プエルトリコ

プエルトリコの基本情報

最終更新

2007-04-12T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

プエルトリコ【Puerto Rico】。公式の英語表記は、Commonwealth of Puerto Rico。

首都

（サンフアン【San Juan】）

国旗

-

人種

ヨーロッパ系（スペイン人）75%、アフリカ系15%、ムラート10%

言語

スペイン語、英語（以上公用語）

宗教

カトリック85%、プロテスタント

通貨

アメリカ・ドル：US Dollar（USD）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

PRI/PR/630

人口/面積

3,897,960人/9,104平方キロメートル（鹿児島県とほぼ同じ）

国歌/国花/国鳥

La Borinquena/-/-

漢字による表記

-

時間帯

UTC -4

ccTLD

.PR

国際電話番号

1-787

プエルトリコのその他情報

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プエルトリコの地形

カリブ海、大アンティル諸島の最東端に位置し、イスパニョーラ島の東に位置する。西はモナ海峡を挟みドミニカ共和国、東のヴァージン海峡を挟みヴァージン諸島がある。中央を東西に山脈が走り、ほぼ中央にある最高峰セロデプンタ山（1338m）を始めとする1000m級の山々が連なる。南北には狭い海岸平野がある。川も多い。ビエケス島、クレブラ島、モナ島、モニート島、デセチュオ島などのプエルトリコ本島の周囲にある小島も含む。主要都市はサンフアン（州都）、バヤモン、カロリーナ、カグアス、アレシボ、ポンセ、マヤゲス。

プエルトリコの気候

年中高温の熱帯海洋性気候。降水量は地形の影響を受け、北東部では年間1800〜2000mm、南西部では400mm以下。

プエルトリコの経済

ラム酒生産、観光、製薬、農漁業などが主な収入源。かつては輸出用の商品作物として、サトウキビやコーヒーなどが栽培されていたが、現在では付加価値の高い園芸作物や国内向けの食料が生産されている。サンファンには近代的な大型港があり、東カリブ海の交通の要衝であるとともに、カリブ海クルージングの拠点ともなる。

プエルトリコの歴史

• カリブ海周辺の島々で生活していたタイノ・インディアンが先住民族。
• 1493年：クリストファー・コロンブスによる「発見」。
• 1508年：スペインから総監としてやって来たフアン・ポンセ・デ・レオンによる、プエルトリコへの本格的な入植がはじまる。
• 1655年：1670年までの間はイギリスの領土となるが、一貫してスペインの植民地。
• 1898年：米西戦争からアメリカ合衆国の領域となる。
• 1917年：島民はアメリカ国民としての市民権を得る。
• 1952年：アメリカの自由連合州として内政自治権を獲得。
• 1976年6月27日：プエルトリコのサンフアンで第2回主要先進国首脳会議（サミット）が開幕（〜28日・米英仏独伊日にカナダが加わり7か国首脳（G7）の持ち回り会議となる、国際協調確認の共同宣言を採択して閉幕）。
• 1998年：アメリカ合衆国の51番目の州昇格を巡る住民投票が行われたが否決される。

プエルトリコの文化

• 当初、プエルトリコ島は「聖ヨハネ（サン・フアン）島」と呼ばれサンフアン市街を「豊かな港（プエルト・リコ）」と呼ばれていたが、いつのまにか入れ替わってしまい、今の呼称となっている。
• プエルトリコ住民は、アメリカ合衆国のパスポートを所持し、アメリカドルを使い、米国市民としての意識も高い。しかし、島の住人の大多数はスペイン語のみしか話さない。メディアを含め日常生活ではスペイン語が使われている。そのため文化的にはスペイン語圏の中南米諸国とのつながりが非常に深い。
• 貧富の差が激しく、島民の多くは政府提供の低所得者向け団地に住む。しかし、アメリカ領土として唯一「ユニバーサル住民健康保険制度」を持ち、島民たちは無償で医療サービスを受ける事が出来る。