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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/alcohol.html#what
あるこーる(アルコール):名詞
鎖式、脂環式炭化水素の水素原子を水酸基で置き換えた化合物の総称。メチルアルコール(メタノール)、エチルアルコール(エタノール)がその代表的な例。これらは無色、揮発しやすい液体で燃えやすく、有機物をよく溶かす。燃料・溶媒とするほか酒類や医薬の製造などに用いる。デンプン質や果実は酵母や細菌の作用でアルコール発酵をおこして酒を生じる。これを蒸留して中世にアルコールが知られた。現在はアセチレンやエチレンから工業的に合成される。また、アルコールには分子中に水酸基が二個ある二価アルコール(エチレングリコール)、三個ある三価アルコール(グリセリン)がある。
エチルアルコールの略称。
〔エチルアルコールが主成分であることから〕酒類のこと。
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/alcohol.html#etymology
アルコール【alcohol】の語源については、「al-」 がアラビア語の定冠詞であることからアラビア語に由来すると考えられている。そもそもアルコールは、12世紀にイスラム社会の錬金術の発見を大衆向けに翻訳した数々のヨーロッパの翻訳者によって、蒸留技法とともにその蒸留物のこととしてヨーロッパに紹介された。最も一般的な説として、アラビア語の「アルコホル【al-khwl】」が語源とされる。「アルコホル」とは、殺菌剤やまゆ墨に利用されたアンチモン硫化物の微細な粉体を指すのが原義であり、そこから「さらさらしている」との意味も持つ。そのうち、エタノールが水に比べてさらさらしているところから、アルコールと呼ばれるようになったと考えられている。
『Oxford English Dictionary』によると、1672年以来イギリスで言われている説としては、アンチモン硫化物は天然鉱石の輝安鉱を閉じた容器の中で昇華し精製し、このことから他の精製技法も含め、蒸留一般のことを指していうようになり、その後、蒸留物であるエチルアルコールを示す語に転化したとされる。
ただし、コーランの37:47節にある【al-ghawl】が由来との説もある。【al-ghawl】の原義は、「精霊【spirit】」や「魔人【demon】」で、「ワインの性質を与えるもの」との意味。
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