ハマナス

植物資料集（索引）

最終更新

2007-03-02T00:00:00+09:00

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• ハ行
  • ハから始まる植物

ハマナスの情報

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その他外観に関すること

• 葉は互生で奇数羽状複状葉。小葉は5〜11枚。葉の基部には葉柄に沿うように托葉がつく。
• 枝には刺が密生し、よく分岐する。
• 地下の側枝で増え、しばしば大群落を作る。
• 花後、2〜3cmの果実を作る。8〜10月に結実。平たい球形。赤熟した肉質部は食用可能。

知識

• 主に海岸の砂地や礫地に生え、観賞用に庭園にも植栽する落葉低木。現在では海岸に自生する野生のものは少なくなり、園芸用に品種改良されたものが育てられている。バラと同じ仲間。バラの品種改良に使用された原種の1つで、ハマナスを交配の親に使用した品種群を「ルゴザ系」と呼ぶ。
• ハマナシ（浜梨）の東北訛りで「ハマナス」になった説と、赤い実がトマト（赤茄子）に似ているためハマナス（浜茄子）となったとする説がある。前者が説としては有力で、浜に生え、秋に熟する赤い果実が梨の実と似ていることから。
• 根はタンニンを多く含み染料にされる。花は香料（ローズ油）の原料となる。果実はビタミンCなどの栄養価が高く、ジャムなど食用となる。
• 性質は強健だが移植に弱い。植え替えは落葉している冬の間に行う。繁殖は挿し木または種まき。
• 皇太子妃（1993年〜）雅子の「お印」の花としても知られ、皇居東御苑に植栽されている。
• 北海道の花に指定されている。

花言葉

• 見映えの良さ
• 香り豊か
• 美しい悲しみ
• 照り映える容色
• 旅の楽しさ