ATMアダプテーション【ATM Adaptation】

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ATMアダプテーション とは

最終更新
2005-07-24T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/control/atmadap.html#atpadaptation

ATMネットワークはマルチメディア通信志向ネットワークと言われています。ただ、マルチメディア通信と一言で言いましても、音声通信、画像通信、データ通信などそれぞれに適切なサービス品質を維持するための条件は様々です。ATMネットワークの技術では要求されるQoSを分類し、それぞれのQoSクラスについてデータをセルに乗せる方法を用意しています。これをATMアダプテーションと呼び、AAL【ATM Adaptation Layer】と言う機能層で実行します。

ATMアダプテーションの区分
クラス0ベストエフォートサービス
クラス1固定ビット速度送受信間のタイミング調整必要固定速度
符号化映像
音声通信
AAL1
クラス2可変ビット速度送受信間のタイミング調整必要可変速度
符号化映像
AAL2
クラス3CO型可変ビット速度送受信間のタイミング調整不要データ通信AAL3,AAL5
クラス4CL型可変ビット速度送受信間のタイミング調整不要データ通信AAL4,AAL5

AALは更にCS【Convergence Sub-layer】とSAR【Segmentation And Reassembly Sub-layer】の2階層構造となっています。CSトレイラの中身はシーケンス番号CRC符号、PDUは階層化したプロトコルの各階層におけるパケットのことを指します。更に、CSサブレイヤーのパッドは、上位レイヤから渡されたデータが48オクテットに満たない場合にパディングとして使われます。

ATMADAP-01

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Copyright (C) 2005 七鍵 key@do.ai 初版:2005年07月23日 最終更新:2005年07月24日