バルバドス

バルバドスの基本情報

最終更新

2007-04-12T00:00:00+09:00

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国・地域名（ISO 3166-1による英語名）

バルバドス【Barbados】。

首都

ブリッジタウン【Bridgetown】

国旗

人種

アフリカ系70%、混血（ムラート）20%、ヨーロッパ系3%、その他インド系等

言語

英語（公用語）

宗教

英国国教会、カトリック

通貨

バルバドス・ドル：Barbadian Dollar（BBD）

3文字国名コード/2文字国名コード/数字国名コード

BRB/BB/52

人口/面積

278,289人/431平方キロメートル（横浜市とほぼ同じ）

国歌/国花/国鳥

(バルバドスの国歌)/オーゴチョウ/-

漢字による表記

巴巴多斯

時間帯

UTC -4（DST: なし）

ccTLD

.BB

国際電話番号

1-246

バルバドスのその他情報

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バルバドスの地形

カリブ海、西インド諸島東端の小アンティル諸島の南端、ウィンドワード諸島に位置する島国。島の西側はカリブ海で、東側は果てしない大西洋が広がっている。島の全体が台地性の珊瑚礁で出来ている。島のほとんどが平坦な地形をなすが、北東部は山が海に迫り岩が多い地形で最高峰のヒラビー山（314m）に連なる。降雨はすぐに台地に吸収されるため島内に川はない。

バルバドスの気候

熱帯海洋性気候だが、北東貿易風の影響で比較的過ごしやすい。雨季は6〜11月で、降水量は海岸部で1200〜1300mm、山間部で1800mm程度。

バルバドスの経済

独立前はプランテーションでのサトウキビ栽培と、その加工品である砂糖、ラム酒の生産に特化していた。1980年代から農業の多角化、エビをはじめとする水産業、衣類や電子部品製造などを振興し大きく成長。近年石油と天然ガスの産出が始まった。観光産業も盛ん。

主要貿易品目

輸出は工業財（電気部品、化学品）、一次産品（砂糖）。輸入は機械、食料、燃料、自動車、化学品。

主要貿易相手国

輸出はアメリカ、トリニダード・トバゴ他カリブ諸国、イギリス。輸入はアメリカ、トリニダード・トバゴ他カリブ諸国、イギリス。

バルバドスの歴史

• 4世紀半ば以降：南米から来たインディオのアラワク族系のシボネイ族による移住が行われていた。
• 1500年：スペイン人がこの島に渡来。スペイン人はこの島を植民地化することはなかったが、先住民を奴隷としてイスパニョーラ島で強制労働させ、そのためバルバドス島は無人島化することとなる。
• 1620年代：イギリスの艦隊が無人化していたバルバドス島に到達。1627年にセントキッツ島から来たイギリスの開拓団により植民地化を開始。
• 1652年：イギリス直轄領。
• 1834年：奴隷制の廃止。
• 1930年代：それまでイギリス人農園主などが独占していた政治に対し、かつての奴隷の子孫からの参加要求が高まる。
• 1937年：黒人暴動が起こり、イギリス政府に結社の自由、労働組合の結成を認めさせる。
• 1938年：グラントレー・アダムスがバルバドス労働党を設立。
• 1639年：最初の自治議会が開設。
• 1951年：普通選挙制が導入される。
• 1958年：西インド連邦を結成し、周辺のカリブ海諸島のイギリス植民地と合同での独立を志向。初代首相にはアダムスが就任。
• 1961年：広範な自治権を獲得。
• 1962年：再び単独でイギリスの自治領に復帰。
• 1966年11月30日：イギリス連邦加盟国として独立を達成。
• 1966年12月9日：国連加盟。
• 1980年代：民主労働党が政権を組織。
• 1994年：総選挙でバルバドス労働党が勝利。

バルバドスの文化

• ブリッジタウン市内には、巨大な橋があり、町のシンボルになっている。
• 公用語は英語だが、バヤン語と呼ばれるバルバドスの英語も話す。
• バルバドスは「リトル・イングランド」と呼ばれるほど、歴史的にイギリスとの関係が深く、独立後も良好な関係を維持したため、他のカリブ海諸国以上にイギリスの文化的影響を受けている。
• 16世紀に建てられたセント・ジョンズ教会にコンスタンティン王国のラストエンペラーの墓がある事で知られている。
• イギリス連邦加盟国。
• カリブ共同体（CARICOM）加盟国。
• 旧西インド連邦構成国及び地域の1つ。