キクイモ

キクイモの情報

一般名	キクイモ（菊芋）
学名	Helianthus tuberosus
科名と属名、園芸分類	キク科ヒマワリ属の多年草。
英語名	Jerusalem artichoke / Jerusalem artichoke / girasole
別名	アメリカイモ、ブタイモ
花の情報	頭状花はヒマワリ状で黄色。舌状花が10個ほど。小さな花が集まって大きな花に見える。
開花時期	9～10月
原産地	北アメリカ
適温
草丈	150～300cm
花径	6～8cm

花がキクの花に似て、地中に大きな塊茎があることから名付けられた。
日本には江戸時代の文久年間に渡来したが、当時は殆ど広まらなかったとされる。明治以降に再導入され、戦時中の食料難のに見直されて各地で栽培、更にそれ以降はあまり作られていない。
塊茎にはイヌリンとの糖が含まれ、昔は加工用や飼料用、果糖、アルコールの原料などに利用されていた。花が終わる頃に地下茎がふくらみ始め、茎が枯れる頃に採集する。
食用の際は、味噌漬けや醤油漬け、粕漬けといった漬物にされる。
大量の塊茎を生産し、また種子でも繁殖するため繁茂すると非常に厄介といわれる。