:教皇ピウス9世が、ガリバルディを匿ったサンマリノを「自由主義者の巣窟」として糾弾。トスカーナ大公国に命じてサンマリノ共和国の教皇領併合を企てるが、失敗。
- 1862年:イタリア統一の功労によって、イタリアと友好善隣条約を締結。独立が再確認される。
- 1992年3月2日:国連に加盟。
サンマリノの文化
- 世界で5番目に小さな国で、現存する世界最古の共和国。
- F1サンマリノGPで有名だが、実際にレースが行われているのは麓の町イモラでイタリア国内。2007年度よりF1の開催が完全に1カ国1開催遵守となるため、サンマリノGPの開催は取りやめとなる。
- 1985年に小さな地方空港が出来た。
- サンマリノは欧州連合の正式な一員ではないものの、欧州議会における取り決めによりユーロの流通が認められている。また、ユーロコインの片側に独自のデザインを使う権利を持っている。ユーロ流通以前のサンマリノ・リラはイタリア・リラと交換できた。流通量が少ないサンマリノ・ユーロはそれ以前のサンマリノ・リラと同様にコイン・コレクターの興味を引いている。
- 国旗にはイタリア語で「自由」と書かれている。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年03月23日