シルバー
シルバーの基本情報
- 最終更新
- 2010-11-23T18:00:35+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/silver.html#what
- 名称
- シルバー【Silver】
- 別名
- 銀
- 成分
- Ag
- 色
- 銀白色
- 光沢
- 金属光沢
- 蛍光
- なし
- 条痕
- メタリックグレー
- 劈開
- なし
- 断口
- 凹凸状
- 硬度
- 2.5
- 比重
- 9.6〜12
- 原産国
- モロッコ(イミテル鉱山では、自然銀のほか、銀を含有する鉱物が産出する。)、ノルウェー(コングスベルグ鉱山で、かつては美しい結晶が産出したが、1956年に閉山された。)、日本(北海道札幌市の豊羽鉱山や、岐阜県神岡町の神岡鉱山などの閃亜鉛鉱や方鉛鉱などの鉱石の空隙で見付かっている。)
シルバーに伝わる言い伝えなどその他
- 最終更新
- 2010-11-23T18:13:42+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/stone/silver.html#other
特徴
- ほかの鉱物とは結びつかない純粋な結晶の形で産出し、柔かくて加工し易く耐食性にも優れているため、古くから装飾品やアクセサリー、食器などに用いられてきた。木の枝のような形や、ねじれた紐のような形、ひげのような形で産出する。ただし、自然銀の産出量は、銀を含有する鉱物の1%に満たないため、産業用には針銀鉱など他の元素と結びついた鉱物が利用される。
- 紀元前1500年頃から採掘されている鉱物で、純銀では軟らかすぎることから、古代ギリシャ時代には、他の金属との合金にするか、金の層で表面を覆うなどされてきた。
- 結晶は、等軸晶系に属する六面体または八面体だが、滅多に見られない。
- 平に延びる性質があり、箔状に加工することができる。また、電気および熱の伝導率は、金属中で第一とされている。
- 表面を磨くと、受けた光の90%以上を反射する。
- 工業用として、消毒薬や写真のフィルム、ほかの金属と合金にしてメッキとして使われる。
- 古代七金属の一つ。
名前の由来
石の力
- 古くから、聖なる月の金属と考えられ、人の心の中を映し出すといわれる。
- 放漫をいましめ、安定とバランスをもたらすといわれる。
- 他の宝石と組み合わせることによって、その石を浄化し、力を強化すると考えられている。
- 古くから、眼に関る不調を改善する力があるとされてきた。
- 清純さや乙女らしさを象徴し、誠実さを意味する。
取り扱う上での注意
- 空気中に含まれる硫黄化合物と反応し、硫化銀ができ、表面が黒くなる。保存する際には、密閉できる容器に入れる必要がある。
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Copyright (C) 2007-2010 七鍵 key@do.ai 初版:2007年01月24日 最終更新:2010年11月23日