ルドベキア

この記事のURI参照: https://www.7key.jp/data/vegetation/menu_r/rudbeckia.html#menu

ルドベキア

ルドベキアの情報

この記事のURI参照: https://www.7key.jp/data/vegetation/menu_r/rudbeckia.html#what

ルドベキアとは、キク科オオハンゴンソウ属に属する植物の総称。

一般名	ルドベキア
学名	Rudbeckia cvs.
科名と属名、園芸分類	キク科オオハンゴンソウ属の宿根草、春（秋）播き一・二年草
英語名	rudbeckia / coneflower
別名	グロリオサデージー、コーンフラワー、アラゲハンゴンソウ（荒毛反魂草）、ハンゴンソウ（判言草/反魂草）、オオハンゴンソウ（大判言草/大反魂草）、ハナガサギク（花笠菊）、マツガサギク（松笠菊）
花の情報	頂部に頭状花を開花。外周の舌状花は橙黄色、管状花は褐色で球形をなす。10枚ほどの花弁をややまばらにつけ、中心部は盛り上がり、花弁はやや下を向く。
開花時期	7～10月
原産地	北アメリカ
適温
草丈	30～80cm
花径	8～10cm

北アメリカに約30種が分布し、観賞用とされるルドベキアは多年草または一年草。日本には明治時代中期に渡来。
学名でもある「ルドベキア」は、スウェーデンの植物学者ルドベックにちなむ。
戦前に観賞用として導入されたオオハンゴンソウ（大判言草：R. laciniata）は、円錐状または球形の管状花からやや下向きの放射状に多数の黄色い舌状花が広がる。名前は、全ての人民に公平である判事の言葉にちなんで付けられ、裁判官のバッジの印に使われている。ただし、オオハンゴンソウは特定外来生物に指定され、栽培は原則禁止とされる。
グロリオサ・デージー【Gloriosa daisy】と呼ばれるのは、1990年代から多く栽培されるようになった矮性種で、和名は「キヌガサギク」（衣笠菊）。ヒルタ種（R. hirta）の改良種。草丈は40～50cm。本来は多年草だが耐寒性一年草として扱われている。全体に梳毛があり、開花期が長い。花径は5cmくらいで多花性である。1958年にはオランダ王立園芸協会賞を受賞。
アメリカ合衆国のメリーランド州の州花。