第32番札所 八葉山禅師峰寺
八葉山禅師峰寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s32_zenzihuzi.html#basic
- 正式名称と通称
- 八葉山求聞持院禅師峰寺(はちようざん ぜんじぶじ)/通称:峰寺
- 本尊と宗派、開基
- 十一面観世音菩薩 / 真言宗豊山派 / 行基菩薩
- 真言
- オンマカ キャロニキャ ソワカ
- 御姿
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- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第32番 八葉山 禅師峰寺 の御詠歌に
- 静かなる我がみなもとの禅師峰寺 浮かぶ心は法の早船(しずかなる わがみなもとの ぜんじぶじ うかぶこゝろは のりのはやふね)
- 所在地と電話番号
- 〒783-0085:高知県南国市十市3084(088-865-8430)
- 前札所と次札所
- 前札所:第31番札所 竹林寺(6.0km)/次札所:第33番札所 雪蹊寺(7.5km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:竹林寺→吹井橋→小松神社→トンネル→禅師峰寺
- 竹林寺から徒歩7分、土佐電鉄バスはりまや橋行:竹林寺→三つ石(4分)、土佐電鉄バス十市・ごめん行:三つ石→峰寺(20分)、下車後徒歩(0.8km)
- JR高知駅下車。はりまや橋から十市・後免行きバス40分(峰寺通下車)。徒歩15分。
- 駐車場:無料(20台:境内まですぐ)
- 宿泊
- 宿坊50人(3800円)
八葉山禅師峰寺のその他情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ
土佐湾を見下ろす峰山の山頂にあり、神亀年間に聖武天皇の勅願により行基菩薩が開墓したとされる。その後大同2年(807年)に弘法大師が来錫し、土佐の海の航海を祈願して十一面観世音菩薩を刻み、本尊としたとされる。山号は、峰山の山容が観世音の補陀洛山(理想の山)さながらで八葉の蓮台に似ていることにちなむ。また、大師が求聞持法を修した寺であることにちなみ求聞持院と名付けられた。大師作の十一面観世音菩薩は「船魂観音(ふなだまかんのん)」とも呼ばれ、土佐藩主の山内一豊を含め歴代藩主は参勤交代など浦戸湾を出帆する際には、必ずこの寺をお参りしたという。
堂塔
山麓から頂上の寺までの急な坂道を登り、仁王門へたどりつくと奇怪な岩石がある。境内からは遠く桂浜がみえ、晴れた日には遠く室戸岬や足摺岬まで望める。
仁王門
仁王門の金剛力士像二体は平安時代中期の仏師定朝(じょうちょう)の作といわれ、国の重要文化財に指定されている。
その他
行事
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その他の情報
- 寺宝には徳治3年(1308年)銘のある鐘や、永録13年(1570年)銘の鰐口などがある。
- 地元では峰山の上にあることから峰寺「みねでら」や「みねじ」などの愛称で親しまれている。
- 岩のくぼみに溜まった水が潮の干満によって水位が変わる、不思議な潮の干満岩がある。
- 本堂前の奇岩奇石の岩間には、「木枯らしに岩吹き尖る杉間かな」との芭蕉の句碑が建てられている。
- 昭和19年には俳人の萩原井泉水が訪れ、「梵音海潮音海はこんじょう鐘の鳴る」の句を残している。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日