トンガ
トンガの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-09T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/country/oceania/ton.html#basic
- 国・地域名(ISO 3166-1による英語名)
- トンガ王国【Tonga】。公式の英語表記は、Kingdom of Tonga。
- 首都
- ヌクアロファ【Nuku'alofa】
- 国旗

- 人種
- ポリネシア系(若干ミクロネシア系が混合)
- 言語
- 英語の他、トンガ語を使用(以上公用語)
- 宗教
- ほぼ100%キリスト教
- 通貨
- パ・アンガ:Pa'anga(TOP)
- 3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード
- TON/TO/776
- 人口/面積
- 110,237人/748平方キロメートル(対馬とほぼ同じ)
- 国歌/国花/国鳥
- (トンガの国歌)/-/-
- 漢字による表記
- 豚我/湯加
- 時間帯
- UTC +13(DST: なし)
- ccTLD
- .TO
- 国際電話番号
- 676
トンガのその他情報
- 最終更新
- 2007-03-05T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/country/oceania/ton.html#other
トンガの地形
南太平洋に浮かぶ4つの群島、約170の島からなる国。オセアニアのポリネシア海域の最西端に位置し、サモアの南、フィジーの東に位置する。島々は南北600km、東西200kmの幅に広がり、すぐ東にはトンガ海溝が南北に伸びている。トンガ海溝はインドプレートに南太平洋プレートが東側からもぐりこむために形成され、このためトンガは基本的には火山群島である。西側の島の方が新しく、東側の島は火山島が沈下したことによるサンゴ礁から形成されている。地方行政区分は北からヘババウ、ハアパイ、トンガタプの3つに分けられる。人が居住する島は45ほど。主な島は以下の通り。
- トンガタプ島:首都ヌクアロファがある最大の島。トンガの国土の約半分を占める。
- エウア島:トンガタプ島の南東10 kmに位置する島。
- ハアパイ諸島:トンガタプ島の北東150kmに広がる群島。
- ヴァヴァウ諸島:トンガタプ島の北東400kmに広がる群島。
- ニウアトプタプ島:トンガタプ島の北北東600kmに位置する島。
- ニウアフォオウ島:ニウアトプタプ島の西に位置する環礁島。
- タファフィ島:ニウアトプタプ島に隣接する小島でトンガ最北の島。
トンガの気候
全域がケッペンの気候区分でいう熱帯雨林気候に属する。気候は海洋性であり、気温の年較差よりも日較差の方が大きい。5〜11月にかけては南東貿易風の影響下にあるため涼しくなる。首都ヌクアロファ(南緯21度9分、東経175度14分)の1月の平均気温は25.8℃、7月は21.3℃、年間降水量は1643mm。気温は島によってあまり変化がないが、降水量はヴァヴァウ島の2790mmまで幅がある。
トンガの経済
農業、漁業と観光、出稼ぎ送金に頼る。主要作物はコプラとバナナ。自給作物としてはキャッサバ、タロイモ。近年では日本向けにかぼちゃなどが栽培される。製造業ではココヤシを利用したココナツやコプラ、水産物の缶詰など。国内市場が狭く貿易に適さない位置にあるため経済が発達せず、慢性的な失業に悩む。輸出額700万ドルに対し、輸入額は7300万ドルにも達し、貿易赤字も大きい。日本に対しては大幅な貿易黒字 (2003年時点で年間900万ドル)となっている。漁業の近代化と観光開発を図っている。
主要貿易品目
輸出はかぼちゃ、魚類、バニラ、カヴァ。輸入は食料、飲料、家畜、機械・機器、燃料、石油製品。
主要貿易相手国
輸出は日本、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、フィジー。輸入はニュージーランド、オーストラリア、フィジー、アメリカ、日本。
トンガの歴史
- 12世紀:この頃までにトンガ人とトンガの大酋長はニウエ島からチコピア島まで、太平洋中に知れ渡っていた。
- 15世紀と17世紀:内戦が勃発した。
- 1616年:オランダ人の探検家、Willem SchoutenとJacob Le Maireがヨーロッパ人として初めてトンガに到着。北方の2島を発見。
- 1773年、1774年、1777年:ジェームズ・クックの到着。
- 1797年:最初のロンドンの使節が到着。
- 1845年:タウファアハウ(Taufa'ahau)によりポリネシア人の王国として統一される。
- 1875年:使節のシャーリー・ベーカー(Shirley Baker)の助けでトンガを立憲君主国と宣言。
- 1900年:友好条約の下でイギリスの保護領となる。
- 1970年:イギリス連邦に参加。
- 1999年9月14日:国連加盟。
- 1991年:日本の無償資金協力によって建設中だったファアモツ国際空港のターミナルビルが完成。
トンガの文化
- 国名はトンガ語で「南」の意味。
- トンガはラグビーが盛んなことで有名。
- トゥポウ4世は、1976年のギネスブックで「世界で最も大きな国王(209.5 kg)」として登録されていた。また、トンガの成人女性の一番小さいサイズの靴は26センチで170センチ以上の身長があり男性も177センチ以上の身長で30センチの靴を履いているなど、大きい人々が多く住んでいる国。
- 標準時としてUTC+13を採用しているため、日付変更線をはさんで東隣にあるサモアなどとは同じ時刻を示すもののトンガの日付は1日早くなる。
- 植民地化の力にさらされたにも関わらず、トンガは決して現地人による統治を失うことが無かった。これは太平洋の国では珍しいことであり、国民に多くのプライドを与えている。同時に君主制に対しても信頼を与えることになっている。
- イギリス連邦加盟国。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年03月05日 最終更新:2007年04月09日