クロム【Chromium】

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クロムの基本情報

最終更新
2007-04-26T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/cr.html#basic

クロムの一般特性

名称/記号/番号
クロム / Cr / 24
分類
遷移金属
族/周期/ブロック
6(IVA) / 4 / d
密度/硬度
7150kg・m-3 / 8.5
単体の色
銀白色

クロムの原子特性

原子量
51.9961amu
原子半径(計測値)
140(166)pm
共有結合半径
127pm
VDW半径
不明
電子配置
[Ar]3d5 4s1
電子殻
2,8,13,1
酸化数(酸化物)
2,3,4,6(両性酸化物)
結晶構造
体心立方構造

クロムの物理特性

固体(反強磁性)
融点
2180K(1907℃/3465°F)
沸点
2944K(2671℃/4840°F)
モル体積
7.23×10-3m3・mol-1
気化熱
339.5kJ・mol-1
融解熱
21.0kJ・mol-1
蒸気圧
990Pa(2180K)
音の伝わる速さ
5940m・s-1(293.15K)

その他

クラーク数
0.02%
電気陰性度
1.66(ポーリング)
比熱容量
450J・kg-1・K-1
導電率
7.74×106m・Ω
熱伝導率
93.9W・m-1・K-1
イオン化エネルギー
第1:652.9kJ・mol-1/第2:1590.6kJ・mol-1/第3:2987kJ・mol-1/第4:4743kJ・mol-1/第5:6702kJ・mol-1/第6:8744.9kJ・mol-1

クロムのその他情報

最終更新
2007-04-26T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/cr.html#basic

クロムの特徴

クロム族元素の一つ。表面はすぐさま酸化皮膜に覆われ不動態を形成するので錆びにくく、鉄のめっきによく用いられる(クロムめっき)。希塩酸、希硫酸には溶けるが、濃硝酸、王水など酸化力の強い酸には不動態をつくり反応しにくい。クロムに1%程度のマンガンを混ぜると反強磁性金属となる。

クロムの歴史

1797年にフランスのルイ=ニコラ・ヴォークランによって、シベリア産の紅鉛鉱から発見された。ヴォークランはこの翌年(1798年)ルビーが赤いこと、エメラルドが緑色であることについて、クロムが不純物として入っているためであることを発見した。

クロムの用途

その他

酸化状態によってさまざまな色を呈することから、ギリシャ語の「色(chroma)」にちなみ命名。

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当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース

Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日